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2 油断は大敵?

短い話が続いてすいません!

あと、ブックマークしてくださった方ありがとうございます!

シャルミラがクソ女神と分かったあと、陣はある洞窟の前にいた。

「まぁーとりあえずここでいいかなー」

陣は今晩泊まる場所を探していたのだ。

「火がないのは仕方がないが雨風を防げるだけよしとするか」

そんなことをいいながら陣は洞窟の中に入っていった。中に入るとそこにはとても大きな空間が広がっていた。

「これは洞窟といえるのかなー。それにしても火がないのはきついなー。全然みえねーわ」

すると頭の中にピコンという音が響いた。あぁ、クソ女神からのクソメールじゃないか。シャルミラことクソ女神からのメールはステータス画面に届くようになっている。おれはステータスを開くき、メールを開くと



『今、目の前が見えずにうずくまっている子猫ちゃん!そんな君に《生活魔法》をさずけよう!

《生活魔法》は名前の通り普段の生活に基づく魔法だ!攻撃力は決して高く無いですが、飲み水を出したり、小さな灯火を出したり出来るぞ!

とても有能なスキルだぞ!こんなスキルをさずけてあげる神様のどこがクソなんですかねー?』


前半はとても、役に立つ内容だったが、後半はたんなる文句書いてるだけじゃねーかよ。クソ女神はクソ女神。それに変わりはないな。

そんなことをおもっているとステータス画面がいきなり光の玉が飛び出してきた。

「な!?いきなりなんだ!?」

その飛び出してきた光の玉は俺の中に入っていった。

それとどうき同時に陣の頭の中に《生活魔法》を手に入れた!!という声が響き渡った。

ん? この声クソ女神じゃねーかよ!?アイツ何してんだよ!?いけない。いけない。ひとまず、落ち着こう。とりあえず火の確保だ。なにを言えばいいんだ。頭に浮かんだこの呪文を言えばいいのか?

「我に火の加護をあたえ我を導きたまえ《小さな灯火》」

陣はオドオドしつつも呪文をいいおえると、目の前に野球ボール程度の大きさの火の玉が浮かび上がり、それと同時に何かが体から抜けていく感じるがした。

「これが魔法か。便利だな。この体からぬけていったのが魔力なんだろうな」

火の玉のおかげで視界を得た陣はそのまま周囲確認しだした

「ほんとに広いだけでなんもないな」

陣はそんなことをいいながら、今日はもうねむることを決めた。手頃な岩にもたれかかり、火の玉を消し、眠りにつこうとする。しかし

「寝れない!!」

今日1日の相当な疲れがあるはずなのに、興奮がそれを上回り眠りにつくことを拒んでいる。

「はぁー、仕方ない。他のスキルを確認するか」

陣はもう1度《小さな灯火》を使い明かりをつけた。今、陣が持っているスキルは固有スキルもあわせて、5つ。生活魔法はもう分かっているのでこれはいい。そして、HP自動回復とMP自動回復はその名の通り自動でHPとMP回復するというスキルだと思う。どれくらいの時間にどのくらい回復するかは不透明だが、それは生活していれば分かってくるだろう。

「あと、分からないのは不屈とダンジョンメイカーだけか」

といっても、どーすれば分かるのだろうか。とりあえず、ステータスを呼び出して《不屈》と念じてみた。すると


不屈:精神力が強くなる。また、ピンチの時にいつもより力がだせる


という説明がステータス画面にあらわれた。ほぉーなかなか使えるスキルじゃないか。それに分からないことは念じればいいんだな。陣は次に《ダンジョンメイカー》と念じてみた。


ダンジョンメイカー:土魔法の上位魔法。ダンジョン作ることが出来る。レアスキル。ダンジョン以外にも簡易の建物など作ることが出来る。


お、ダンジョンメイカーは土魔法の上位魔法なのか。それに建物が作れるとは、なんて便利なんだ!神はおれを見放していなかった!早速、ダンジョンメイカーを使おうとすると

『スキル《ダンジョンメイカー》を確認。ただちに最奥へ案内します』

「え?」

気づけば陣の足元に落とし穴があらわれ、陣はそのままおちていった。そして、陣のいなくなった空間に、陣の悲痛な叫び声だけがその空間に残ったのであった。


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