エピローグ
ねぇ、偶然ってあると思う?
わたしはないと思う。
全ては引き寄せられて
抗うことの出来ない必然。
ねぇ、運命ってあると思う?
わたしはあると思う。
心が惹かれる。
言葉が紡がれる。
その先は……
ふたりだけが知っている。
甘くて、苦しくて
まぶしくて
――それでもわたしは
空を見上げて咲いていたい。
あなたと並んで咲いていた
あのヒマワリのように。
あなたはずっと歌ってて。
ーーーーーーー
ファム!ファム!ファム!
歓声が聞こえる。
ステージの幕が開ける。
スポットライトを見上げて
まぶしい光を浴びる。
――それでも俺は
歌い続けるよ。
目の前の君に向けて。
俺は歌う。
キミはずっと咲いていて。
―――――――――
melt into me
信じてる 誰よりも 強く
キミの全部 僕が ひとり占めして
どこまでも 深く 沈んでみたい
それでもキミは 前を向いて
溺れる僕を 見つめてる
“早く出ておいで?”
どうして ここまで 困らせて
どうして こんなに 甘くして
苦しくてもいい
僕はここでキミといたい
僕はキミがすきでいたい
とけて とかして Melt into me
境目なんてなくしてしまおう
キミの声は聞こえてるけど
キミの光がまぶしすぎる
愛してる なんてこと すぐには
言葉にできない はずだったのに
何度でも 言わせて ”愛してる”
それでもキミは 振り向いて
笑顔で僕を 見つめてる
“わたしも好きだよ?”
どうして ここまで 深くして
こんなに 熱くて 心地良い
そばにいてよ
僕はここでキミが欲しい
キミはここで僕が欲しい?
触れて とろけて 抱きしめて
ふたりの距離は近づくのに
キミの姿は見えているけど
キミの光でまぶしすぎる
I won’t just say it. I’ll show you.
Let me give you a kiss — no words.
“全部あげる”
I want all of you.
I want to feel you.
見せて 心も 欲しいんだ
涙も甘えも強がりさえも
キミのぬくもり感じてるけど
キミの光を求めている
とけて とかして melt into me
境目なんてなくしてしまおう
キミの声は聞こえてるけど
キミの光がまぶしすぎる
キミの光がまぶしすぎる