プロローグ
初投稿です!
宜しくお願いします!
宮之内学園、初等部から高等部あり、学園は広く都内では割と有名な学校だ。学力はそこそこ高く、部活動などの大会成績なども良い。
この僕、神城裕も今年からこの学園にお世話になることになる。
「生徒証よし、筆記用具よし、財布よしっと、んじゃ行ってきまーす。」
学園へは僕の家から電車で3駅、自転車でも行ける距離だが途中の急な上り坂を朝から乗り越える気力は持ち合わせていない。
しかし、やはりこの時間帯の電車は人が多いなぁ。人の多さに酔いやすい僕にとっては、通勤ラッシュの電車は辛い。辛すぎて帰りたいまである。あぁ、日本嫌だなぁ。
「次は宮之内学園、お出口は左側です。」
とか日本の嫌なところを考え始めたところで降りる駅に着いたようだ。
降りるのも大変だと考えていたが、他にも宮之内学園の生徒が多くて割とダメージなく降りることが出来た。
満員電車から降りるの辛いじゃん、精神的にね。
駅から学園まではすぐだ。まぁ宮之内学園駅なのにすぐじゃなかったら困るのだが。
けどあるじゃん、すぐじゃない駅とかバス停。まだ徒歩10分くらいかかるなら○○10分前駅とかに名前変えようよ。いや、それはないな。
などとくだらないことを考えている内に学園に着いた。
「えっーと、職員室はどこかなー?」
「職員室なら第1校舎の3階にありますよ?」
と学園入ってすぐに立ててあった校内案内図を見てると、背後からいきなり答えが聞こえた。
「あ、ありがとうございましゅ…。」
ほらぁ、いきなり後ろから声かけてくるから驚いて語尾かんじゃったじゃん。
「いえいえ。」
と言って、お淑やかな笑顔を浮かべて、ザ・清楚って感じの人は去っていった。
なんだあの人、僕じゃなかったら惚れてたレベルだな。
そんなことを考えてた後、僕は職員室へ急ぐのだった
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