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罰ゲームで黒髪清楚な高嶺の花に告白した僕は、百合だったカノジョに女装させられて秘密の関係になった。  作者: きたみ詩亜


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㉛ 凛の洞察力。和奏の審美眼。『そういうのがシュミなワケ?』

 昼休み。

 昼食をとり終えたあとのまったりタイム。


『いま、ちょっと話せる?』


 こっそり、和奏にレインを送ると、


『いいわよ……』

 

 と、すぐに返事がきた。


 ふたり、タイミングをずらして廊下へと出る。

 和奏と僕は、周囲から見つからないよう、廊下の隅、死角になった場所へ移動する。


「ねぇ、和奏、これ見て……」


 彼女からもらった、マンボウくんのストラップをつけたスマホをポケットから取り出し、見せる。


「あらっ、スマホにつけてくれたのね……!」

「スマホならいつも和奏と一緒に居られる感じがするから……」

「嬉しい……!」


 和奏が、ぎゅっと抱きついてくる。


 おしゃべりを終え。

 僕が首だけ伸ばして、廊下に誰も居ないか確認。


「行くよ、和奏」

 

 和奏と一緒に廊下へと出る。


「……和奏、殿村と何話してるの……?」


 背後から声を掛けられる。凛だ。


(しまった。まったく気が付かなかった——!)


「……先日、殿村くんが風邪を引いた時にノートを届けたから、そのお礼を言われただけよ」

「ほんとう……?

 そもそも、なんであの日、殿村にノート届けに行くって言ったの……?

 最近の和奏、あたしに付き合ってくれなくなったし、なにか隠してるんじゃないの……?」

「……凛、そんなことない。大丈夫よ……」


 和奏が凛を優しく抱きしめる。

 そっと背中をさすると、凛の目が細まる。

 どうやら落ち着いたようだ……。


 凛が、和奏に抱かれながら僕の手に視線を向ける。

 スマホにつけた、マンボウくんのストラップを見ている。


「……殿村って、そういうのがシュミなワケ……?」

「悪いかよ……」

「いや、別に悪くはないケド……というか、センスいい……、和奏が好きそう……って!

 い、いや、なんでもないからっっ!」


 言いながら胸をぽかぽかと叩かれる。

 力は無いので、まったく痛くはなかった。

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