魔王殺し
俺は、大量の虐殺を果たす。全ての国、全ての異世界、限界まで消し去ることにした。時として【自分そのものと戦うことになった】
魔王とされてしまった俺だが、この話はすぐに終結することになる。俺はさっさと現実世界に用があるんでな。
リリスとされる悪霊とされた女神がいう
女神「なんとしても、【魔法戦争】を終結させねば。」
俺「ああ、分かってる。このループを終わりにするには、【勝利】が必要だ。あの少女の言うところの。少女も、俺も、全てが、この勝利を得ない限り、悪夢は終わらん。」
そして、若造の俺が襲い掛かる。
若造「なぁ、おいーーーーーーーーーーーー!!!」
それにしても、私は記憶がなかったら知らないが、今初めて見る
俺は、とんでもなく強いなんてレベルじゃねぇ・・・・・・。
俺が目にした光景はおぞましいものだった。そう、今まで戦った天文学的回数の戦闘の全てが私1人に襲い掛かった。
想像絶すると思うが想像してほしい。まず、経験がたまらないと言った。それでいて何度も戦い続けるのである。だが、実の所、超因果的な経験という、あまりにも決定的すぎる強さが存在し、それを糧に戦っていたのだ。今、俺が対峙してるのは、あまりにもおぞましいものだった。
俺「やべぇ―――――――――ー―――――!!!!」
若造「ゥツゥツウゥツッ!!!!」
もはや、戦闘描写など生温い、今俺が見てたのは、そのありとあらゆる戦闘パターンであり、その若造の俺が因果を超えた記憶を糧に戦い続ける苛烈さである。
はは、これでも神になれないし、天使の足元にも及べないか。世界ってのはやはり広すぎる。
俺「じゃあ、【今の俺はどんくらいつえーんだよ】」
俺は、その若造の強さを一蹴した。あまりにも容易かった。
若造「なァーーーーーーー!!!」
俺「無限に殺してきた、何度も殺してきた。それが、意味がある行為だった。諸悪の根源ではないが、少なくとも【わざわざあの連中の因果に巻き込まれにいって、《救う》などという《救いようのない幻想》に追った】ことが全ての発端だった。だから俺は―――――――――ッッッ!!!」
そう、【罪なき人】ではない、人類は全員最初から罪を負ってたではないか。もはや殺し続けるしかない――――――ッッ!!!!
だから、俺は強かった。