記憶は短時間で!
学習心理学の理論から、歴史の記憶術を説明します。
人間には、大きく分けて2種類の記憶があります。
それは…
短期記憶と長期記憶です!
短期記憶とはその名の通り、すぐに忘れてしまう記憶です。
人間は、自然に耳や目に入って来たものは記憶します。その時に、まずは短期記憶のキャパシティに入れられるのです。
短期記憶には限度があります。
人間は5文字から9文字までなら、耳で聞いてすぐに答えられるみたいです。
それを7±2チャンクと言います。
そしてその記憶は、脳が必要なしと判断すれば、速攻で忘れます!
必要だと思えば、長期記憶に変わるのです。
では、どうすれば?
繰り返し聞くことです!
しかも、短時間に!
長期記憶は、長い間忘れない記憶です。
長期記憶には限度はありません。無限に覚えることができます。
ドラえもんの四次元ポケットです。
はい、長期記憶に持っていくためには、短時間で繰り返し聞かなければいけない。
歴史の教科書を1日3ページくらい覚えようとしていたら、20ページくらい行ったら絶対に忘れています!
覚えている人をたまに見ますが、それは頭がめちゃくちゃいい人です。
1日、速読で10ページくらい、一つ区切りのいいところまで読みましょう!
1日でそれを10分で5回くらい繰り返してみましょう。
覚えたと思える日まで続けると上出来です。
繰り返して長期記憶にするんです。
他の教科もそうですね。
漢字なら1日で短時間で100字くらい何度も眺める!とか…
良さそうと思えば、試してみてね!
一番大事なのは、短時間で繰り返す。
次からは歴史についてちゃんと語りますから…