虚栄の心に勇気を届けて其の三
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シークレットクエスト
──理を断つ一輪の青い花──
───クリア条件 アマリリスの解放
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受注しますか?
YES NO
「アマリリスには勇気が足りません。アマリリスは強さで弱さを隠している。心に勇気を与えられれば蒼断はこの地に現れる。蒼断は蒼を断つ。」
『これが庵の言ってたやつか......アマリリスは勇気が足りない、クエストアイテムのエーデルワイスの琥珀がキーになることは明らかだろうけど、なんか少しだけ引っかかるんだよな〜』
「創世の王は何も生物だけに非ず。」
「え?」
ふとアヤメが口を開いた。ベータとシグマが目を見開いているところを見るにこんなことは初めてなのだろう。先程までの雰囲気は何処へと消えたのかアヤメは少し虚ろな目をしながら話を続けた。
「私怨.......行き場の無くなった思いは世界を作り替える力へ変わる。」
アヤメはガンマに体を向けこう続けた。
「思念·死念·私怨、あらゆる思いは始まりの力へと生まれ変わる。思いは一つにあらず。二つの月は想いそのもの。」
「.......あぁ。参考になった。」
この中と唯一ガンマだけが少しだけ理解することができた。俺が来たことによって隠されたイベントが進んだとしたらそれはかの夜帝以外に考えられないだろう。
「貴方達ならあの子の心に勇気を届けられるはず。」
クエストの受注を終えプレイヤー達はアヤメの家を後にした。
「色々あったが、本来の目的は達成された。あとは数時間後のアマリリス戦に備えるのみだ。ガンマには後で色々と聞くことがあるが......とりあえずトゥーシューガァンから連絡があった、装備が完成したそうだ。取りに行ってやってくれ。」
「わかった。ゆぃつ カゲまた後で」
エリアから去るガンマの背中を眺めながらシグマは話をしだした。
「以前ベータがメモした文言以外にアヤメはクエストに関わる内容は話さなかった。その後できることは世間話程度、NPCと世間話ができる時点で凄いのだが....」
「ね!なんか重要そうなこと言ってたし、お兄ちゃんは特別な何かを持ってるのかな」
「君達の見解はどうだい?」
シグマはこの中で最もガンマについて詳しいであろうゆぃつとカゲツに話を振った。
「あいつのやることは俺達でもよく知らん。でもまぁ、運だけはいいからな〜あいつ。どっかで創世生物に繋がるクエストでも見つけてんじゃない?」
「王について情報は漏らさないと誓っている。」
「あれ〜?俺には聞いてくれないの?」
「お前は別に関わりねーだろ、弓の練習でもしてな」
「ハハッ!手厳しいな!いつかは君を超えるよ?ゆぃつ、今仕留めたっていいんだよ?」
「卑怯すぎる......」
みんなに置いてかれているテルテラ出会った。
「どういう関係?」
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「トゥーシューガァン!!!!来てやったぞーーー!」
「やっときやがったな?我にとっても自信作だ。最近で最も充実した数日間であった。あれほどの素材、そうそうお目にかかれない。団長に感謝するんだな」
「それもそうだな行動で示すとするよ。」
「そいつは一生物の仕上がりになっている。勿論改良も受付けているから良い素材を手に入れたら相談するといいさ。」
「お-ー!」
トゥーシューガァンが指した場所には白を基調としたメイスと小盾が飾ってあった。
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《破撃の聖鎚》
STR 1700
LUK 500
効果
·クリティカル発生時一定時間耐久値が減らない
·スタン効果増加
·スタン時間増加
·攻撃連続成功時にSTRに補正がかかる
────最大スタック数5
────1スタック事にSTR15%増加
《破城の聖壁》
VIT1700
LUK500
効果
·パリィ成功時に一定時間耐久値が減らない
·パリィ成功時相手にスタン値を付与
·パリィ連続成功時にDEXに補正がかかる
────最大スタック数5
────1スタック事にDEX15%増加
セットボーナス
·両スタックが最大数に達した時耐久値を回復
·LUK1200以上で両装備に聖属性を付与
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「大盤振る舞いだな、これ。」
「うちの団長全面協力の元完成させた至高品だ。団長が言ってたんだよ」
「ガンマのプレイヤースキルは世界一だ。ただ、武器はそうという訳ではない。確かに強力な武器を二振り握っていたが結局の所耐久値は削れている。いくらプレイヤーが死ななくともメイン武器が壊れれば弱体化は必至だ。だからこそ絶対に壊れない武器を作ってあげたいんだ、そうなれば彼は完全無欠となるだろうね、」
「ってさ」
「その通りだな、俺が欲しかったのは折れない武器だ。ここまで要望通り、というか期待以上だよトゥーシューガァン」
「期待を越えなきゃトップクランの鍛冶師はやっていけねーからな。我にかかれば容易いさ。」
「うし、これで俺の準備は整った!叩き潰してやるよ!アマリリス!」




