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89 最終決戦 6

 楓と湊がアメリカ支部で戦っている間に他の国でも戦いは始まっていた。

 ここイギリス支部では真由と紗耶香達がイギリス支部の少女達と共に戦っていた。


「グオオオオー!!」


 ナンバータイプB 古代生物型モデルスピノサウルス(ナンバー034(ぜろさんよん)035(ぜろさんご)037(ぜろさんなな)038(ぜろさんはち)039(ぜろさんきゅう)040(ぜろよんぜろ)041(ぜろよんいち)043(ぜろよんさん)044(ぜろよんよん)045(ぜろよんご)の融合強化態)


「まさか、実物の恐竜を見る事ができるとは思いませんでしたね」


「ガアアアアア!!」


 タイプBが口を開けて真由に突っ込む。


「マユ!! 噛みつくと思わせて尻尾を振って来るわ!!」


 刀を構えた真由はすぐに解いてジャンプするとタイプBが噛みつくと見せて尻尾を振り回すがジャンプした事によって当たらずに回避する。


「助かりました、オリヴィアさん」


「敵の攻撃は私に任せて、一体だけなら私のスキルで絶対に攻撃を当てさせないわ」


 イギリス支部のスキルホルダーオリヴィア。

 彼女のスキルは『未来視』、その目で見た相手の先の動きを見る事ができる紗耶香の『先読み』と似たようなスキルである。


「一斉に打てー!!」


「身体は頑丈だから目や口の中を狙って!!」


『了解!!』


「グオオオオ!!」


 少女達が強化した武器でタイプBの目や口の中に攻撃をしてタイプBを怯ませる。


「今よ、マユ!!」


「はあ!!」


 オリヴィアの言葉で真由は刀を抜きエネルギーを纏ってタイプBの首を切り落とす。


「ガアアアアアー!!」


 首を落とされたタイプBはそのまま爆散する。


「お見事ね、マユ」


「ええ、オリヴィアさん、後は任せて良いですか?」


「サヤカの所に行くのね、ええ、ここは任せて」


「ありがとうございます」


 真由はその場を後にして紗耶香の元に向かうのだった。






「ふん!!」


「くっ!!」

 

 離れた所では紗耶香がキリエイトと戦っていた。


「あの時と違って二刀流か」


「あなたと戦うために決めた」


 紗耶香は真由と同じで刀一本で戦っていたが今キリエイトとの戦いでは二本の刀で戦っている。

 キリエイトの攻撃を『先読み』で見て防げるようにするために攻撃の手を増やす目的で二刀流で戦う事を紗耶香は選んだ。

 そして紗耶香にとって一番戦いやすい戦闘スタイルでもあった。


「良いぞ、前に戦った時よりも実力が出せているぞ」

 

 紗耶香が本気で戦っている事にキリエイトは喜んでいる。


「思う存分やろうではないか!!」


 キリエイトの身体からエネルギーが放出される。


「・・・・・・」


 紗耶香は構えてキリエイトの攻撃に備える。


「行くぞ」


「来なさい」


 二人の刀がぶつかるのだった。

読んでいただきありがとうございます。


次は真由と紗耶香の戦いです。

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