我、ギルド登録す!
どうも彩翔です~。今気分がいいです!パソコン開いたら感想が!感想があるっていいね!
今回はギルド回です。由真は何ランクになるのか?想像しながら読んだら面白い(?)かも。
誤字がありましたらコメントお願いします。では本文お楽しみください。
※8/28 最後の文を変更と会話の前と後に間を入れました
「ここがギルドか~」
ギルドに行くまでの道が分からずにいろいろな人に聞いているうちに結構な時間が経ってしまっていた。だがそんなことはギルドに着いたことで興奮が高まり忘れてしまうほど由真はワクワクしていた。小さい頃にファンタジー小説での冒険者という存在に憧れていたのでそれは必然と言えるだろう。男なら1度は冒険者に憧れたのではないだろうか?
ギルドに入ってみるとドアの音に気付いた冒険者らしき怖い顔のおじさん達がそれはもう怖い顔で由真を睨んでいた。
由真はそんな中受付のお姉さんのもとへと足を運んだ。
「こんにちは。依頼でしょうか?」
「いえ、冒険者の登録をしに来ました」
由真が受付のお姉さんの質問に答えると周りから笑い声が聞こえた。
「はっはっはっは。冒険者登録だってよ!こんな小っちゃくてひょろっとした奴がよ!」
「はっはっは!僕ちゃんおうちに帰ってママとお寝んねでもしてな」
先ほどまで睨んできていた冒険者の厳つい顔の人たちが大声を出しながら笑っていた。
「貴方達静かにしてください。今はこちらの方が話をしているのですよ」
「なんだよ、ステラちゃ~ん。そんなガキよりも俺たちの相手をしてくれよ!もちろん夜の相手もな!」
「うるさいですよ。貴方達みたいな人の相手は嫌です」
「ははっ!言われちゃったぜ、はっはっ!」
受付のお姉さん...ステラさんはそう言って冒険者の方々が僕に何か言ってこないようにしてくれた。
「ありがとうございます」
「いえいえ、あの方々は最近新規の冒険者をあのようにいびっているんですよ。ギルドとしても注意はしているのですけど、すみませんね嫌な思いをさせてしまって」
「いえ大丈夫ですよ。すみませんが登録をお願いしたいのですが」
「すみません、14歳以下は登録できないのですが、歳はお幾つですか?」
「15です」
「えっ!15歳だったのですか、てっきり10歳ぐらいだと。....では大丈夫
ですね。少しお待ちください」
ステラさんはそう言うとカウンターの裏に行った。数分すると白い色のプレートを持って来た。
「説明は要りますか?」
「お願いします」
「わかりました。まずこのプレートで初期のランクを測ります。ランクは初めがFで青そこからEの赤、Dの黄色、Cの緑色、Bの茶色、Aの銅色、Sの銀色、SSの金色,SSSの黒色となっています。ランクの1つ上までのクエストまでしか受けることができません。ランクが上がるにはポイントが必要になり、1クエストで2ポイントとなっており、難しければ難しいほどポイントが上がります。Fランク用クエストはすべて2ポイントでそれ以外はクエストによって貰うことのできるポイントが変わります。ランクの昇級につきましてはFからEまでは20ポイント、EからDまでは60ポイント、DからCまでは100ポイント、CからBまでは160ポイント、BからAまでは160ポイント、AからSまでは100ポイントとAランクの最高クエストを10個、SからSSまでは100ポイントとSランクの最高クエストを10個、SSからSSSまでは100ポイントとSSランクの最高クエスト10個そして偉業を成し遂げることが条件となりランクが上がるごとにポイントは半分となります。クエストを失敗または放棄しますと2ポイント引かれポイントが0以下となりますと降級となります。SSSになると引かれることはない代わりに緊急クエスト時に最前線で戦わなければいけません。ここまでがランク説明です。冒険者の説明ですが冒険者は緊急時以外は特に何をしてもかまいませんが私闘は禁止されています。そして緊急時には緊急クエストを受けなければいけません。A以上は必ず受けなければいけないのですがB以下は個人にお任せしています。死者はあまり出したくはないので。以上がギルド説明です」
「ありがとうございます。質問いいですか?」
「はい、かまいませんよ」
「ではA以上は何人いるのでしょうか?」
「はい、今までSSSは出ていませんがこの国ではSSは3人、Sは7人、Aは40人です」
「緊急クエストはその人数で足りるのでしょうか?」
「大丈夫だと思いますよ。S以上は物凄い強さですから、特に初期がSの人なんかはSに上ってきた人よりも大分強いですから」
「そうですか、ありがとうございます」
「いえいえ、ではもう質問はよろしいですか?」
「はい」
「では冒険者登を行いますのでこの紙に記入をお願いします。代筆は必要ですか?」
「いえかまいません」
ギルドに来るまでに看板などを見てみたがすべて日本語と同じだったが呼び方はルイナ語だそうだ。
紙には名前、魔法適性、歳、称号という項目があったので
名前 ユーマ・ホシノ
魔法適性 火、水、風、土、闇、聖、無
歳 15
称号 異世界人
と書いた。
ステラさんに渡すと
「嘘などはやめてくださいね。時々嘘をつく人がいますからね。魔法適性がすべてあるというのは本当ですか?」
「はいあります」
「わかりました。とりあえず魔法適性は調べますね。ギルドの決まりですから。ではこの水晶に手をかざしてください」
言われたと通りに水晶に手をかざすと水晶に7色の強い光が浮かび上がった。
「す、すごい本当に全属性に適性がある..異世界人というだけでも珍しいのに..」
ステラさんは物凄く驚ろいていた。
「で、では次にこのプレートに触れてください」
ステラさんが手をプルプル震わせながらプレートを渡してきた。プレートに触れるとプレートが真っ黒に染まってしまった。するとステラさんは「ちょっと一緒に来てください」と言って僕の手を引っ張り僕はカウンター裏の廊下の一番奥に連れて行かれてしまった。ステラさんが扉をトントントンと3回ノックをして失礼しますと僕を連れて入った、そこには筋肉がモリモリのおじさんがいた。ステラさんがそのおじさんに何かを話した後おじさんが
「お前さんがSSSランクになったって言う人物か?すまんが故障かもしれんからもう一回測らせてもらえるか?」
そう言ってもう一回測ることになったが結果は先ほどと同じだった。
「お前さんは本当にSSSランクなんだな。いやぁ~SSSランクは初めて見たぜ、それも初めからなんて、お前さんはユーマだったっけ?俺はこのギルドのギルドマスターのシーバ・フォーレット、一応SSランクだ。これからよろしくな!」
「よろしくお願いします。ギルドマスターだったのですね」
「みえねぇか?」
「いえ、お強いのだと思いましたがギルドマスターがいるとは知りませんでしたので」
「はっはっは!まぁいいさだがお前さんには王城に行って貰わなくちゃぁなあねぇ。SS以上になるには王の許可が必要なんだ」
「わかりました。それはいつごろ出発になりますか?」
「あぁ、明日の朝ぐらいだな。ところでお前さん宿はどこだ?」
「まだ決めていません。どこかいい場所はありますか?」
「はいはいはいはい!私知ってますよ!」
ギルドマスターと話している間静かに立っていたステラさんが話に入ってきた
「じゃぁステラユーマを宿に連れて行ってやれ。この後は休みでいいから」
「はいわかりました!行きましょう!ユーマさん!」
そう言ってステラさんは僕の手を引っ張っていった
「気を付けてなぁ~」
ギルドマスターにぺこりとお辞儀をして僕とステラさんはギルドを後にした。
仲間が出ると言ったな......あれは嘘だ!
テンプレ?なにそれおいしいの?
テンプレは次回の次回!
すみません書いていたら長くなってしまったので仲間は次の次に
次は紹介となりますのであしからず。
できるだけ早く本文の続きを書きますので気長に待ちください!
ではまた次回!