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61 初戦闘

「さて、夜見達が戦えない今我々だけでどうにかしなければならない」


「ディベルタと言ったか、たった一人に彼女達が一方的にやられるのは驚いた、未確認の強さと脅威を改めて思い知らされた気分だな」


「うむ、だからこそ我々が頑張らねばならない、そのためにも新しく入ったお前にも頑張ってもらうぞ」


「うん、私に任せてよ」


 楓の問いに香弥は答える。


「今までずっと訓練してたからね、私が戦いに参加するからにはアンタ達は高みの見物でもしてて良いわよ」


「随分頼もしい事を言ってくれるな、結構だ」


「二人共見ろ」


 湊が指を差すとそこには数体のナンバーズが現れた。


 ナンバー016(ぜろいちろく) 生物型モデルカラス

 ナンバー026(ぜろにいろく) 生物型モデルフクロウ

 ナンバー031(ぜろさんいち) 生物型モデルカブトムシ

 ナンバー058(ぜろごおはち) 生物型モデルクワガタ


「空を飛べるナンバーズが二体か」


「初めて相手をするタイプだな」


「ふーん、ちょうど良いわね、あれ全部私が相手して良い?」


「良いだろう、お手並み拝見といこう」


「了解、しっかり見て評価してね」


 香弥はナンバーズ達の前に出る。


「さーてと、やりますか」


「ふん!!」


 香弥が近づくと031が殴り掛かって来たので香弥も拳で応戦する。


「いきなり来るとはね、じゃあ今度はこっちから行くよ」


 今度は香弥の方から殴り掛かると031はしゃがむ。


「え?」


「吹っ飛べ」


 しゃがんだ事で香弥はそのまま空振りしてバランスを崩すと目の前に031の角がありその角で香弥は上空に飛ばされてしまう。


「うわああああああああああああああああああああああああー!!!」


 飛ばされた香弥は空中で身動きができずにいると上空に待機してた016と026がいた。


「嘘でしょ」


「はっ!!」


「そらっ!!」


 二体のナンバーズに思い切り蹴られて香弥は今度は地面に向かって思い切り急降下して行く。


「あ、マズい」


 どうにか受け身を取ろうとするが落下地点には058が頭のハサミを広げていた。


「え、マジで」


「真っ二つだ」


 058が勢いよく挟む。


「ん?」


「あっぶなー」


 しかし香弥は両腕でハサミを掴み挟まれるのは回避する。


「さすがに一度に四体は戦闘慣れしてない私にはハードモードな気がするけど、問題ないか」


 香弥は懐からサイコロサイズの小さなキューブの形をした物を取り出す。


「さて、ここからが本番ね」


 キューブのボタンの部分を押すと小さなキューブが大きくなりチェーンソーの形になりそのまま香弥の義手に装着して武装する。


「さーて、一気に決めちゃいますか」


 チェーンソーのスイッチを入れて歯の回る音が鳴り響くのだった


読んでいただきありがとうございます。


何かこの先の展開考えるの大変です、色々な意味で。

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