表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/48

メスマとは

◆メスマとはなんなのか


 作中では人間によく似た外見を持つ亜人種と紹介しています。人間より高い知能を持ち、術法やパワークリスタルを開発したのが彼らです。

 メスマの位置付けは、エルフやドワーフなどと同じです。人間よりも寿命が高く、魔法的なものに精通しているという、割とありがちな設定しかされていないのが彼らの正体です。



◆メスマはなぜ天上の世界に住んでいるのか?


 メスマは古代のベルグ王朝の時代に人間と共存していました。しかしベルグ王朝でパワークリスタルが暴走し、国が滅びてしまいました。

 ベルグ王朝が滅びる様を見て、メスマの先祖は、どうすれば自分たちが生き残れるのかを考えました。有事に備えて、地上の一部を切り取り、空へ浮かせる技術を開発していました。

 空へ上がればパワークリスタルの魔の手から逃れることができる。彼らは自分たちでパワークリスタルを生み出しておいて、パワークリスタルの後始末をせずに自分たちだけ逃げたのです。



◆シャハルカーンはなぜアルフレッドに協力するのか?


 上述した内容がその答えです。メスマには負の力を止める義務があります。かつてヴァルスランドでガルラが暴れたときも、同様の理由で先代のメスマの長と帝国の太祖であるベル・アシェアが協力しました。

 先代のメスマの長の遺言に、そういう話が含まれていたのかもしれません。



◆シャハルカーンは意外と頼りない


 シャハルカーンはメスマの長で見た目も頭がよさそうですが、意外と何も知りません。

 シャハルカーンの年齢は百歳前後で、アシェア帝国が建国された後の生まれです。そのため、負の力や大いなる脅威について、先代のメスマの長から聞かされている程度で、実態を正確に把握できていません。

 負の力の集まるポイントが曖昧だったり、ミヌスの正体もまったく知りません。マリベルやリシュメルが行き当たりばったりな言動を繰り返す原因は彼女にあるのです。



◆マリベルはどこまで考えて行動しているのか?


 ラスクレア以上に計画性のない彼女。主に忠実で仕事に対して真面目なのに、頼りない印象がどうにも払拭できません。

 シャハルカーンがそもそも頼りないので、仕方ないのですが、彼女は端的に命令されたことを実行しているだけなので、問題の全容が見えていないのかもしれません。

 アルフレッドやジョセフィンがメスマに対して不信感を持つのは、マリベルやシャハルカーンの計画性のなさが原因なのだと思います。



◆リシュメルは基本的にマリベルにまかせっきり


 リシュメルはマリベルの同輩、というより立場的に上司に当たります。マリベルはアルフレッドに付き従い、火山でも豪雪地帯にでも向かいますが、リシュメルは影が薄い印象です。

 リシュメルはマイペースな性格で、負の力に対する危機感をあまり持っていないので、積極性に欠けるのかもしれません。マリベルががんばり過ぎているので、仕事がないのかもしれませんが。

 メスマの世界は平和なので、リシュメルのような発想を持つ方が感覚的には普通です。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ