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66 空中戦

 着陸したヘリコプターに香弥が乗り込んだ事でヘリは離陸する。

 ヘリの中には楓と湊が乗っていて、操縦席は柚葉が座り操縦していた。


「こんなのいつの間に」


「乗り物型が出た時にいずれ空を飛ぶ乗り物のナンバーズも来ると思っていたから前もって柚葉には後で来てもらうように頼んでおいたんだが」


「見事に楓の予想が当たったな」


「えっと、アンタとは初めましてだよね、香弥よ」


「柚葉よ、よろしく香弥」


「ていうかアンタヘリの操縦できるの?」


「一応免許は持ってるわ、操縦するのは久しぶりだけど」


「ちょっと、大丈夫なの?」


 不安を言う香弥を余所に柚葉はヘリを操縦して072と向かい合う。


「ヘリを出して俺と対等になったつもりか、打ち落としてやるよ」


 072は機関銃を連射するが柚葉はヘリを上昇させて回避する。


「ヘリは操縦した事あるけど、そのままヘリと戦うのは初めてなのよね、香弥、あなたの武器であいつを一撃で倒しなさい、向こうは操縦にヘリそのものが意思を持っているから長期戦は避けたいわ」


「少し時間かかるけど、それまで持つ?」


「やってみるわ、楓と湊はそこのライフル銃で援護して」


「任せろ」


「了解」


 それぞれの役割が決まり、柚葉は再度ヘリで072に接近する。


「このヘリ武器もあるみたいね、これで打てば良いのね」


 柚葉はボタンを押すとヘリに装備された二丁の機関銃が回転して弾を連射する。


「そんなものが効くか」


「ギギギ」


 アーマノイドが072にを操縦して弾を全段躱す。


「ギイ」


 もう一体がレーザを打つがアーマノイドの頭をライフルを構えた楓と湊が撃ち抜く。


「邪魔はさせんぞ」


「ライフルの打ち方、練習して良かったわ」


「ちょこざいな!!」


 072が自爆覚悟で突進していく。


「これは、さすがにマズいわね」


「お待たせ」


 ヘリが突進すると同時に香弥の準備が完了する。


「時間稼ぎありがとう、これで仕留めるわ」


「了解、この状態を保つわ」


「死ねー!!」


「アンタがね」


 エネルギーが溜まったバズーカの武器からレーザー砲が放たれてそのまま072に直撃する。


「ぐわあああああー!!」


「ギギィー!!」


 072に登場していたアーマノイド達は消滅し072にも消滅しそうになるが落下する直前に上からバイクが降りて来て072の上に乗り武器と思われる銃を打ち072にある石を取り出しそのままバイクを発進させて撤退する。

 ヘリはそのまま地面に落ちて爆発する。


「今のは、ライリア」


「また何かを取り出して逃げたな」


「そうね」


 柚葉のヘリは無事だったためこのまま基地に帰還するのだった。

 



読んでいただきありがとうございます。


柚葉は色々な免許を持っています。



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