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70 迫る大きな戦い

「イリス、じゃないわね」


「ええ、私はアリス、イリスは私の双子の妹よ」


 柚葉の問いにアリスは答える。


「会うのは初めてだけど、あなた達の事は知っている、リンネとイリスを倒したのは見事ね、ナンバーズシックスを倒した時点で確信した、あなた達を倒さない限り私達に勝利はないという事をね」


「なら、次はあなたが戦うのかしら?」


「私は戦いが専門じゃない、だからここで四人を相手にするのは荷が重い、だから代わりに教えてあげる」


「教える? 何を?」


 香弥が問うがポケットに手を入れいつでも戦闘できるようにしている。


「宣戦布告みたいなものよ、近々残りのネームドが集まるわ、私達のリーダーもね」


「あなた達のリーダー? 世界中で未確認が連携した動きを見せていたのはそいつがいたからか」


 思い当たる節に湊は納得する。


「そう、今まで世界各地で他のナンバーズ達と統率していたけど、この日本に来て動く事にしたのよ、あなた達を倒す事を最優先にしてね」


「我々をだと?」


「ええ、危険な存在を先に始末する、リーダーはそういう性格だから、取りあえず覚えておきなさい、大きな戦いが始まる事を、それだけを言いに来たわ」


 アリスはそう言って手をナンバーズシックスにかざすとナンバーズシックス達からコアの部分が抜き取られてアリスの手元に集まる。


「それとこの子達のコアを回収しに来ただけよ、私の配下達だからね、じゃあ次に会う時まで」


 次の瞬間アリスはその場から姿を消すのだった。


「消えた!?」


「瞬間移動か何かね、宣戦布告されたけどどうする?」


「決まっている、受けて立つだけだ、そうだろ?」


「そうね」


 楓の言葉に柚葉は頷く。

 戦いはより激しくなる事に四人は覚悟を決めるのだった。

読んでいただきありがとうございます。


大きな戦いに向けて頑張って執筆します。

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