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炭都物語 ランダム  作者: 大牟田炭都物語
2/22

18歳で上京した僕

大牟田から18歳で上京した。

養父は、何のコネもないぼくのために奔走してくれた。同郷の大学講師に頭を下げ、紹介されたのが、上石神井の下宿だった。大学講師の下宿と近かった。四畳半一間の和室で二階には老婦人が住んでいた。窓の外に広がるのは、思い描いていた東京ではなかった。


だが、養父は知らなかったのだ。そこが新宿まで電車で一時間以上もかかる場所だとは。


ぼくが、いだいていた都会での暮らしがない。

なぜ住んでいた大牟田より田舎か?


一週間も経たないうちに、ぼくは無断で都心に引っ越した。新宿での暮らしが楽しくて

講師が激怒していることを忘れていた。家賃は払い済みだった。

養父はぼくには何も言わなかった。


新しい住まいは、目白の和敬塾付近だった。ここはノルウェイの森。

都会とは思えない場所だが早稲田大学まで徒歩で10分。新宿もちょっと無理をすれば歩ける。


春樹さんと遭遇していただろう。彼は8年も早稲田大学にいたから。貧乏な歌の「神田川」のような暮らしは嫌いで洋間でできたばかりの洋間。畳ではなくフローリング。壁は白く、天井が高かった。ぼくはそこで、ベッドと椅子と丸テーブルを購入した。刹那的かもしれないが、いま都会でお洒落な暮らしがしたかった。それでバイトを探した。ピアノの弾き語りの仕事だ。



街に出れば、どこからでもロックが聞こえてきた。店に入ると音が全身に飛び込んでくる。ジミ・ヘンドリックスがギターを燃やし、ディープ・パープルが叫び、時代が音楽と一緒に走っていた。


ここが、ぼくの東京の始まりだった。


---

以下は題材のみ 


部屋の描写や価値観の表現、さらに人間関係などを深めたい場合はお知らせください。続きを書きますか?



特に六本木は 大牟田と真逆で 21時から キャンティ いまは新宿駅のそば 大牟田 どこ?  新宿フーテンがいない いしだあゆみ最初 上石神井 悪いことをした

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