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第十章 リベンジ3

オリジナル:http://blogs.yahoo.co.jp/kome125

ペンションを跡に、言われた通り道を北に向かった。



舗装されていない並木道を、一人歩む利奈。



心地よい風が木々を揺らすと、さらさら音を立てて揺れていた。



利奈は今解き放たれる、真実を胸に教会に向かった。



真っ直ぐな並木道は、情緒漂う軽井沢の、象徴的な風景であった。



しばらく歩くと、小さな門に教会の名前が記されていた。



そこの門を開けて、建物の扉を開けて中に入ると、



誰もいない静かな佇まいの教会であった。



周りには大勢が座れる椅子が置かれ、天井にはステンドグラスが輝いていた。



利奈は前方の教壇を目指して、歩いていた。



教壇の前で利奈は、跪き十字を切り指を組んでいた。



すると奥から、年齢は二十歳位のシスターが現れた。



シスターは利奈を見て、「迷える魂を預けに来ましたね」と、



答えると利奈は素直に、「はい、その通りです」と、呟いた。



シスターは徐に利奈の額に、シスターの額を着けて語りだした。



シスター、「あなたは、生まれ変わって来たのですね」と、告げられると、



指を組みながら、利奈は驚いて、「どう言う事ですか」と、尋ねると、



シスターは、「あなたは復刻して来たのです。



二十歳の時に、この世から性を失い、その時この世の強い復刻を望み、



聖母の世界に旅立った。



そして今、復刻の時が訪れた様です。



あなたの記憶の、結界を解いてあげます」と、言うとシスターは、



利奈の額から離れて、利奈の目の前で腕を輪にして、



それをそっと大きく広げると、広げた所が白く光った。



その瞬間だった、利奈のフラッシュバックは急に、カラー映像に変わり、



人々の顔がはっきりと、見える様になった。



声も聞こえて来て、そういつも出てくる、フラッシュバックの男性は、



若き日の近藤であった。



急に常にばらばらに出てくる、白黒のフラッシュバックが、



近藤と出会った時から、頭の中で再生されて行った。



暴走族の総長であった近藤が、バイクに跨り繋ぎの服装で、



利奈の友達二人と会っていた。



すると利奈は、そっとその友達と落ち合い、



利奈は、近藤を見て恐ろしくて、目を合わせなかった。



するとサングラスをしていた、若き日の近藤がサングラスを外すと、



利奈に問いかけた、「名前は」と、聞かれると、



恐々利奈は、「せいな、猪原 聖菜と答えていた」。



すると近藤は、「へー、変わった名前だけど、



綺麗なニュアンスだな」と、笑っていた。



隣の友人そう、彰子が笑いながら、「この子臆病だから、あまり脅かさないでよ」と、



近藤に問いかけると、近藤はふざけてバイクを吹かした。



聖菜は怖くなり、彰子の腕に抱きついた。



それを見た近藤が、ふざけ笑いで聖菜を見ていた。



聖菜は近藤を酷く怖がり、その場から立ち去った。



明くる日、聖菜は近くのスーパーで、買い物をしに出掛けると、



昨日の近藤がリーゼントで、やはり繋ぎを着て、パンを買っていた。



目を合わせない様に、そっと近藤の前を通り過ぎると、



近藤に声を掛けられてしまった。


この物語はフィクションであり、登場する人物、建物などは実際には存在しません。

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