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第二話 同志…天使と悪魔を見る


私だ…アリスだ。

私は召還された。

前回読んでくれた諸君なら分かるだろう…

私を召還をした人物を許さないと言ったな…

あれは…嘘だ…

まず今の状況を話そうか…

私は今…パジャマ姿を知らない人に見られている。

しかも…どれも16歳ぐらい。

私の前には、召喚主である16歳の銀髪少女が居た。

すなわち…私(100歳超のおばさんでパジャマ姿)を見ている若々しい男女の視線が心を抉る。

否…召還される前の世界はかなり緩くてこのような格好をしても何も言われないしどちらかというと普通だった。

だか…今は違う。

私は召還され…異世界に来ている。

異世界は私が居た世界とは何もかもが全く違う世界。

何故私がこんな冷静に考えていられるのかを疑問に思っているだろう…

理由はただ一つ。

こんな恥ずかしい格好を見られるのが恥ずかしいからだ…

だって…私が転生する前でパジャマ姿で外にいるということははっきり言ってニ-トじゃん(泣)…誰がなんと言おうとニ-トじゃん(大事なことなので二回言いました)

私が現実逃避をしていると、金髪で豪華な服をした男性が高らかな声でこう言った。

男性「見ろ!こいつが召還したのはただの弱そうな魔族でしかもボロボロの服を着ている!あいつは腐っても辺境貴族なのにだ!笑えるだろ!」

弱そう…ボロボロの服…よろしい…KO☆RO☆SU☆ZO♡

私は満面の笑みの殺意マシマシでその男に向かおうとしたが前に私を召喚した銀髪少女が立ちはだかった。

銀髪少女「ごめんなさい...突然知らない場所に来て混乱していると思います…ですが今は私と契約をして欲しいです…お願いします」

銀髪少女は半泣き状態で私にそう言ってきた。

私は考えた。

この銀髪少女…身長はかなりやや小柄約160センチ。

ちなみに私は170センチだ。

この少女…肌が美しい程に白い…

どちらかと言うと…好みの少女である。

だが…私は決してやましい気持ちなどない。

私「ちなみにだが…契約とはどのような物なのか?」

私は銀髪少女を鋭い目付きで見ておりそう問いかけた。

銀髪少女「はい!契約は主とその契約獣の信頼の証で…特に制約はないですけど…出来れば契約して欲しいです…」

私「何故…契約が必要なの?」

銀髪少女「それは…この学園では貴族と平民が通っているのですけど…貴族は一般的に召還すると強い魔族や魔獣、獣人など色んな種族が召喚されます…その召喚された種族の強さでこれからの学園生活が決まったと言ってもいいです。この学園は権力や立場、召喚された種族の強さが一番なので…」

私(要するに…この銀髪少女は辺境貴族で立場が弱かったのに召還で如何にも弱そうな魔族である私が出てきてしまい…要するに…なんだ…分かったようで分からないような…)

銀髪少女は如何にも泣きそうになっているが…私はこの世界の事を考えるのを止めて銀髪少女の事を考えていた。

前世では、この銀髪少女みたいな幼女…ではなく可憐な美しい少女が好みでありその好みは金輪際続くと確信している。

もし、この銀髪少女と契約すれば…信頼の証として24時間365日合法的に…なんだ…ここは天国か…

よし…これ以上考えると危険な人物になってしまう。

私「よし…契約だ…私の名前はアリス…よろしく」

銀髪少女「ありがとうございます!アリスさん…私の名前はエミリア…よろしくねっ!」

こうして...私とエミリアは契約した。

私はこれから素晴らしい日々が送れると確信しています。

そういえば…私が召喚された時にエミリアさんの目付きが鋭くなった…ような?

その後…エミリアからこの世界の事を詳しく聞いた。

簡潔に言うと…

1この学園には貴族や他の国の王族、平民が通っている。

2かなり偉い立場の貴族は平民を下に見ている

3この学園がある国はエルドリア皇国。

4学園は貴族を優遇し平民は酷い扱いを受けている

そして、時間は夜7時。

私は何と…エミリアの部屋にいる。

部屋は、かなりいい匂いがしている。

年頃の少女の部屋…

私(ヤバイ…やましいことはないのに凄くドキドキしている…)

そこにエミリアがやって来…た…何あれ?

エミリアが引きずってきたのは…私が召喚されてきて弱そうな魔族やボロボロの服を着ていると侮辱していた金髪で豪華な服を着ていた男性だった。

エミリア…さん…如何にもどこかの国の王族なのに何をしてるの?

てか…エミリアさんの目付きが飢えた獣みたいな目になっているのですけど…

落ち着けって私…ただエミリアが王族みたいな人物を飢えた獣みたいな目で引きずっているだけ…落ち着ける訳がない。

私はエミリアさんに何をするのかを聞いた。

エミリア「喰べるだけだよ…何かあるの?」

エミリアの言葉に私の背中に電撃が走った。

しかも…エミリアさんは昼とは逆にどこか不気味になっている。

私は…エミリアさんを可憐な美しい少女だと思っていたのにまさかの猛獣だったとは…

私(まぁ…それでも私はエミリアさんに仕え…て…)

私はエミリアの方を見ると…エミリアさんには耳と尻尾が生えていた。

あれは…人狼?

人狼と言えば前の世界では人狼部隊があった。

人狼は体力や身体能力、そして攻撃力とどれもかなり高かった。

その持ち前の能力を活かす為に国境沿いの駐屯基地に多くの部隊が配置されていた。

そう考えながら再びエミリアの方を見るとエミリアは男性の腕を食べていた。

男性はほぼ骨だけになっていた。

私は強く思った。

思っていた異世界生活とは全く違うし…エミリアは何なの…帰りたい… きっと…これは多様性?だ。

そうだ…ポジティブに考えよう。

「バキッ…ベチャッ…」

エミリアの食事?の音が部屋中に響くなか…私は思い描いていた異世界生活が食事の音と同様に壊れる音がしているのを感じた。


そして…食事中のエミリアと目があった。


エミリア「アリスは美味しいの?」


あ…まって私これ死んだ?

小ネタ エミリアの食事


エミリアは手慣れた様子で解体している。


私(手慣れた様子…絶対前にも人を喰っている…)


バキッ…ベチャッ…ブシャッ


私は一体何を見せられているのか…まさか…私もあんな風に…

それはそれで嬉し…くないな…多分…

流石に召喚された私を喰べることはないでしょ…(フラグ)

それにしても...エミリアは美味しそうに喰べている

あの男性は人間だけど私は魔族…喰べないでしょ…(フラグ2)


読んでくれてありがとうございます。

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