[2-9]冒険者ギルド 魔物情報2 (※2話登場分 2種)
バーサーカーベア
分類:魔獣
危険度:★★★★★☆☆☆☆☆
【概要】
熊型の巨大な魔獣。主に、自然豊かな山地に生息する。
成体の体長は4メートルほどに達し、外見通りの高い膂力と、
巨体に似合わぬ俊敏な動作を特徴とする。
雑食性。人のことは基本的に食料と見なし、襲いかかってくる。
群れを作らず、主に単独で行動し、冬期は冬眠を行う。
冬眠前後は食欲旺盛で、とりわけ凶暴である。
【対策】
弱点は特になし。
強いて言うなら、毛皮で防がれてしまう冷気の攻撃以外ならおよそなんでも効く。
ただし、巨躯にふさわしい高い生命力を持つため、そう簡単には倒せないはず。
魔獣系の魔物らしく、魔法への抵抗力はそれほど高くないので
弱体系の魔法によって動きを封じて倒す事が推奨される。
それが不可能であるなら、顔を狙った攻撃でひるませた隙に逃走する方がいい。
また、ニオイの強い食料品を持っている場合、それを捨てると気をそらすことができるかも知れない。
【主な戦利品】
肝、毛皮、肉、爪、牙
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イーグルワイバーン
分類:ドラゴン
危険度:★★★★★☆☆☆☆☆
【概要】
レッサードラゴンの一種に分類されている魔物。全長はおよそ3メートルで、猛禽類のような体だが、翼は皮膜であり巨大なくちばしを持つ。
ブレスなどの能力は持たないが飛行能力は高く、急降下から蹴爪での攻撃を行う。
肉食で、基本的には獣を好むが飢えれば人も食う。
特定の縄張りを持たず、山地を中心に放浪の生活を送る。そして、行く先々で暫定の縄張りを定めて、その中で狩りをする。この時、縄張り意識が猛烈に高まり、縄張り内で見かけた、ある程度大きな生物には、見境無く攻撃を仕掛けるという習性がある。
しかし1ヶ月ほどで縄張りに興味を失い、次の縄張りを探す。
繁殖の形態や、詳しい生態については、未だに調査が進んでいない。
【対策】
高空から様子をうかがい、攻撃の一瞬のみ接近してくるため
近接攻撃だけで対処するのは至難の業。長射程かつ高精度の射撃攻撃が無い場合、戦わない方がいい。
電撃の魔法が有効である模様。
物理攻撃を仕掛ける場合、実は攻撃に使う足回りが最も脆いので狙うべし。
逃走する場合、とにかく縄張りの範囲を見極めてその外に出ることが重要。
遮蔽物を用いて攻撃を回避しつつ脱出するべし。
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柑橘類の匂いを非常に苦手としており、果実酒や果汁などを振りかけることで
全く攻撃を受けなくなる。
※情報提供 レベッカ氏(1321.芳草 レンダール・ゲインズバーグシティ)
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【主な戦利品】
くちばし、羽毛、翼(皮膜)、翼爪、蹴爪
10段階中の5番目って低く見えるかも知れませんが
一部の評価規格外を除けば、伝説級の存在も含めて評価してるので
★五つでもかなりヤバい相手です。
重要な情報は張り紙とかで追記されて
次回の改定時に記述が盛り込まれる感じ。
その時に情報提供者は巻末にずらっと。
ちなみにバーサーカーベアがワイバーンに襲われなかったのは
ベアは縄張りに来たばっかりだった&その時既にグレッグたちが居て
弱そうなヤツから狙う習性があるイーグルワイバーンは
人間どもを優先したからだったりします。




