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転生の終わり

その少女は【烈】といった。どういうわけか、現実世界の、つまり俺がいた世界のことを知っていた。どうやら現実世界の因果とかかわりがあるらしい。

俺のお得意の過去未来現在の同時存在能力で、瞬時にその立場に立った。

烈「あなたを呼び出したのは私らしいが、私はあなたをこれから無限に殺し続ける。私はあなたが持ってる能力は特別だとは思わない。だって、それって【みんな持ってるんですもの】少なくとも、【あなたと同じように――――――――――

　現実の世界で起きてる本当の戦争、その終結のために関わってる因果に制約された

―――――――――その人たちにとってはね。」

俺が頭にたった1つ、思い浮かんだもの。ちょうど、その少女の言葉で合点がいった。

どうやら、現実世界の戦争が全ての発端らしく、異世界呼び出しの無限回転生、その終わりのない原因は、、、、、。

俺はまず、現実世界に戻ることにした、が、それをこなすには、【この終わりなき転生を終わらせる必要がある。】