表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕らの思い出日記  作者: 五十嵐 黄河
4/10

16年目の変化

僕らが産まれてから16年目の春


僕らが出会って8年目の春


僕らが8年間通い続けた通学路


ーーーその場所が僕らの当たり前の毎日を壊すなんて誰が想像できる?


こんな事になるならいつも通りにしたのに。

やっぱりいつもと違う事をするとバランスが崩れて駄目になる。


今でも僕の中の16年目は幸せだった2ヶ月と後悔し続けた10ヵ月でしかない。


声を聞くのも、姿を見るのも、喧嘩が出来るのも、優しくしたり意地悪したりする事も、当たり前なんかじゃなかったんだ。


そう気付かされた時にはもう遅くて。


喧嘩した日は憎たらしい表情や口調が頭から離れなくてイライラして暫く収まらなかったのに、

存在が消えてもう感じる事が出来ないんだと理解した時にはバカみたいに笑ったり優しくしてくれたり泣き顔が離れなくなって…


もう泣いたってどうにもならないのに


こんなこと考えても仕方無いのに「どうしてあの時に…」っていう考えばかりがグルグルしてる。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ