我ら全てを生み出した祖先-XX
こうして、やっと因果を超え、いや、単に現実世界に次の問題が移っただけだ。やっと、話が進むのである。
女神「とはいえ、邦雄。烈という少女が言う限りでは、次の紛争は間違いなく沖縄が発端になる。」
俺「俺が見る限り、自らの力で現代兵器を破壊し続ける事になるが」
女神「それより先に人と戦う事になりそうですよーーーーーッゥツッ!!!」
そう、どうやらこの現実世界には俺は同じような奴らが沢山いたらしく、それがあろうことか体制側にいたなんて、人類の歴史ってのはどうやら根深いものがあるらしいな・・・・。
異世界からの帰還で落ち着いて、自分のアパートに帰って畳の上で寝転がってる時には、早速、アパートごと自走砲で多重火力砲火を投射され一帯が焼き払われる有様に遭遇していた。
俺「さてと・・・・・。で、あんた。」
b「私はバニーガール。我がアンセストリーの命を受けて、ここにいる。」
女神「アンセストリー。それが全てのミステリーを紐解く鍵になりそうね。邦雄」
俺「そのようだな。」
b「私はただ、それを告げに来ただけ。この魔法戦争を終結させるのは、魔界側も神界側も同意しているの。後は、あなた次第よ、仲間邦雄。」