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2.異世界へ

前の話で、途中で、神様がルンルンになったのは、自分たちでどうにかできる能力を希望されたからです。正直、できないことだったらどうしようかなと思ってました。




主人公の名前、まだ、茉莉さんのままでいきます。

最初に茉莉の意識が浮上したとき、周りにたくさん人がいた。

西洋人のように肌の色が白い。顔の彫りは、東洋人と比べて深い。(西洋人よりは深くない。)

髪の色は、暗色から、無理やり脱色しないと出ないような薄い色まであった。


そして、その人々は、茉莉の目から見ると、異様に大きかった。

彼らが話している言葉に耳を済ませてみると……


「!#&‘(’(‘(#(“」

「(‘%&%&$“#$?」


何を言っているか分からなかった。




茉莉はさらに状況を読み取るため、体が動くかどうか確認してみた。


……動く。とりあえず、感覚はある。

でも、動かしやすいとは言い難い。


ベッドで寝ているようなので、転がるように体の向きを横にしてみる。

すると、茉莉の目線の先にはガラスがあり、その向こうには薄青の色の目の赤ちゃんがいた。その青でも水色でもない不思議な色合いの目がこちらをじっと見ていた。


茉莉は赤ちゃんに手を振ってみた。

同じように、赤ちゃんも手を振った。


茉莉は、赤ちゃんに向かってニコっと笑いかけてみた。

同じように、赤ちゃんもニコっと笑った。



いくらなんでも、この赤ちゃん、動きが良すぎないかなと茉莉はおもった。

反応時間が短すぎる。ほぼ同時に反応が返ってくる。


……まさか。あれは鏡に映った自分?


首が動かないので、手を持ち上げてみる。

そこには、ぷにぷにの赤ちゃんの手があった。


茉莉は赤ちゃんが自分だということに気がついた。


あの自称植物が神と言っていた、『異世界に転生させる』というのは、本当だったらしい。




11月23日 改訂しました。

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