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じゃれあい

作者: 高岩 唯丑

超短編!

 鏡に写った自分の体を見てため息をつく。

「胸小さいなぁ、大きくならないかなぁ」

 そこに田中さんが通りかかった。

「どうした? 自分の姿に見とれてる?」

 田中さんはいたずらっぽく笑って言った。

「違います! 胸が小さいなって」

「じゃあチェックしてあげようじゃないか」

「え?!」

 田中さんはそう言うと背後から脇の下に手を通して胸を揉んでくる。

「ちょっ何してるんですか!」

「チェックだよ、チェック、いい柔らかさだ、誇っていいよ」

「あ……ありがとうございます」

 さすがに変な気分になりつつお礼を言う。それを聞いた田中さんは揉むのをやめて言った。

「元気出して!」

 その時、アナウンスが鳴り響いた。

「ボディビル大会、男性の部・・・・出場者は集合してください」

 俺は出場のために準備を整えつつ、田中さんに言った。

「柔らかい筋肉がいいって言いますけど見るだけのボディビルじゃ伝わらないですよね」

「ふっまだまだ甘いね」

イヤミスどうでしたか?!

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