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迷宮社会より地上社会の方が癖強なんだが!?  作者: ユキ サワネ
一章 迷宮育ちの行商冒険者
16/56

十六話 燻製

恐る恐る書いては修正して投稿して読み返して

修正して!

素人丸出しの十六話!

どうぞ最後までお付き合い下さい。

 ジャノスに転移してきた時、そこはギルドの建屋前の広場だった。


 行き交う冒険者や商人など大勢の衆目が晒される中、グロリア達が心待ちにしていたのか、慌てて建屋から飛び出してきた。


 ユイカやマニはともかく珍しくダスコダも一緒だ。


 周囲は何事かと言った雰囲気だが、荷車横に正座している30名を目にすると、それが近頃、巷を騒がせていた野盗達であることに気付き、その筆頭がかつて星8ルビー【鉄塊屋】と呼ばれた男の姿に、男を知る者は皆、方々に触れ回った。


 そう、その男こそ永らくファスト国内の各地で数々の悪事を働きお尋ね者として国中に手配書が撒かれていた張本人だ。


 ユイカもその事実に王都に連絡しているのか物凄い慌てっぷりだ。


 ギルド職員も手伝い王宮守護騎士団の面々が野盗達を軍部施設に移送する中、ダスコダが礼を言ってきたが、今回の功績は5人にあると伝えると、彼等を眺めつつも平静を装っている彼にほっこりとした淡い感情が芽生えてるのだが恐らくそれをクルブルも感じ取ったのだろう。


 僅かな気配を察知した時に見る瞳孔の動きがそれだ。


 ダスコダの気配は家族や親友に向ける感情とは別で、その感覚に似た経験は俺にもあって理解できる。


 そして、クルブルもまた僅かな気配を察知されまいと平静を装い、堅い握手を交わしている。


 二人とも素直に喜べば良いものを… …


 だが、それが二人の間柄で最善の選択だと言うことなのだろう。


 それから俺は、疲弊仕切っているクルブル以外をザバンに預けて、ダスコダやグロリア達とギルド長執務室に向かった。


 報告書作成にあたり、俺とクルブルは事の詳細を報告しながら、回収した強奪品を全てその場に提出した。


 幸い、事前情報通りの品々は確認できたがその他に関係者の名が記された帳簿や文書、報酬で得たであろう金貨や宝物も見受けられ、そのあたりは今後どう扱うか王宮とギルドとダスコダが話し合って決まる運びとなった。


 そして、今回の件で明るみになったのは主犯はダスコダの読み通りに王都の一部の貴族達。


 そこから繋がる騎士や冒険者や商人の名までご丁寧に残されていて寧ろ罠なのかとさえ思えたが、作戦決行直前に王宮から来ていた、以前より事の重大さを鑑みていた王都宰相、ガルバザとダスコダの独自の情報網の合点が一致した。


 無論、その辺の話は俺は聞き耳たてる程度で、あまり面倒事に顔を突っ込みたくは無い。


 ここに宰相ガルバザを始めとした王宮守護騎士団(ゲニウスハーツ)の代表のユイカや冒険者代表としてマニ、ギルド代表グロリア、貴族代表ダスコダによる叛逆者達の粛清対応が協議される。


 ガルバザは信頼の置ける臣下と王に報告を兼ねて会議の決定事項を伝えるとし、すぐに王都へ転移、ユイカは迷宮内に来ている事件の関係者を拘束、マニは冒険者や商人を、グロリアは幸い管轄内職員は抵触して居なかった為、都市内で眼を光らせる役目となり、ダスコダは数人の関係貴族を都市内で把握しているのでその対応をする形で話は決着した。


 地上世界というのは、里と違い師達の話通り、面倒極まりなく、癖のある世界だとこの時初めて俺は納得した。


 夕暮れが差し掛かる頃、俺とクルブルはダスコダに呼ばれ彼の屋敷に赴くと、聞いていた報酬より多くの報酬を受け取った。


 特にクルブル達には彼なりの最大の賞賛と今後の期待が盛り込まれていて、その空間の気配に俺も嬉しくなった。


 彼らにしか分かり得ない想いがそこにはあったのだ。


 言葉は不要。


 その一言に尽きる。


 そうこうしているとザバンがダスコダの補佐、切れ長の眼に、数割増すであろうシンプルな眼鏡をかけた如何にも有能人財感を醸し出すシエラに連れられてクルブルと入れ替わる様に合流した。


 俺の報酬の話ついでにダスコダは儲け話を持ち掛けてきて、琴線を擽って来た。


 契約書に目を通して、なるほど。


 王都へ行くまでの暇を持て余させてくれないようだ。


 しかも、条件が良すぎて思わず涎を垂らしてしまう。


 まぁ、一部思う所もあるが、そこは、仕方ないのだろう、俺にも負目がある。


 この数日でこの男の特徴は把握したつもりだし、なんとも底が見えない。


 ここは一丁、迷いなく誘いを受けてやろう。


 ザバンはすっかり呆れ顔をしているが、彼も彼なりにダスコダから色々恩恵があるみたいだし、良いんじゃないか、誰も損はしていない… …気はする。




 翌日から俺は、朝から闘技場に入り浸り、トップクラスやチャンプクラスの相手をしている。


 初日はジャノスに滞在している冒険者達が相手だったが二日目以降はダスコダが地上から連れてきた冒険者や噂を聞きつけ急遽都市にやってきた冒険者達の相手をする。


 ふむふむ、確かにどれも少しは骨がある。


 だが、里の警備隊ほどでは無い。


 里と地上では『星格』に関しては開きがあるように見受けられる。


 だが、先日の5人のように星格が低くても潜在的な魅力を感じさせる者もいる事は理解している。


 ここ数日、丸一日とは言わずともかなりの数を相手にしていて感じた事だが、地上の冒険者はどうにも、星格に頼り切りな一面が目立つ。


 そんなに、星格が価値ある物なのか?


 闘技場内や都市内でその節を強く感じる… …。


 もっと、常に心を磨いていなければその真価は意味を持たないと思うのだが。


 それに、心を磨いている相手なら此方も全力までとは言わないが、それなりに力を出せる。


 王都の輩たちにはどいつもこいつもヒリつく切磋を感じない。


 … …暇だ。


 これで、あの報酬は見合わないな。俺が貰いすぎだ。


 俺に対して挑戦者や観衆は満足気にしていてどうにも俺と温度差があるし、ダスコダも気付いているようだ。 


 まぁ、だからこそのダスコダからのせめてもの贈り物と言う事にしておくか… …。


 特に先程の星10トパーの剣士にはガッカリだ。


 王都四星の頂点に君臨する冒険団団長らしいが、対戦前、大口を叩いてきたから相当期待したのに、あれならバックスやクルブルと対峙する方が余程楽しいだろうなと思える程歯応えがなかったものな。


 名はたしか… …。


 忘れた。


 基本的に精進せずにかまけている輩はあまり好きじゃ無い。


 それは、里で一番思うところだったからだ。


 あの剣士はあっさり負けた癖に捨て台詞も比類なき残念なものだった。


 あんなのが王都の冒険団頂点とか拍子抜けで、自ずとマニもそうなのだろうか?と要らぬ勘ぐりをしてしまう。


 そう、今日のラインナップでマニの名を見かけた。


 俺がマスタークラスになるまでは、この闘技場(アリーナ)の歴代最速チャンプらしかった。


 確かにマニから発する気配は初対面の時から一目置くほど愉快な気持ちになったのだ。


 他の冒険者でもちらほら骨がある程度で、それなりに気配を感じさせる者も居るが、マニはその中でも、頭一つ、いや、二つほど群を抜いている。


 彼女は前日に控え室までわざわざ顔を見せにきたかと思えば、おもっきし上から目線での宣戦布告にそれだけ己の境地に自負しているのだろうと感じつつも心の奥底に確かな興奮を覚えた。


 それは、実に心地良いものだった。


 あの時の眼は確かに言うほどの気配を感じたし、その感覚はこれまでの冒険者とは一線を画す。


 間違いなく今日、彼女はマスタークラスに挑戦に来るだろう。


 来てもらわないと困る!


 そう言うわけで、彼女の試合を観ているのだが、これが中々に面白い。


 獣人族らしい速さは特筆すべきだ。


 あの領域の俊敏さは里でもそう居ない。


 あぁ、疼く… …。


 確かな高揚感がある。


 「マニ選手圧倒的!!ここも難なく勝ち抜きです!!」


 実況の声に観衆も盛大に賑わい、その熱気はここ数日抜群に一番だ。


 その後、やはり彼女は他を寄せ付けない活躍ぶりで、あっさりとマスタークラス挑戦権を得た。


 

 「約束通り来たぜ、大将!この時を楽しみにしててずっと疼いてんだ。」


 「よし。なら、楽しもう!」


 試合の火蓋が切られるとマニは身体強化を発動し、強襲してきた。


 恐らく、全身全霊の魔力を速さに振ったのだろう。


 実に闘い甲斐がある。


 闘技場の巨大映像魔石には、遅延魔法が組み込まれていて鍔迫り合い時の瞬間がより鮮明に再生される。


 その激闘の一幕を繰り抜いたシーンはこの数日で場内は疎か都市内でも話題沸騰とダスコダは言っていた。


 なら、ほんのりと力を魅せて、契約通り盛り上げでやろう。


 歴代最速昇級者と元最速昇級者の興行として!


 「どうした?マニ。攻撃が当たってないぞ?」


 「へっ、まだ本気じゃねーよ。アンタさ、ダスコダのおっさんから頼まれてんだろ?」


 流石の嗅覚だと感心すると同時にそれが本心であると感じるが故に俺も激しく高揚する。


 実に良い気配だ。


 彼女は俺との差を正しく認識しているのは疑う余地は無く、それでもその眼は燦然としている。


 やがて高みに辿り着く強者の眼だ。


 その類の眼は知っている。


 飽くなき渇望の中に微睡む嫉妬や強い羨望を上手く漂わせている。


 本気で彼女は俺に勝つ気でいる。


 そうだ。その姿勢や輝きこそが、何人も揺るがせられない冒険者の証にして、『真強者(マスター)』へと至れる片道切符なのだ。


 ラー爺が言っていた、どんな困難も苦境に塗れてもそこで心踊る者こそ真の強者、『真強者(マスター)』いう言葉の真意を彼女は無意識に宿しているのだ。


 恐らく、相当な試練を越えてきて、修練を積み重ねて来たのだろうとよく解る。


 現状、ほぼ極みに近いその一撃一撃から繰り出される流れるような技の数々はまさに妙蓮と表現できるほど、実に多彩。


 (なんて楽しそうに躍動するのだろう。)


 俺は、彼女から溢れ出るその波動を感じていたくてついつい守りに終始していたが、これならどうだと言わんばかりに彼女は大技である、秘技【空転乱舞(スカイラッシュ)】を繰り出し、集中を切らしていたわけではないが危うく喰らうところだった。


 心の底から【聖凛獣姫(ミコロゼトゥス)】に敬意を表す。


 こんなに楽しい仕合はある時から一変したザバンとの日々に匹敵する。


 ならば、俺も息つけぬ彼女に敬意を示そう。


 抜剣していたが納刀した時、マニは怪訝な面をしたが、良き体術者同志としての敬意の形を示したいと伝えると、彼女は想いを汲み取ってくれた。


 良い技だった。【空転乱舞(スカイラッシュ)


 俺の体術技にはまだ名は無い。魔法や剣技の類には師達から授かった名はあるが… …。


 ならば、こう名付けよう… …【音速一閃(ゲイルフラッシュ)


 今のマニにはこの技が躱せるかどうか、いい試金石になるだろう。


 とくと味わってくれ。


 丹田に意識を瞬間的に集約させて、柔らかに一切の澱みを許さず、両脚へと爆発的に魔素を流し、瞬地という居合い抜きの様な踏み込みを炸裂させ、半身のまま片側の肩と腕を当て身にする技は瞬く間にマニの障壁を剥がれ割り、彼女も意識を保つのに必死に歯を食いしばるが、決着は一瞬で着いた。


 歓声も一際最高潮と言った感じか。


 貴賓席のダスコダも御満悦顔だ。


 しかし、マニとの仕合の最中、強烈な渇望の気配を感じていた。


 その方向に漸く視線を向けると、そこにはバックスがいた。


 振り返った彼の背中から見たのは、苦悶と微かな哀愁か… …。


 折角だ、声をかけてみるか。


 表彰を終えてから控え室に戻ると、数多の人が押し寄せて来ては喜びを表現しているが、その人波の中にバックスの姿は見当たらない。


 (微かに気配はしたのだが… …。)


 興奮冷め止まぬ内にダスコダが群衆を掻き分けて、控え室にやって来ては、西エリアの宴処【蛇の暇】なる高級食事処へ連れ出してくれた。


 そこはダスコダが経営陣の頭としてあり、彼に認められた者のみが入店できる場でそこには、既にザバン、グロリアをはじめ王宮守護騎士団や冒険者団、そしてクルブル達も居たが、バックスだけ席を少し離れている。


 興行として連日の盛況ぶりにダスコダを筆頭に数家の貴族も居たが、全てアマセ家を軸とする組織に貢献する仲間達らしい。


 そこでは、心ゆくまで楽しめた。


 特にマニの悔しさと言ったら、周囲の皆も思わず茶化してしまうほどで、その度に彼女の瞳に一つ、また一つと確かな熱が帯びてゆき、表彰式のそれとは格段に鋭さを取り戻し、そしてそれ以上に眼は物語っていた。


 他愛無い話題や各々の心内を曝け出す会話から嗅ぎ取れる言葉の束は一切の澱みも燻りも存在しない。


 よくもこの空間を演出できたものだ。

 流石、ダスコダと言った所だ。


 人を見抜く能力は俺も見習いたい。


 天性の人たらしだと言ったらザバンからキツく不評を買った気もしたが、聞かなかったことにしよう。


 それよりも、そんな中で一際異彩を放つ気配のバックスに声をかけれたのは、宴が暫く経過してからの事だ。


 クルブル達ともある程度の会話はしたのだが、未だバックスとは一言も話せていない。


 彼と交わす言葉の端々から微かに感じ取れるそれらは、かつての俺を彷彿とさせた。


 きっと、この男の人生において真なる壁の厚みを思い知ったのだろうと察して俺はグロリアに一声かけてギルドの地下訓練所にバックスを連れ出そうとしたが、マニがやけに反感ぶって食い下がってきて、ここは悩める冒険者、もとい、いい歳した大人の男同士の友情だと言い聞かせ、分け隔てなく一切の露払いを皆に促した。

 

 ギルドでは夜勤職員に事情を説明した後、地下訓練所を借り、バックスと漸く落ち着いて話し込んだ。


 どうやら、高みを再び目指す決心がついたらしい。


 4層で彼ら5人と初めて面通しした時の事だ。

 

 特にこの体術士は強いと思った。


 星6の【駿格(グリゴーラ)】と聞いた時に、窓から月を眺めるダスコダの言葉が過った。



 「ゼノ様は燻製はお好きですか?」



 燻製は味に深みがあり、物によっては独特の風味が千差万別。


 癖になるし、味わえば味わう程、その素材の良さが際立って一つの魅力を強烈に感じる。


 万人が万人、それを好むかと言えば答えはNOだろうが、俺は燻製が大好物。


 里ではよく、魔物の肉や卵から階層毎の水源で幾度も魚介類を捕まえてはグスタバ達と試行錯誤した経緯がある。


 一度捌いてから、水分を限りなく無くして燻すやり方はグスタバ達竜人族からとことん教わった。


 竜人族は基本的に水辺の魔物に対してやけに手慣れているのだ。


 燻した身は、取り組み方、手法や燻に使う原料で結果は大きく変わってしまうのだが、そこに研究心と探究心という火種を焚べ熱中すればするほど、出来上がった時の達成感や充実感は去ることながら素材毎の深い味わいとコクは最早病みつきになる。


 中でも、特にその強味を感じれるのは、手間をかける苦労や大変な思いを知りえた者だからこそより一段と感極まるのだ。


 「私もね、好きなんですよ、燻製。」


 ダスコダからすると少なくともこの5人は其々の味わいを秘めた素材で、その気持ちは俺もザバンも瞬時に理解した。


 そんな5人の中からやはり一番に頭一つ抜け出してきたのは彼だ。


 なるほど、今まさに彼は全身全霊、燻されようとしている。


 その原料には、かつてのザバンの様な鮮烈な渇望と焦りに似た昂りそのものか。


 彼は覚悟は認めた。


 彼は恥を呑み込んだ。


 その瞳に漂う不屈さは寧ろ不気味ささえも醸し出している。


 それを面白いとしか思わぬ俺は全身に軽い震えを覚えた。


 リヴィオン・バックスの名は俺の心に深く刻まれた。


 この男が燻った先の深みは一体どんな味わいを示すのだろうか… …全く、興味しか湧いてこないではないか!


 それからというもの、数日間は夜が更ける頃合いしか面倒見れないのが実に惜しい。


 驚異的というか、爆発的というのか、彼の成長は言葉通りに日増しの成長著しい。


 組み手を取る毎に前夜の動きとはまるで別人だ。


 面白い!


 生きとし生ける者は森羅万象常に変化していく物だ。


 ゆっくりと情緒を楽しむが如く成長する者。


 細やかな切っ掛けや思いがけない閃きで突破してゆく者。


 志に現実が追い付かず悶え、悩み、それでも、奮い立つ者やあえて息を殺す者。


 その種類はまこと、様々だ。


 しかしながら、こうして限られた僅かな時間にも関わらず、共有している内、過去に星8へ届いた猛者だと知った。


 成程、納得だ。


 確かにあの野盗を蹴飛ばすだけの事はあるはずだ。


 現団員としての以前、失意に呑まれ自暴自棄になっていた時期があると彼は語った。


 その時、クルブル達と出逢い紆余曲折経て現在に至るらしい。


 詳細までは聞かなかったが、星の降格を二つも経験する余程の経験だったのだろう。


 彼ほどの強く溢れる精神力を持ってしてもそうなるとは… …。


 だが、しかし!


 だからこその『燻製』なのだ!


 一度大きな失意を喰らってみれば、どんな強者もたちまちその不味さや辛味や痛みで引き裂かれる心身は渇き、飢える。


 そこから這いあがろうとする時、潤った水分を幾らとっても過去には戻れない。


 だからこそ、燻すべきなのだ。


 より、味わい豊かな深みとコクを持って、新たな自分の一面や底力を思い知ればいい。


 なにも人生において潤いだけが唯一の救いでは無い… …

 

 干からびてこそ出せる味わいもまた救いである。

最後まで読んで頂きありがとうございます♪

17話はマニ視点でバックスと激突!?の回です。


お楽しみニィ〜

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