表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

〜ハートレスラブ無しコメディ〜 【女医 四之腹佐乃 哀の病院日誌】

【女医 四之腹佐乃 哀の病院日誌】 #2 小学生に気遣われる小児科医佐乃ちゃん


【小学生に気遣われてる女医 佐乃ちゃん‥】



ここは小学校の体育館。

この日、小児科医 四之腹佐乃は小学生に予防接種の応援のために訪問していた。

佐乃の他にも医師が揃い、小学生たちは列を作って順番を待っているのだが、佐乃の前には誰も並ばない。明らかに小学生たちは佐乃を避けているようだ。

それはある意味正しい。

一応白衣は着ているものの、化粧というよりはドギツいメイク顔でボサボサの長髪。目のあたりが特にキツイ女パンクロッカーの様ないでたちの佐乃は小学生にはちょっと刺激が強いようだ。

ましてや、予防接種。あんまり痛そうじゃない、安心できそうな先生に駐車して欲しい、というちびっこ心が強く働いても無理はない。


そんな中、クラスに中でもちょっと気ぃ遣い〜の女の子たち3人が佐乃を遠巻きにしながら右往左往していた。


「ねえ、あの人のところ誰も並んでないじゃん。なんかかわいそうだよ。あたしら並んであげようよ」

「えー、でもなんか怖そうじゃない? ちょっとやだ」

「大丈夫だよきっと。見た目が変なだけだって。大したことないよ」


女の子グループが固まりながら、佐乃に小さく声かけた。


「あの、センセイ‥‥‥」


足組んで腕組みしてそっぽ向いていた佐乃が重い腰を上げた。


「ん? そっか、じゃあやるか〜」


イスから立ち上がり、んん〜、と背伸びすると、白衣の前がはだけ、下から血だらけのタンクトップが覗いた。

ホントに怖い人じゃん! この日誰も注射を受けに来なかった。

小児科医なのに自ら子供を寄せ付けない佐乃であった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ