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69 巨大戦

~真由、紗耶香~


「「えぇー!?」」


~蘭華、初音(終音)~


「「えぇー!?」」『えぇー!?』


~夜見、菜乃~


「「えぇー!?」」


~成海、桃花~


「「えぇー!?」」


~右京、左京~


「「えぇー!?」」


~由奈~


「えぇー!?」


~モニター室~


『ええー!?』


『そんな事できたのぉー!!?』






「我等よりデカいからと言って勝てると思うな!!」


「このキャッスルゴーレム、簡単に倒せると思うな!! 行くぞ!!」


 ゴーレムの一撃がナンバーズシックスに直撃する。


「ぐああ!!」


 ゴーレムの攻撃を受けるがすかさずナンバーズシックスも両腕の消防車とクレーンで殴り返す。


「のああ!! 怯むな!!」


 ゴーレムは再び攻撃をする力と力の殴り合いが始まる。


「ねえ、ヒーロー番組のような事が起きてるんだけど」


「巨大ロボ対巨大ゴーレムだな」


 柚葉達はキャッスルゴーレムとナンバーズシックスの戦いをただ見ているだけだった。


「普通ならロボが正義で楓のゴーレムが悪と言ったところかしら?」


「確かに普通ならそうだが、今回はな」


「うおー!!」


「ぬおー!!」


 二体は激しく殴り合っている。

 ナンバーズシックスがキャッスルゴーレムの頭部を殴ると今度はキャッスルゴーレムの方が殴り返す。


「おのれ!! これで終わらせてやる!!」


 ナンバーズシックスは両腕を前に出して両腕、胸部分の戦車砲にエネルギーが集中する。


「必殺!! ブレストキャノンバースト!!」


 それぞれから最大出力のエネルギー砲が放たれてキャッスルゴーレムに直撃する。


「ふん、何!?」


 煙が晴れていくとキャッスルゴーレムは無事だった事にナンバーズシックスは驚く。


「私の奥の手と言えるこのキャッスルゴーレムを簡単に崩せると思うな!!」


 キャッスルゴーレムは両腕でナンバーズシックスを掴んで逃がさなくさせると胸部分が巨大な大砲の形に変化していく。


「いくら合体して強化されたとて、この大きな大砲を零距離で最大出力でくらえば、ただではすまんだろ」


大砲にエネルギーが集中していく。


「バカな、こんな事が」


「くらえ!! 最大出力零距離キャッスルゲート砲ー!!」


 エネルギーが発射され零距離でナンバーズシックスに直撃する。


「ぐおおー!!!」


 ナンバーズシックスはそのまま倒れる。

 すると中からアーマノイド達が出て来て爆散する。


「これは、アーマノイド達が中で操縦していたのか」


「ぐ、うう」


「頑丈な奴だな」


「我々を倒したところで、我々の勝利は揺るがない」


 その言葉を最後にナンバーズシックスは機能を停止する。


「他のナンバーズのように爆発しない?」


「機能停止しているだけだからね」


 ナンバーズシックスの前にネームドのアリスが現れるのだった。


 


 





読んでいただきありがとうございます。


合体ロボの相手と言ったらこれかなと思いました。

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