表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
努力チートの転生令嬢は研究員になりたい  作者: まるねこ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/66

59

 アーサー付きの従者にアーサーの軍服全部を持ってきて貰うよう手配する。すぐに20着程従者が持ってきてくれた。


服を強化すれば最悪の事態は避けれる可能性も上がるわよね。今回は制服の裏側に付ければ見た目も変わらず性能バッチリで出来る予定。


前はハンカチに解呪と解毒だったから、今回の軍服には最低限の薄く纏う結界が良いかしら。あまり強い結界だと常にダバダバ魔力放出し続けてる事になるしね。


 あと、念のため隷属の首輪とかつけられると困るわね。秘術中の秘術、隷属返しの術式を組み、縫い込んでみるか。


 結界はオート式だけど、これは反射式。そしてこの秘術は術式の中でも1,2を争う位の高度な物だし、返すのに魔力も時間もかかるのよね。


王族のアーサーにしか使えない、かも知れない。実践した事ないから予想でしか無いんだよね。明日から当分これにかかりきりね。


 アーサーの軍服全部に組み込む為に従者に制服を貰ってきたけど、アーサーは当分学院の制服だし軍服を着ないから大丈夫よね。


 最近気づいたんだけど、私って制服フェチなのかも。騎士服もそうだけど、制服を着こなしている人をみると、いつもより男前が2割り増し位に思える不思議。アーサーの軍服にこっそりハグしちゃうよ。本人には出来ないけど。


 毎日コツコツ取りかかってるけど、1日1着出来ない感じ。1着目が出来た時の感動は凄かったね。魔力も込めて縫っていくし、細かいし、目も肩もやられる。


 それと、毎日アーサーが短時間ながらもハグしにくる。影よいつのまにいたんだ。私が軍服にハグしている事を報告しないで欲しかったわ。



 全て縫い終わるまでにひと月はかかったよ。このひと月の間に兄から提供された目玉ちゃん(魔法珠)結界を魔法塔の各出入口に設置。害意のある者は入れなく設定してある。


1日1回は私の魔力を込めないといけないんだけど、何度か繰り返し使えるように兄がしてくれたみたい。流石兄。


 続いて私の服に取り掛かる。結界は要らないので制服の裏側と黒シャツの胸ポケットに組み込んでいく。


 アーサーの軍服に組み込まれた術式を陛下が見たらしく、(アーサーが自慢したと思われ)リカルド殿下とアレクサンダー殿下の着る軍服にも組み込んで欲しいと依頼がきた。


王妃様やシエナ様は魔力が耐えれないので作れないんだけどね。


 リカルド殿下は騎士団に所属していて、アレクサンダー殿下は魔法師団所属予定らしい。見目麗しく、出来る男は広告塔としても最高ね。


リカルド殿下の軍服30着を終えた頃、たまに魔法騎士団塔の結界が何者かを弾く様子が何度かあったんだよね。


その都度、魔法騎士団予定騎士や魔法師が調べに来てくれるんだけど、我が身が危険だと感じるので、そろそろ騎士団塔の常時見張りも付けてくれるよう依頼したんだ。


アレクサンダー殿下の軍服にも取り掛かってはいるが、もう、毎日飽きたよ。でも、こればかりは父も兄も出来ないので仕方ない。


そうだ、腕輪なら父も兄も出来るか。あー今更ながら失敗したね。腕輪の方が楽だわ。でも何個も腕輪しなきゃいけない人にとっては服の方が楽だよね。そう思う事にしよう。汗掻いても大丈夫だしね。


 アーサーは毎日来るけど、不満げにしてる。自分が自慢しちゃったから仕方ないけどってゴネゴネしながらハグしてお茶してるね。


 そろそろ魔法騎士団の正式着任が半年と迫っていてアーサーやリチャード、グレイも執務室に物を運び込んでる。団員も大半は選定が終わっているので魔法騎士団塔の周辺警備も少人数ながらやってくれてる。


 勿論結婚式の準備も同時進行のため大忙し。そろそろ王都のアーサーの所有の邸も改装されるみたいなので今度立ち会う予定。


アーサーとどんなお部屋にするか話をしてるんだけど、新居にはアイラコレクションは持って行かないと説得中。これにはグレイもリチャードも賛成してくれた。当たり前よね。


でも幸せを実感してる。楽しみ。前世でも独り身だったから念願の、悲願とも言うべきかも知れないけど、花嫁なのよ。結婚式までに不安の目は摘んでおきたいところだけどね。



そうして王族の方々の服に術式を組み込んで数ヶ月経ち、魔法騎士団設立まであと少しと迫った頃。



一報がもたらされる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ