この糞ったれな世界にゴリラを。
ゴリラが殺された。
あの有名なゴリラが。
ゴリラが死ぬと重力に逆らったかのように天へと羽ばたいた。
「ウホッ」
ゴリラが目を覚ました。
実は死んでいなかったのだ。
ゴリラの目の前に、羽衣を着たゴリラがいた。
羽衣を着たゴリラは、ゴリラに話しかけた。
「ウホッ?ウホッ!」
ゴリラは、コクリと頷くと大きく胸を叩いた。
「ウホホ!」
すると、羽衣を着たゴリラが胸を叩いた。
叩いた瞬間、ゴリラが異世界に飛ばされた。
飛ばされたゴリラは、無事に異世界にたどり着くと、人間がゴリラを見つめていた。
「あなたは何者ですか?」
とゴリラに話しかける人間。
突然の出来事に驚いたゴリラは、自分の糞を握り人間に向けて投げた。
そしてゴリラは、森へ逃げていき平和に暮らしました。




