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黒猫日和♪  作者: ねこぱんちw
13/16

森へ行こう♪

無事?今年も誕生日を迎えました。

今年も安定?のぼっちですw

それでは本編スタート!

ネロです。

季節はすっかり初夏。

新緑煌く森へとやって来た私たち。

何をしに来たかって?

それはもちろんアレ(・・)です!


「さあ、今年も行きますよ!」

何処へってツッコミは無用にお願いします・・・

「は~い!」

「「「にゃにゃ!!!」」」

「「「はい!マスター!!」」」

クロエと黒猫メイド隊の面々は即答です♪

「あの・・・お嬢様、説明を・・・」

シアはこのノリについて来れないみたいです。

珍しいわね、いつもならこっち側なのに・・・

「シア、初夏のBBQへと出発するので用意して頂戴!」

「はい、ただちに!」

いそいそと準備をするシア。

「あの~BBQって何かしら~?」

そこからですか、ファウダーさん・・・

「お肉や野菜を鉄板で焼いてみんなでわいわいしながら食べる料理です。みんなで食べると美味しいですよ♪」

しっかり説明する私。

「美味しそうねぇ~すぐ行きましょ~♪」

ファウダーさんのテンションアップです♪


さて、無事?ファウダーさんへの説明も終わり、改良型ウルフローダーに搭乗し目指すは南の森。

黒猫メイド隊は全員ホバーブーツを装着し、大地を滑るようについて来ます。

道行く人たちの視線が点になっているのはお約束?

暗黒竜(ガルシス)大戦の影響で一時、死の森と化したこの森も数年に渡る私と精霊樹様の浄化活動で元の姿を取り戻しつつあります。

おっと森の入り口ではすでにお待ちかねだったみたい♪

「ちこく~」

「おそい~」

「はらへり~」

安定のチャンリンシャン・・・

そしてその保護者担当の熊さん。

「遅かったなお嬢、こっちは騒がしくて大変だったぞ・・・」

熊さんごめんなさい、引率お疲れ様です・・・

「さて、BBQの前にちょっと寄り道しましょ。」

「と・こ・ろ・で何でアスワドちゃんはずっと静かなのかしら~?」

「(ギクリ)」

動揺して目が泳いでいるアスワド。

「あぁ、それはね、この森を死の森へと変えたのがアスワドだからばつが悪いのよ。」

「ちょ・・・シーですにゃ!ソレばらしちゃダメにゃ!」

必死に内緒にしてアピールをするアスワド。

時既に遅し・・・

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!

音をたてファウダーの第三の目が開眼する。

辺りを包み込む圧倒的竜気!

「ア・ス・ワ・ドちゃん、あとでOHANASHIがあります~。い・い・で・す・ね~!」

「イエスマム!」

直立不動で敬礼するアスワド。

まあ、自業自得よね・・・


やって来ましたハニービーの巣♪

「こんにちは~、その後巣の復旧はどうかしら?」

「ヒメサマオヒサシブリデゴザイマス。ウルスサマガオチカラヲカシテクダサッタノデナニゴトモナクヘイオンナヒビヲスゴシテオリマス。」

うん?ウルス様?

「え・・・っとウルス様って誰?」

私の疑問に答えてくれたのは意外な人物?でした。

「ゴホン!俺だ!」

熊さんに集中する視線。

「「「熊さんそんな名前だったの(ですか)!?」」」

だってねぇ・・・

「熊さんが名前だと思ってました。」

「私も・・・」

私、クロエ、シアの3人からのツッコミに呆れ顔の熊さん。

「おい・・・今更かよ・・・ったく、もういい・・・熊さんで・・・」

悟りを開いたような顔の熊さん。

色々とごめんなさい・・・


アレ(・・)分けてもらえるかしら?」

「ハイ、コチラデヨロシイデスカ?」

事前に用意していたのか、ガラス瓶入りの蜂蜜を私の前に差し出してくる女王蜂。

あぁ、懐かしき黄金色の蜂蜜♪

「ありがとう♪何か困ったことがあったらいつでも言ってね。私も力になります!」

この蜂蜜(ハニークイーン)のためなら!

「ハイ、ソノトキハオネガイイタシマス。」

深々と頭を下げる女王蜂。

もう二度とあんな悲劇は起させませんよ!

決意を新たにする私でした。


「それではBBQの場所へ移動しましょう!」

「「はい!」」

「「「にゃにゃ!」」」

「はらへった~」

「はやくいこ~」

「とぶのつかれた~」

「わたしもおなかすきました~」

欠食児童増員です・・・

早く何か食べさせなきゃです!


やって来ましたいつもの川辺のBBQポイント!

「では、黒猫メイド隊1班はかまど作り。2班はシアと一緒に調理補助。3班と4班は索敵をしつつ薪集めをお願いします!それでは作業開始!」

「「「にゃにゃ!」」」

「2班の方々はこちらへ。お皿を並べてくださいませ。」

「「「にゃにゃ!」」」

うんうん、シアも行動開始です。

「俺はいつも通りでいいのか?」

熊さんも心得たものです♪

ツーカーですね!

「えぇ、いつも通り魚の捕獲をお願いします。アスワドとファウダーさんは熊さんが捕獲した魚を回収して持ってきて下さい。働かざる者食うべからずです!」

「了解にゃ!」

「はい~」

チョンチョンと私をつつくいたずらっこが数匹・・・

「たんけんしてくる~」

「しょくざいさがし~」

「おなかへらし~」

そう宣言して森へと消えていくチャンリンシャン・・・

私、手伝えって言いませんでしたっけ?


さて、私も料理開始しましょう!

「クロエ、私が野菜と肉を切るので食材を串に刺してもらえますか?」

「はい!何でも言ってください!お手伝いします!」

みんなでのBBQが楽しいのか、クロエもやる気満々です♪

おっと、先程の蜂蜜があるのでホットケーキの準備もしなきゃです。

材料を切り終わったので、串通しはクロエにお任せ♪

私はホットケーキの生地作りです。

甘い物は別腹らしいですからね!

これでスイーツもバッチリ♪

「「「にゃ!」」」

かまど作り担当の1班からかまど完成の報告です。

あとは薪ですね!


「「「にゃっにゃっにゃっ!」」」

「「「にゃにゃにゃ~にゃっ!」」」

薪を持って3班と4班が戻って来ました。

「おかえり!それじゃあみんな、始めましょう!」

「待ってました!腹減ってしょうがないぜ!」

ゴクリとつばを飲み込む熊さん。

「はやく~」

「じゅ~じゅ~しよ~」

「もうペコペコ~」

「はやくにゃ!まちきれないにゃ!」

「おなかすきました~」

あぁ、欠食児童さん増殖しました・・・

ではでは火を点けて焼き始めましょう!


辺りに立ち込めるいい匂い♪

うんうん、お肉と野菜がいい感じに焼けてきたみたいです。

「さあ、ドンドン焼いていくから熱いうちに食べ始めて!シア、熊さんが採って来た魚を持って来て!」

「はい、かしこまりました!」

「待ってましたぁ!食うぞぉ!」

「たべるぞ~お~」

「「お~」」

「たべるにゃ!」

「食べましょ~♪」

さあさあ、わたしは急いで調理しなきゃです!

欠食児童が暴れちゃいます!

「次!魚焼けました!」

あぁ忙しい・・・


鉄板を掃除してからホットケーキ作りに入ります。

「それではホットケーキ作ります!お腹は大丈夫?」

「もちろんだ!」

「あまいものはべつばら~」

「まだまだいける~」

「どんとこいなの~」

「食べますにゃ!」

「あらあら~あまいものまであるのね~♪」

うんうん、スイーツの用意をして正解です・・・


「ふぅぅ食った食った、満腹だ・・・」

「しあわせ~」

「しふく~」

「ここがてんごく~」

仰向けでゴロゴロする聖獣たち・・・

本当に聖獣?って疑問がわくのは私だけ?

「幸せな時間でした~♪」

「美味かったにゃ!」

ファウダーさんも大満足みたい。

「はいはい、片付けして帰るまでがBBQですからね!休憩が終わったら片付けを手伝ってください!」

「おう!」

「「「はい~」」」

「了解にゃ」

「はい~」

BBQのあとのゴミのポイ捨て禁止です。

しっかり片付けて帰りましょ♪


熊さんたちとは森の入り口でお別れし、私たちは我が家へと帰還です。

「またなー!」

「またまた~」

「つぎもおいしいものを~」

「きたいしてる~」

「はいはい、またね!」

本当に食いしん坊さんしかいません・・・


我が家へと帰って来たわけですが・・・

「さて、アスワドちゃん、行きましょうねぇ~」

第三の目をしっかりと開いたファウダーさんがにこやかにアスワドを猫の国へと引き摺って行きます。

「ちょ・・・待って欲しいにゃ!弁護士を・・・へるぷみーにゃぁぁぁ!」

縋るような視線を私たちに向けるアスワド。

サッと視線を逸らす私たち。

うん、強く生きておくれ!

「薄情者ーーーーーーーーーーーーー・・・」

こうして初夏のBBQは無事?に終了しました。


後日、ルティアに泣きながら怒られました・・・

「何で南の森まで来たのに私を誘ってくださらないのですか!私だってBBQに参加したかったです!仲間外れだなんてあんまりですぅぅ!」

必死に宥める私の姿があったとさ・・・トホホ・・・


基本、不定期更新です。

ご意見・ご感想・誤字報告等お待ちしております。

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