第69.5話 浅井家の防御力がかなりヤバい!!
※ 本編にはあまり関係ないですので、興味がある方のみお読みください。
大田勇介と藤田吉郎の対話コーナーの第69弾です。
今回のテーマは、浅井家の防御力がかなりヤバい!!です。
浅井長政が織田信長との開戦に踏み切った要因のひとつであろう浅井家の防御力についての考察です。
ナレーション
さぁ、始まりました!親友ふたりによる、夢のひととき。今回のお題は・・・「浅井家の防御力がかなりヤバい!!」です!!では、おふたり、お願いします。
藤田吉郎
第70話で出てきた内容やな。どうヤバいん?
大田勇介
まず、下の図を見てほしい。浅井家の領国を中心に北近江の地図を作ってみた。浅井家は北近江北東部の北国街道と北国脇往還の2つの主要街道を支配し、発展してきた新興勢力や。この辺りは北の越前から地続きの山脈が琵琶湖のすぐ近くにまで迫り、これらに城を築けば強固な支配力を発揮することができる。
※浅井家領国図
ヨシロー
確かに道沿いにいっぱい城があるな。
マタスケ
これらは基本的に山城が多いから、防御力が高い。それだけでなく、お互いに近接してるから連携が容易なので、攻撃するのに相当骨が折れる。特に小谷城から北西部にかけては兵を展開することが難しい。これだけでも小谷城は難攻不落と言える。
ヨシロー
小谷城が本拠地やっけ?この城の守りもヤバいんか?
マタスケ
それについては、もうひとつ図を用意した。小谷城は南に並んで伸びる2つの尾根とその間の谷を丸々城塞化している。城の後方は険しい山が続いているため、攻撃するためには南側から攻め上がるしかない。ただ、尾根伝いにいくつもの曲輪が設けられ、ひとつずつ攻め潰して行かねばならないから、甚大な犠牲を払って攻めることになる。城兵が十分にいれば、攻め落とすことはかなり難しい。
※小谷城図
ヨシロー
だから、信長もすぐに引き上げたんやな。確か、横山城ってとこに行ったんやっけ?結構遠ざかったな。
マタスケ
おそらく朝倉の援軍が迫ってきたことも関係してるんやろな。最初に出した地図で横山城の位置を見てもらうとわかりやすいんやけど、この城は北国脇往還沿いの小高い山の上にある。ここをとってしまえば、小谷城を攻撃する際の前線基地に使える。それだけでなく、すぐ西側に北国街道が通っているから、すでに織田についた鎌刃城とともに北国街道を遮断して浅井領南部に圧力をかけることもできる。
ヨシロー
横山城が織田の城になったら、一気に織田が有利になるっちゅーことやな?
マタスケ
うん。横山城は戦略上の急所と言える。もちろん、守る浅井家もその重要性がよくわかっていた。
ヨシロー
となると、何か動きがあるわけやな。
マタスケ
そういうこと。その辺りについては次回以降を乞うご期待ってことで。
ヨシロー
早く知りたいから、ちょろっと教えて!?
マタスケ
横着はしたらアカンって!!
ヨシロー
・・・横山城にかけたか?
ナレーション
お後がよろしいようで。




