第37.5話 戦国時代の服装ってどんなん?
大田勇介と藤田吉郎の対話コーナーの第38弾です。
今回のテーマは、戦国時代の服装ってどんなん?です。
第38話で出てきた戦国時代の服装について取り上げました。
第38話を読む前に、ぜひご一読ください。
ナレーション
さぁ、始まりました!親友ふたりによる、夢のひととき。今回のお題は・・・「戦国時代の服装ってどんなん?」です!!では、おふたり、お願いします。
藤田吉郎
第38話で主人公が服なくて困ってるシーンあったなぁ。あれ読んでもイメージ湧かんかってんけど。
大田勇介
まず小袖から見ていこうか。元々は平安貴族が下着として着始めたのがはじまりで、室町時代の半ばくらいまでは貴族や武士の下着として使われていた。戦国時代になってカラフルなものが増え、上着としての地位を得るようになっていく。
ヨシロー
何でインナーやったやつが、アウターになっていったん?
マタスケ
動きやすさが決め手やな。それまでの上着は大袖と言うもので、袖口が広く開いてダブダブやったから、腕を動かしづらかった。その点、小袖は袖口が狭くて比較的動かしやすかった。
ヨシロー
なるほどな。あと、肩衣と袴はどんなやつ?
マタスケ
多少乱暴な言い方になるけど、肩衣は上着、袴はズボンみたいなもんやと考えてもらったらいいかな。小袖の上につけるんやけど、次第に正装として認知されるようになっていく。最終的に江戸時代には正装として定着し、裃と呼ばれる衣装となる。
ヨシロー
何か言葉だけじゃ、イメージが湧かんなぁ・・・。
マタスケ
そうやな。わかりやすい図を貼っとくとするかな。
ヨシロー
おっ、信長やん!なるほど、肩衣も袴もしてるから、一応正装してる絵なんやな。
マタスケ
そう。今でもちゃんとした写真撮るときとか、きちんとした服装したりするやろ?信長も絵を描いてもらうとき、正装した自分を描いてもらったってことやな。
ヨシロー
そう言えば、だんだんと肩衣と袴が正装になったって言ってたけど、その前はどんな格好が正装やったん?
マタスケ
直垂がそれやな。小袖より袖口が広くてダブダブやし、脇が縫われてなくて開いてたりするから、着にくい感じがする。これもわかりやすい図を貼っておこうかな。
ヨシロー
ん!?この爺ちゃんは誰?
マタスケ
中国地方最大の戦国大名となった毛利元就やで。戦国大名の中ではメジャーな存在やねんけどな。長州藩・毛利家の基礎をつくった人物で、「三本の矢」の逸話なんかが有名やな。小さな家から大大名になったところなんかは、信長と通じるものがあるね。
ヨシロー
今作でもそのうち出てくる?
マタスケ
信長とは活動時期が微妙にズレるから、直接は関わってこないねん。孫の毛利輝元や息子の吉川元春、小早川隆景はちょくちょく出てくると思うよ!
ヨシロー
そっか。ちなみに、女の人はどんな服装やったん?
マタスケ
戦国時代は女の人も小袖が主になってくる。色鮮やかな小袖が流行し、正装としての地位を確立していった。
ヨシロー
これは図ないん?
マタスケ
ほい!
ヨシロー
確かに色鮮やかやな。この人は誰?
マタスケ
戦国一の美女とうたわれた、信長の妹・お市やで!
ヨシロー
信長の妹ってことは、そのうち出てくる!?
マタスケ
うん。数年後に重要な結婚をすることになるから、そのときに出てくるよ!
ヨシロー
それは楽しみやな。
マタスケ
現代の洋服に比べたら格段に落ちるけど、機能性は上がってるし、かつ華やかな衣装が新しく登場してきた。それがこの戦国時代でもあったんよね。
ヨシロー
そういう面から見ると、またおもろいな。
マタスケ
今作の本筋とは直接関係ない部分の話やけど、袖にせんといて欲しいな。
ヨシロー
小袖にだけにやな!
ナレーション
お後がよろしいようで。




