魔王の青春はこうして始まった
『弱い! 弱すぎる!』
『ひ、ひぃぃー』 『や、やめてください』
今日も魔王は好き勝手に街を壊し暴れています♪
魔王が現れて 2年、街は本来の原型を留めることが出来なくなっている。 人々は諦めるしかなかった‥‥だって相手が魔王なんだもん 無理やん 勝てる訳無いやん。 そんなこんなで 【この世界】は終わりかけていた
『ガハハハハ! もーおしまいか!!』
その時だった‥‥‥ ツルンッ 『ムムムっ!』
!ガッシャン! とかいうド派手な音と共に魔王がすっ転んでるではありませんか これは何という光景なのでしょう 恐る恐る人々が近寄ってみますが魔王はピクリとも動きません。 人々は喜びました。魔王の死因は恐らく脳震盪。 『バンザーイ バンザーイ バンザ‥‥ ザイ‥』
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『プハッ!』 起きて見渡すと多くの人がこちらを見ている。 ここは?? そこには一人大人が立っていて、多くの学生らしき人たちがいる。そして、
長谷川また寝てたのかー(笑)と、クスクス笑っている。
いっそのこと全部消し去ってやろうか!(怒)
まぁいいだろう。まずは事態の把握からだ まず一つ分かることはここは元いた世界では無いこと、そして、今俺は魔王では無くなってしまっていること‥‥だ
俺は魔王だ、何も焦ることはないここは冷静に状況を分析し、元いた世界に戻ることを考えよう。 もう一度言おう俺は魔王だ すると、隣の金髪で何やら胸が残念そうな女が近づいて来た。 不覚にも魔王でありながらドキリとしてしまった。
落ち着けー 落ち着けー 元いた世界ではありえないほどに心臓が高鳴っている。
そして、その女は耳元で
『あなた、魔王ですよね?』
『んなぁえうぼはまほ』 俺は意味の分からない擬音発して机に顔を伏せた
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続き頑張ります!!!