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友達の彼女の告白を断ったら、お断り屋にスカウトされました!  作者: なつのさんち


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トップ3の邂逅

ちょっと長いです。

 中間発表会が終わり、場所を自宅へと移して紗雪(さゆ)とイチャイチャの続きをしていると、俺のスマホが着信を告げた。

 さゆの唇を塞ぎながら目でディスプレイを確認すると、何とそこには道子(みちこ)さんの名前が。


「ごめん、ちょっと出ないとマズいかも」


「はぁ……、分かった」


 自室のベッドから身を起こし、スマホを耳に当てる。


「もしもし」


紗丹(さたん)君、迷惑掛ける事になるかも知れないから先に謝っておくわ』


 ひぃっ!? めっちゃ冷たい声で意味の分からない事を言われた。背中に冷たいものがゾクゾクッと走る。


「道子さん、詳しく言ってくれないと何が何だか分かりませんよ!?」


『二ノ宮派に売られた喧嘩、きっちり言い値で買ってやろうと思ってね。

 出来るだけ目立たないようにと思ってたけど今回ばかりは自重してらんないのよね』


 二ノ宮派? あぁ、さっき中間発表で1位になった二ノ宮さんを推しているお客様(アクトレス)の事か。

 と言う事は、道子さんは……?


「つかぬ事をお伺いしますが、道子さんは……」


「ちょっ、希瑠(きる)紗丹(さたん)派に決まってんでしょ!? いらない事聞いて怒らせるパターンとか必要ないからね!!」


 さゆが小声で怒鳴る。器用な奴だな。

 それにしても希瑠派ね、俺を推してくれている人達の集まりだと考えていいんだろうか。


『若いコらを集めて一斉に紗丹君に票が入るよう手配するわ。これはあくまで私がしたい事だから、紗丹君が気にする事じゃないよ。電話したのは、私の躾けが行き届いてないコも中にはいるからさ。そのコらが店に迷惑を掛けるかも知れないから、先に謝っておくよ。

 何かあったら私に連絡してくれればいいからね』


 若いコとやらにアクトレス登録させて、プレイをさせた上で俺に投票するようにさせると。

 うーん、決してルール違反とは言えないんだけど、どうしても越えてはいけない一線のような気がしてならないんだが。

 とりあえずは新規顧客が増えるのはいい事なんだけどなぁ……。


「分かりました。プレイヤー一同、素敵なアクトレスデビューをして頂けるようお待ち申し上げております」


『ふっ、そう言ってもらえると助かるよ。

 その言葉に免じて、隣にいる女の事は聞かないでおいてあげる』


 それだけ言って道子さんは電話を切った。決して悪い事をしているつもりはない。

 ないんだけど、どうしても道子さん相手となると背筋がピンと伸びて居心地が悪くなってしまう。


「何だって?」


 おっと、ボーッとしていた。さゆが心配そうに俺の顔を覗き込んで聞いて来る。


「うん、俺に投票させる為に若いコ達をアクトレスデビューさせるらしい。ちょっと店の雰囲気が悪くなるかも知れないから、何かあったら連絡くれって」


「雰囲気が悪くなる……? あー、道子さんとこの、若いコら、ね?

 う~ん、一応あたしから各部署に連絡しておくわ」


 そう言ってさゆが立ち上がり、リビングにあるスペックスと内線で繋がっている電話機に向かおうと俺の自室の扉を開けたところ……。


 Prrrrrrrr!! Prrrrrrrr!!


「はいはい、今内線掛けようと思ってたところよ、ちょっと待って」


 さゆが小走りで電話機に向かって行った。何となぁく嫌な予感がしたので俺も着いて行く事に。


「はいもしもし紗雪っ……、ええっ!? 分かった、とりあえず2人で向かうわ!」


 はい何が起こったんでしょうかっと。


優希(ゆうき)、大変! 新規アクトレスが大勢押し寄せて早くプレイさせろって!! 今待機してるプレイヤーでは間に合わないらしいの。優希も早く戻れって。

 中間発表会終わったんだからプレイヤーカウンターにいてくれないと困るって牡丹(ぼたん)ちゃんが泣いてたよ」


 泣いてたよ、じゃないだろ。お前も共犯だっての。


「あ~、そんな目で見て。もう、お預け食らったからイライラしてんでしょ。

 しょうがないなぁ、時間がないから……」


「いやそんなんじゃないから。バカな事言ってないでホラ行くぞ」


 お前がお預け食らって悶えてんじゃねぇかとさゆの頭にチョップを食らわせ、そのままスペックスのプレイヤーカウンターへと向かう。

 エレベーターに乗り込み、まだくっ付いてくるさゆをいなしながら到着すると、プレイヤーも受付嬢も右往左往の大騒ぎだった。


「さすがにこれだけの人数は捌き切れないですよ!」


「総選挙中だしアクトレスランクの低い方でも高ランクプレイヤーとマッチング出来るんだから、単純にプレイヤー人数を確保して回転させて行けば何とかなるでしょ!」


青葉(あおば)さんがガシャから排出、すぐにプレイルームへ向かって下さい! 体育館フロアです!!」


「はいはい今行くよ~!!」


「プレイ終了報告をしていないプレイヤーは速やかにカウンターまでお越し下さい!

 そこ、突っ立ってないで早く!!」


「この場はみんなで乗り切るわよ! 今日出勤してくれてるプレイヤーには臨時報酬を出します!!」


「「「「「うおぉぉぉぉぉ~~~~~!!!!!」」」」」


 瑠璃(るり)の一声により一気にフロアの士気が高まった。ラッキーとばかりに両腕を上げて喜んでいるプレイヤー達を、恨めしそうな顔で受付嬢が対応している。


「頑張ってくれてる受付嬢にも臨時報酬を出そう」


「「「「「きゃぁぁぁぁぁ~~~~~~!!!!!」」」」」


「きゃぁ~~~っ……、ハッ!! 紗丹さん、早くこちらへ!!!」


 あれ? 俺良い事言ったハズなんだけど、受付嬢の1人に怒鳴りながら呼ばれてしまった。まぁ当然俺もアクトレスへの対応をしなきゃならないわな、そりゃ。


 カウンターで手続きをしていると、誰かが俺の肩を叩いた。

 瑠璃か? それとも牡丹? 振り向くとそこにはさっきモニターで見た写真の人物が。


「何か用ですか? 二ノ宮さん」


「何か用かじゃないだろ! お前二ノ宮さんにちゃんと挨拶したのか? あぁ!?」


 いや、俺は二ノ宮さんに肩を叩かれたから、何か用かなと思っただけなんだが。何で取り巻きの下っ端っぽい人に怒られてるんだろ。


「おい、1位の二ノ宮と2位の紗丹さんがやり合ってるぞ!」


「ホントだ、やっぱりお互い意識してんだな」


 いやいや、俺は何も張り合ってないし、二ノ宮さんも一言も発してないぞ。ただ取り巻きがわーわー言ってるだけで。ってか二ノ宮さんともフロアで何回かすれ違ったくらいしか面識ないしな。 

 ま、自己紹介くらいしておくか。


「ご挨拶が遅れてすみません、希瑠紗丹と申します。よろしくお願い致します」


 頭を下げて挨拶すると、ギャラリーと化したプレイヤー達ががやがやし出す。


「紗丹さんが二ノ宮に頭下げたぞ!!」


 いや、俺だけさん付けって変じゃないか? 二ノ宮さん確か俺より3つか4つくらい年上だろ?

 もしかして俺が経営に関わってるって知ってるプレイヤー達はさん付けで、その他知らないプレイヤー達は呼び捨てにしてるとかか?

 まぁどうでもいいんだけど。


 あ、ギャラリーをかき分けて信弥(しんや)さんがやって来た。プレイが終わったんだろう。


「やぁお2人とも。僕達が一生懸命アクトレスのお相手をしてるってのに、こんなところで内輪揉めかい?

 やっぱり中間発表の1位と2位となると違うものなんだねぇ」


 うっわ皮肉! キャラじゃないな信弥さん。それだけ疲れてるって事なんだろか。

 いや、これは……、二ノ宮さんの反応を待ってるのか? そう言えば二ノ宮さん、さっきから一言も喋ってねぇな。


亀西(かめにし)君、さっさとプレイの報告をして来たらどうだ?

 二ノ宮さんは今こいつと話をしているところだ」


 いやだからさっきから何も喋ってないじゃんこの人。ずっと涼しげな表情でほほ笑んでるだけだろ。何考えてんだか分からんわ。

 ずいぶん余裕がありそうな雰囲気だけど。これだけ取り巻きがいて気が大きくなってんのか?


 信弥さんは突っ掛かって来る取り巻きを気にもせず、俺に耳打ちをする。


「この人達は勝手に二ノ宮君に付きまとってるだけ」


 ん? そうなのか?

 取り巻きではなく、二ノ宮さんが巻き込まれてるだけって事なんだろか。そんな事ってあるんだろか。

 そんな事を考えていると、ようやく本人が口を開いた。


「紗丹君、ちょっと君に話があるんだ」


 話がある、か。上から目線なのは別にいいけど、今の状況分かってるんだろうか。

 押し寄せるアクトレスの対応でてんてこ舞いの最中なんだぞ。取り巻きと共に俺を囲んでボコろうって展開か?


 案の定、取り巻き達が「ついに二ノ宮さんが紗丹をシめるつもりだ」とか「きっちり分からせてやらないとな」と意気込んでいる。

 さすがに殴られるのは嫌なので、俺が経営者である事を告げて圧力で潰してしまおうか。


「君達は次のプレイを受けておいてくれ。僕達もすぐにアクトレスのお相手に戻るから」


 どうやら二ノ宮さんは俺と2人だけで話をしたいらしい。少し離れた所で様子を伺っていた瑠璃を見ると、小さく頷いている。

 この場を離れても良さそうなので、二ノ宮さんの申し出を受ける事にした。暴力に訴えるつもりなら、今このタイミングで仕掛けて来ないだろうし、本当に話だけで終わりそうだ。

 円満解決かどうかは別として。


 取り巻き達は「すげぇ、紗丹を瞬殺するって宣言したぞ……」と訳の分からない事を言って興奮してる。楽しそうで何より。


「亀西君も付き合ってもらえると嬉しいんだけど」


「僕もかい? ん~、あぁ、いいみたいだね。じゃあ行こうか」


 口々に二ノ宮さんに声を掛ける取り巻き達を置き去りにして、俺達はフロア内にある応接室へと入った。

 応接室の扉を閉め、3人だけになると突然二ノ宮さんが俺達に頭を下げる。


「ご、ごめんなさい! あの人達やたら僕を立ててくれるんだけど、ホントは僕あんなキャラじゃないんです!! 許して下さい……」


 えぇ……、総選挙で現在1位のプレイヤーが調子に乗って下位のプレイヤーをいびるみたいな展開になんのかと思ったら、何ともまぁ……。囃し立てられて担がれて、降りるに降りれなくなった人だったらしい。


「いいよ、僕も紗丹もそんな事を気にするタイプじゃない」


「僕も別にいいですよ、囃し立てられて迷惑するっていうの、何となく気持ち分かりますから」


 囃し立てられた末に訳分からん事になった人物を知ってるからな。まぁ自分の事なんですけど。


「うぅ……、ありがとう。それで、お2人にお願いがあるんです!

 僕と、仲良くしてくれませんか!!?」


「あ、ごめん。俺そんな趣味ないんだ」


「いやいやそういう意味じゃなくって!!」


 しまった、つい反射的にお断りしてしまった。そういう意味じゃないって、どういう意味だろう。


「普通に友達として、プレイヤー仲間として仲良くしてほしいんだ。信弥君が青葉君や紗丹君と一緒によく遊んでるってのを聞いて、いいなぁって思って……。

 僕の周りに人達はさ、僕をこういう人だろうって決めつけてしか見てくれなくって。だからその求められたキャラを演じる事で応えようと思ってたんだけど、最近になって本来の自分と全然違うキャラになってしまった事に気付いたんだ。

 もうしんどいんだよ、ニヒルに笑ってて何考えてるか分からないようなキャラ設定はしんどいんだ……」


 なるほど、求められている事に対して応え続けている間に、本来の自分とあまりにも乖離してしまってどうしようもなくなってしまったという事か。

 プレイヤー業としては天性の才があるかも知れないが、実生活でもそれを強いられていたら苦痛でしかなかっただろうな。

 うん、一歩間違えていれば、俺はこの人のようになっていたに違いない。他人事とはとても思えんな。出来るものならば何とかしてあげたいけど。


「事情は分かったけど、何で今このタイミングでカミングアウトしたんですか?」


 別に今じゃなくても良かったはずだ。新規アクトレスの来店ラッシュでスペックス全体が混乱している今、それを俺に伝えたのには理由があるのだろうか。


「実は、この総選挙で絶対に僕を1位にするんだって聞かなくてね。自分達がマッチングしたアクトレスに対してかなり強引に二ノ宮に票を入れろって毎回言ってるみたいなんだ」


 自分に、ではなく二ノ宮さんに投票するようアクトレスに働き掛けてるって事か。

 何で本人ではなく二ノ宮さんに票を集中させたがるんだろうか。党体制でもあるまいし。


「あぁ、自分達1人1人に分散するよりも一番人気も実力もある二ノ宮君に票を集めたかったんじゃない?

 そうすれば自分達のグループが、ハイプレイヤー総選挙で1位になった人が中心のグループだっていう箔が付くみたいな、そんな動機なんじゃないかな」


 なるほど、信弥さんが言う通りかも知れない。人が集まれば派閥が出来て、その派閥を大きく力ある派閥にしたいと思っての行動なのかも知れないけど。

 しかしそもそもその派閥同士敵対しても何の得にもならないんだけど、そこらへんは分かっているんだろうか。


 もしかして、スペックスの中で大きな顔をしたかっただけなんだろうか。



 とりあえず俺達はお互いに敵意がない事を確認し合い、プレイヤー同士仲良くやって行こうという事で落ち着いた。

 そして次の問題、取り巻き達をどう諌めるかについては先送り。俺と潤一さんは仲がいい、という姿を見せておけば自称二ノ宮派閥は自然に瓦解(がかい)するだろう、という信弥さんの意見。

 今はそれで様子を見ようという事で落ち着いた。



 何だかんだ時間が掛かってしまった。俺達3人は仲良く肩を並べてプレイヤーカウンターへ戻ると、また何やら問題が発生したらしい。

 受付嬢達がインカムでぎゃーぎゃーと喚いている。


「ゆう、大変なの! どうしたらいいのかお姉ちゃん分かんないよぉ!!」


 牡丹が人前でお姉ちゃんモードになってしまうくらい大変な状況である事が分かった。

 いつもと全く雰囲気が違う牡丹を見て、潤一さんが目を剥いて驚いている。


「牡丹、とりあえず落ち着いて状況を説明して。ほら、ここ店の中だから」


 抱き着いて来た牡丹の背中をポンポンと撫でていると、しばらくして落ち着いたのか、詳しい状況を説明してくれた。


 端的に言うと、原因は自称二ノ宮派閥のプレイヤー。俺をシめに行った潤一さんを見送り、俺達もこのままではいられねぇとばかりに勢い込んでプレイに臨み、そしてアクトレスに潤一さんへ投票するように強要したと。


 で、ここで何がマズかったかと言うと、新規アクトレスのほぼ全員が道子さんの息が掛かった若いコ達。プレイが目的ではなく最初から紗丹()に投票するという目的のみでスペックスへ来ている為、二ノ宮派閥の人達がしつこく二ノ宮へ投票しろと言うのが気に障ったんだろう。

 そしてさらにマズいのが、新規アクトレスだからと多くの若いコが喫茶ルームに集められた。個室ではなく喫茶店中で聞こえる二ノ宮にのみやと話すプレイヤー。

 最初は俺に、ひいては道子さんに迷惑が掛からないようにと大人しくしていた若いコ達だが、あまりにしつこく二ノ宮ニノミヤにのみやと言い続けられた為についに切れてしまった。


 プレイヤーにアイスコーヒーをぶっ掛ける事でお断りする若いコ。

 テーブルの下で思いっ切りプレイヤーの脛を蹴り上げてお断りする若いコ。

 テーブルの上を乗り越えてプレイヤーの胸倉を掴んでお断りする若いコ。

 そんなに二ノ宮に入れてほしいならそいつ呼んで来いよと二ノ宮コールを始める若いコ達。


 喫茶ルームは現在阿鼻叫喚の地獄絵図になっているらしい。

 お断り屋のプレイヤーがアクトレスにお断りされるって、まだそのサービス始めてないんだけど。

 困るんだよなぁ、何の準備もなくサービス提供されても責任取れないよ?


「バカな事言ってないで何とかしてよ!!」


 そうは言っても紗雪よ、俺にどうしろって言うんだ。


「まぁそこは何とかしようじゃないか。

 ほら、ここに中間発表のトップ3が揃ってるんだ。いくら二ノ宮君に投票するよう誘導されてたとはいえ、実力は十分トップ3に値すると僕は思ってるよ」


「え? トップ3揃ってんの?

 あ、信弥さんが3位だったのか。ちゃんと発表見てなかったから今知ったわ」


「はぁ……、何でそんなに余裕があるんだ。本当に君は、何者なんだい?」 


 あ~、懐かしいね、そのセリフ。


「何者でもないよ。俺はプレイヤー、希瑠紗丹だ。

 さぁ、トップ3の俺達の実力でちゃちゃっとアクトレス達にお断りをお見舞いしてやろうぜっ!!」


「か、カッケぇ……」


 いやいやいや、そこはツッコむ所ですからね、潤一さん。



 などという緩い雰囲気のまま喫茶ルームに到着した俺達が目にしたのは、プレイヤーも若いコ達も床に正座させて怒鳴り散らしている道子さんの背中だった。

 あの背中に何が潜んでいるのかを知っている俺と信弥さんは、そっとその場で正座したのだった。


「え、何で君達まで正座するんだ?」


「いいから潤一さんも早く正座して!!」


「アンタが二ノ宮かぁ~~~!!」


「ほっら早くっ!!!」



 本域の道子さんを目の前にして、トップ3である俺達はただただ頭を下げるだけなのだった……。

 そして、この日を境に二ノ宮派閥は瓦解した。





誤字修正致しました。

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