第3話 アバターガチャのバグは異世界転移の前兆
この物語はフィクションです。
登場する人物、団体、名称は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
アバタールームの中に入ると身体は勝手にサウナルームのような白い箱の中に足を運んだ。
籍は昨日付けで排籍している為、不法侵入になるのだが・・・そんな危機管理能力は全くと言って機能していなかった。気が付いたらアバタールームの白い箱の中に入っている。
俺の場合、医者に止められている手前、命に関わる行為だ。ある意味棺桶と表現した方が良いのかも。なんて誰に聞かせるわけでもなく自虐に似たジョークを思いつく。
起動するシステム。目の前に表記されるのは
キャラアップデート
その選択肢のみだった。それを選択すると、
アバターガチャ
その選択肢しかない。俺はその選択肢を選ぶ。すると、『素材は何にしますか?』の文字。本来なら素材無しで回すという文字が出るのだが、『ディアブロスの素材を使う』との文字。
ディアブロスって?ここ最近、ディアブロスなんてボスを倒した覚えはない。昨日倒したのはリバイアサンという名の水龍だった。
まぁなんでもいい。その素材を使ってガチャを回す。どんな特性を持ったキャラクターがキャラメイクされるのだろうか?
初代俺のパートナーの特性はオーガ、鬼だった。
ウロボロス戦後、キャラメイクしたアバターの特性はスライムだった。これによって強化素材が大きく変化する。スライムなので、スライム系のモンスターの素材との相性が良い。合金スライムの素材を使って強化した時、どれだけ基礎ステータスが上がったかわからない。
今度の特性は一体なんだろう?
そんなワクワクを浮かべながら様子を見ていた。
<貴方にまだ見ぬ世界をプレゼントします。ようこそ異世界へ。>
そんなシステム音だったっけか?記憶に無いシステム音だったが、気にしないことにした。
俺のアバターコアが、ホログラムの中で宙に浮き、クルクルと高速回転する。徐々に形を変えて、俺の姿を形取るのだが・・・。
もうすぐで俺のアバターが完成する!!
期待は頂点に達した時、運が悪い事に白い空間が突然赤く点滅し始めた。
<エラー、エラー、直ちにガチャを中止して下さい。直ちにガチャを中止して下さい。>
そんなシステム音。アバターガチャは失敗を意味する。
失敗するはずのないシステムなのに失敗するなんて・・・。
何が行けなかったんだ?俺が何をした?俺はとうとうガチャにも嫌われてしまったのか?
突然、アバタールームの扉が開く。強制接続解除。
俺の目の前に1階で見た受付のお姉さんがいた。
「アマタさん!!何かエラーが発生したと思ったら貴方何やってるんですか!!医師から止められてるでしょう!?死にたいの?なんで来たの!!それに昨日付けで解雇されてるでしょう!!貴方辞めた自覚ある!?」
「すみません。気が付いたらここにいて。」
「ちょっとお姉さんとお話しようか。」
別室に連れられて話をする事に。数時間説教を受けるのだった。まだ高校生だからという理由で法律違反として告発されなかっただけでも良かったもんなのだが。本気で俺の体調を心配された。
俺は泣いた。今は誰にも会いたくなかった。
部屋に戻ると鍵を閉める。でも窓の外から夕日が俺を迎えに来ていたので昨日の出来事が無情にも蘇ってくる。
茜色の光なんてこの部屋に始めから無かったかのように俺は窓のカーテンを全て閉めて毛布に包まった。そこで声を押し殺して泣いた。
もう本気でログイン出来ないんだなと身に染みて実感させられた。俺はもう、昨日で異世界とお別れしたのだ。
涙は乾く事が無く、ゴミ箱はティッシュの山で満杯になってしまった。
俺は時間も忘れて泣いて・・・気が付いたら夢の世界へ誘われていた。
そしていつもの夢を見る。夢を見るときは大抵この夢だ。
事の始まりはアバターが大破してから。以降この夢ばかりを見るようになった。
夢の中では俺はエルフの女の子なのだ。
深い森のとある集落。科学や文明も一切届かないその村は大変だけどとても幸せに暮らしていた。
両親、兄、姉に囲まれて病弱のエルフの少女は今日も懸命に生きている。この夢での特徴・・・視点は常に、そのエルフの少女の少し後ろから見ているような感じなのだ。
いつもと同じように癖強めな儀式を行っている。それを客観的に見て個人的にダメ出しするのが俺のこの夢での楽しみなのだ。いつも無音なので状況で判断するしかない。
俺のすぐ目の前にいるエルフの少女は真っ白な装束を身に纏い広場の真ん中に向かう。
沢山の大人達に囲まれている。皆は祈りを捧げており、その真ん中で静かな舞を踊る。そのフィニッシュに、静かにしゃがみ込み、少女もまた目を瞑り祈りを捧げる。突然、視界がぐるりと一周するかのように回り、一瞬目の前が真っ暗になった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何が起こったのか?今まで俺の視界が奪われる事なんてなかったのに!!そう思って俺は目を開けると。声が聞こえた。
「神が宿ったぞ!」
「御子様の誕生だ!!」
はっきり聞こえることに違和感を覚えながら大人達の歓声を聞く。この迫力、熱量が伝わりVRとは思えない臨場感を感じる。そして聞き慣れた電子音を聴く。
『ログインを確認しました。状態を確認します。オールクリア。シンクロ率を確認。98%を維持。ハロー、マスター。ようこそ異世界へ』
これはアバターに接続した際最初に聞くシステムの音だ。アバターを失ったショックで俺はとうとうこんな幻聴を聞くようになったのか。シンクロ率98%だって、こんな高い数値何年振りだろうか。
そもそも俺はいつからアバターに接続したのだろうか。
どんなに考えてもキャラメイクでエラーを起こしたあの一回っきりだ。
実は泣き寝入りしたあの事実が夢で、俺は新規キャラメイクに成功したのではないのか?
「神子様!大神様!!何か喋ってくださいませ!!」
大人達が騒ぎ始めた!!待て、俺の反応を待っている。
・・・あれ?これは夢だよな。なんで自分の意思で動かさないといけないんだ?それに何故俺は神と崇められてる?
この状況に混乱しながら辺りを見渡す。理解出来ていない訳ではない。先程みていた夢の続きなのだ。目の前のエルフの少女が儀式を行い、それが成功した後の話なのだろうと推測される。
何故、俺はこの夢の世界を疑似体験しているのだろうか?俺は一体、何をすれば良い?
不意に心の中から声が聞こえた。
(神様!神様!聞こえますか?私の名前はチユと言います。)
そう心に響く幼い女の子の声。
え?ええ?ちょっとそれ大丈夫!?というか俺神様扱い!?
よく考えたら背後から見守っていたエルフの少女の姿が居なくなっているじゃないか。まるでこの少女の中に乗り移ったように。
(聞こえるけど、状況が読み取れなくて・・・。)
伝えようと強く念じながら言葉を思い浮かべる。
ちゃんと伝わったかな?
その心配も杞憂だったみたいで。
(聞こえたようで安心しました。神様を私の身体に宿す儀式を行っていました。召喚に応じて頂きありがとうございます。)
(そうなんだ。神様を宿す儀式ね・・・)
と言われてもピンと来てない。第一に俺は神様じゃないし、夢の延長線で俺はここにいる。そう思考を巡らせていると・・・
(私は神の依代です。この身体は神様のものです。どうぞご自由にお使いください。)
そんなチユの思念に思考が停止した。
(自由に使う?)
(はい。私は居ないものと考えて自分の身体と思ってお使いください。)
待ってそれ、どんな展開だよ!!神様召喚?
状況的に「異世界の誰かの身体を乗っ取っちゃった」って展開は異世界転移モノに似てるけど持ち主の精神が残ってる事ってまず無いし!!
こんな少女の身体を好きに使えなんて響きがもうすでに犯罪だし!!
(いやいや、待って、俺神様じゃないし。そもそも動かす気ないよ。)
と心の中で返事する。
(どうしてですか?神様。)
(チユさんの身体だし。)
(ああ、神様にさん付けなんて畏れ多いです。チユと呼び捨てして下さい。それに、神様、あなたが私の身体を動かせないのならこの儀式は失敗です。私は・・・)
何故、そこで言い淀む。失敗したら処刑されるとか、村を追い出されるとか?
それとも今回の儀にたくさんの犠牲を払ったとか?漫画とアニメの見過ぎでそんな妄想をしてしまう。
(ってどうなるの?)
(神様の耳に入れるような事じゃないです。些細な事なので気にしないでください。)
いやいや、余計気になるじゃねぇか!!言ってくれよ。はっきり言ってくれよ。もしかして、言ったらいけないルールなのか!?悟れ、俺悟れ!!
酷い人生が待っているに違いない。もしかしたらこの村から追放されるかも知れない。俺が非積極的なばかりにこの身体の主、チユの人生を全て台無しにするのは良くない・・・よな。そんな正当性を脳内で展開して俺は動き出す。
(じゃあ、身体借りるぞ。試しに。)
(お、お願いします!!)
チユの返事からも緊張が伺える。
俺がチユの身体を借りて動かしてみるが思っても上手く動かない。なんか身体が重いような・・・
動かせたらなんか犯罪者だろ。アマタは少女の自由を奪いました。そんなマイナスな思考ばかりが頭をよぎる。
(動け!!!)
震える右手でゆっくりと耳を触る。そこにはちゃんとエルフ特有のとんがった耳があった。
(動いた!!動きました!!やったー!!成功です!!)
ちょっとの事なのだが、チユは喜んだ。飛び跳ねるんじゃないかってぐらい喜びが伝わってくる。なんかその気持ちに乗せられて俺も嬉しくなってしまう。調子に乗って、俺は立ち上がってお辞儀をした。
「動いた!!もしかして神様が動かしてるのか!?」
「見てみろ表情が違う。神様が宿ってるに違いない。これは儀式成功じゃないのか!?」
「やった!!やったぞ!!今度こそ成功だ!!神様がチユに降臨したぞ!!」
その村人の歓喜の声と共にポロリポロリと拍手が生まれた。そして気づいたら村の皆全員、拍手喝采になっていた。皆も盛大に喜んでくれた。
「宴の準備だ!!!!」
そう誰かが号令を掛けると、どこからともなく俺の周りに木製の机のようなものが並べられ、入れ替わり立ち替わり、エルフの女性達が料理を運んでくる。俺は見た事ない料理の近くに行く。数々に目が釘付けになっていた。
すると先程まで俺がいた広場の中心に色とりどりの生花で着飾った女性たちが民族舞踊のような舞を披露し始める。その動きに合わせて周囲の男達が各種様々な楽器で場を盛り上げる。奏でる楽器の音色はとても綺麗で心が洗われるような気分になる。女性達の舞は美しく、動きに合わせて自然に生花が風に舞う。
独特な雰囲気に俺は魅了されていた。俺は自然と楽しくなっていた。
それを見ながら流れに身を任せお肉や料理を食べると、
「神様、召喚に応じて頂きありがとうございます。私は村長のジョアンヌです。」
長く生きると言われるエルフにしては顔に皺の寄った女性が俺の背の高さまで腰を落として言った。
「俺、アマタと言います。」
「アマタ様、これはお祝いのお酒です。どうぞお飲みください。」
「村長さん、ありがとうございます。」
その流れに身を任せながら俺はエルフの村につたわる秘伝の酒を受け取る。
「本当に成功して嬉しく思います。これがもし、失敗したのなら次の儀式は5年後になります。次の少女を選別するのですが、なんせ死亡率の高い儀式になります。私も身を削る思いで選抜するのです。」
「そうだったんですね。どれぐらい失敗が続いたのですか?」
「500年振りの成功になります。」
「・・・なんというか・・・おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
500年失敗続きなら、いつかのタイミングで辞めろよと言いたいのだが・・・空気を読んで口を閉ざす。
(チユは神様に巡り会えてラッキーなのです。)
(そうだな。ラッキーだな。)
(チユの家族も、村の中で偉くなるのです。嬉しいです!!)
(そんなメリットもあるんだな。)
そう心の中で呟いて俺はお酒を口に運ぶ。色は澄み切った透明な色。ほのかに甘酒に似た甘い香りがした。味は・・・
うわっなにこれ!?お酒ってこんなに美味しかったんだ!!
(わぁ、なにこれ熱いです!!なんか頭がほわほわします!!)
夢なんだし未成年だから酒禁止なんてないよな。
・・・なんて罪悪感を感じながら周りをキョロキョロ見渡す。誰も咎める人はいない、それどころが村長も村人も皆嬉しそうに俺の飲みっぷりを見守っている。きっとそういう文化なんだと思うようにした。どうせ夢なんだし。
料理も美味いし、とくに酒が甘くて美味しい。癖になる!!なんでこんなに甘いんだ!?
飲み干してまたもう一杯、村長さんの手酌により注いでもらう。そして口に運ぶ。
(か、神しゃま、目がグルグル回ります。わ、ワタチ、私もう無理でしゅう)
うん、美味いな。夢なのに美味い。最高だ。もう一杯いけるかな?
そう思った時だった。グッと胃の中から込み上げてくるものがある。そう・・・
「おえ〜〜〜。」
俺の意思とは関係なく、飲んだ物を戻してしまった。
「神様!?」
「神子様!!」
「チユ!!」
立ち上がろうとしても身体が動かない。なんか不思議な夢だな、頭痛がするし気持ち悪いし。
なんだこれ?酔って気持ち悪くなってんじゃねぇか?夢にしてはリアルな感触。
ーーーーこれ、夢じゃない!?やばい。これ俺、やらかした!?
俺は村長に介抱される。とは言っても俺の・・・いや、チユの身体は小さく、軽々と抱えられてどこかへ連れて行かれてしまった。酔って頭が痛いながらも、誰かの家に連れていって貰って介抱されているのは分かる。
木造の建築。高さのある家だ。
ハンモックの中、しばらく毛布に包まりながら横にならせて貰った。村長が付き添ってくれた。背中をポンポンと軽くさすってくれると俺も気持ち良くなる。
「せっかく頂いたものを吐いてしまうなんてすみません。」
「神様はお酒が好きと聞いてましたので、要求されるまま注いでしまいました。身体は8歳の女の子ですからね。」
状況を整理しよう。
俺は夢だと思っていた。しかし現実でありチユというエルフの少女の身体を乗っ取って、エルフ族の暮らしを俺がリアルに体験している。
これは転生というのだろうか?ネット小説なら現実世界で死を迎えて異世界へって展開になるのだろうが、俺は死んだ覚えはないし、神様に出会ってチートな能力を貰った覚えもない。そもそもこれが異世界転生というやつなら、身体の持ち主の人格が残る事って前例のない話で、とても動き辛いというかやり辛い。
夢の延長線という線が違った時点でどこかアバターを動かしている考えていた。そう思いたかった。
だって第一の問題・・・風呂とかどうするんだよ!!こんな幼女とはいえいろんなとこ洗うんだぞ。しかも本人に見られながら。あり得ない!!もう犯罪だ・・・。
・・・なんて考えると気が重い。
「神子様。受肉した身体は使いやすいですかね?」
やらかしはリバースだけで十分。この先エルフの村で生きて行くには発言にも気を付けなければならない。
「身体は使いやすいか」と何故質問する?前後の意味を考え、村長の考えてる事を読み取ると「神様はお酒好き」というワードが引っ掛かる。
さては「お酒に弱い身体なんて弱すぎる!!まさか二杯でギブアップするなんて最悪だ!」と俺が考えてると思っているのか?
「何不自由なく最高です。お酒に関しても今は少女の身体なんで当たり前です。俺ももう少し考慮すべきでした。」
「本当に何不自由なく動けてますか?」
何をそんなに疑ってるんだろうか?
「もちろんです。何か俺の動きに違和感を感じますか?」
「いえ、違うんです。それなら問題無いです。どうぞお気になさらず。」
一体なんなのだろうか?
気になってる事といえば、俺の体調なんかどうでも良い話。神様召喚に間違えて人間が召喚されてしまったという話だ。
(元は人間だとしても、私達は神様が来るように召喚したのです。アマタ様は神様です。)
(チユ、それなんか都合良過ぎないか?)
(ダメですか?)
(やっぱり誤解は解かないと。)
チユと心の中でそう相談したのち、ハンモックに寝そべりながらで申し訳ないけど村長に切り出す事にした。
「村長さん、聞いてください。」
「なんですか?」
「神様だとか神子様だとか言われてますけど違うんです。俺、ただの人間なんです。このエルフの少女・・・チユさんでしたっけ?その身体に転生したのは本当にまぐれなんです。神の力なんて一切使えませんし。」
村長は俺の話を真剣に聞いてくれた。最初は驚いた顔だったのだが、納得したように頷いてくれる。
「神子様。最初は誰もそんなものです。」
「え?」
あれ?納得してくれた訳ではなく、勘違いなのですか?
「神子様は今日初めて神様になられた。なので何をして良いのかよく分からない状況でいらっしゃる。そのうちやる事が明確になって名実ともに神様として皆を導いてくれるでしょう。」
「今日初めて神様になったって?俺はそもそも神とは無縁の存在です。神を降臨させたつもりが全く違う一般人召喚してますよって事です。俺、ただの人間だし。だから儀式はやり直ししてもらうのが一番だと思います。」
ああ、言ってしまった。でもこれでスッキリしたかもしれない。俺は間違って召喚されたのだから元の世界に帰る。これが一番。
(神様〜帰っちゃうんですか!?チユ、悲しいです。ここにいて下さい。エルフの民を救って下さい!!)
心の中からチユの声が聞こえる。なんか複雑な気持ちになる。
(心を読まないでくれ)
(ご、ごめんなさい!!!)
「神子様、謙遜はよしてくださいませ。ワシらが死力を尽くして神様を召喚したのです。間違いなく神の力を持っております。」
あれ?村長さん、俺の意見をガン無視ですか?それとも死力を尽くしたのだから間違いであって欲しくないと現実逃避ですか?どちらにしろ、ただの人間ですよ。
「俺達の世界で『神』とは世界を創り上げた創造の主。その根本には『人を喜ばせたい』という原動力・・・つまりエネルギー体と教えられています。俺は世界を創り上げた訳でもないですし『人を喜ばせたい』なんて今は思えない。自分の事で精一杯の醜い存在・・・何度も言いますが人間なんです。間違いで転生したみたいです。チユさんの身体を持ち主にお返ししたいです。元の世界に戻してもらえますか?」
村長は深刻な顔になる。
「困ったのう・・・もとの世界に帰る方法はないのです。神子様は本当に神ではないのですか?」
お読み頂きありがとうございます。
これからも本作品をよろしくお願いします。
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『★★★★★』なら作者のモチベーションが上がります。
こちらも覗いて頂けたら嬉しいです。
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異世界召喚帰りの人達のせいでリアルが大変です。〜発現したスキル[精霊の守護]によって精霊の師匠を得て錬金術を極めてアイテム無双します〜
ローファンタジーで、主に九州が舞台となっております。