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僕らの思い出日記  作者: 五十嵐 黄河
7/10

別れ

僕らが呼ばれた時には明日香はもう目を閉じて違う世界に旅立った後だった


わかってる

もう帰ってこれない事なんて


わかってる

僕らの声掛けに応えてもらえない事なんて


わかってる

今更なんだって事なんて



「明日香ぁ!ごめん、一人にして約束破って…」

「明日香…まだダメだよ…そっちの王子様に付いてっちゃあ!」

「おい…明日香…俺達と夏休みになったら夢の国の王子に会いに行く約束だったじゃねぇか…なぁ!」


そして気がついた。僕らが明日香を思って語りかければ語りかけるほど、おばちゃんとおじさんが涙を流している事に。


気付いたら僕は土下座をしていた。


驚いて顔で見ている。


だから話した。なんで明日香が今日一人だったのか…



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