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私、魔力無いんです。  作者: 彩神 優
1/2

何処行くんですか?

プロローグ


私、織部遥。


今、すごい困ってます。


だって、見知らぬ所に居るんです。


ここ、何処ですか?


一面白い世界でいい加減目が疲れてきたんですけど。


ここに来る前に、私、私、えっーと………そう、そうだ。信号無視した車に轢かれたんだ。


あれ?ってことは私、死んだの?


「そうなんだよね。始めまして、神です。」

「あ、どうも、始めまして遥です。……じゃなくて!私、死んだんですか?!」


いきなり目の前に現れて自己紹介されて思わず返す私も私だけど!

今、神さんなんて言いました?二回目だけどもう一度聞きます。


「私、死んだんですか?!」

「まあーそうなんだよね。詳しく説明…して欲しい?」


私は縦に首を振った。


「あー俺、こう見えても一応偉い神で、俺の部下がミスって、本当は死ぬはずだった筈の人の代わりに君が死んだんだよ。」

「え、私どうすればいいんですか?」

「それなんだけど、なんかもう一回人生やり直しどうぞ!みたいな?」


いやいや、みたいな?って聞かれても困るんですけど。


「で、どの世界に行きたい?って話なんだよね。」

「どの世界って、どんな世界が在るんですか?」

「あー精霊の世界とか、魔法の世界とか、そんな感じ。何処がいい?」


つまりは、何でもアリ。ということだよね。


「じゃあ、何処でもいいです。」


私がそう言ったら神さんがポカンとした。


「え?何処でもいいの?ここの世界でこんな特典付けて、とか無いわけ?え、マジで?」

「はい。マジで。」

「ふーん。じゃあ、世界とか特典とか勝手にこっちで決めてどっかに送るから。じゃあ、いってらっしゃい。」

「え?………」


今からですか?と私が聞く前に私の意識は無くなった。



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