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第7話 ノーマルエンド
パスカルは、出口を探して研究所の奥に辿り着いた。
そこには倒れたミレイとノトがいた。
ミレイの背中にはナイフの傷が、ノトの背中には銃の痕跡があった。
ノトの方がより部屋の奥に倒れていた。
パスカルは、そこである本をみつける。
その本は過去を書き換えられる本だった。
何でも一つ、歴史を変えられる。
パスカルは、この研究所に入らないように歴史を変えようと思った。
しかし、直前で思いとどまってしまう。
悩んだパスカルは、結局姉との再会を望んでしまった。
書き換わった過去で、旅をしているパスカルは旅人であるミレイとであった。
ミレイが持っていた機械のナビゲートシステム。
そこにパスカルの姉はいた。