表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/36

狼よ獲物を見誤り噛み付く先は獅子であった其の一


「お、おぉー!これが始まりの街か!」


チュートリアルを終えゲートをくぐった先にあったのは規模はさほど大きくはないが栄えている街であった。


「かなりいいな!ここから俺の息抜きソロ冒険が始まるのか、やっぱりゲームは1番最初がサイコーに楽しいんだよな!この後俺がこのゲームを続けるかは、分からないけどな」


明らかに“今!チュートリアル終わりました!”

と言わんでもわかるという風貌のプレイヤーが一人ではしゃいでいるところを変な目と初々しいという暖かい目で見ている二極端のプレイヤーに見守られながら街を散策し始めた。


「それにしても皆パーティでプレイしてんだな、俺くらいじゃないか?ソロなの」


それもそうであろう。何せチュートリアルの注意書き、というかこのゲームを買った人だったらほとんどが知っているであろう最小人数10人規模を前提に組まれているゲームモードなのだから、ソロプレイヤーなど余程の変態しかいない。


「まぁ、どーせ楽しかったらあいつは誘うし、いいか!んで、これか」


木の看板が少し歩いた先にありそこには初心者必見の看板と矢印が書かれていた。


「初心者必見、そして矢印の先にも看板、親切なゲームだな!なになに?ここに触れてみよう、か」


矢印に触れてみると矢印が浮かんで見えるようになった。


「おぉ!これがガイドか!」


矢印に従いついて行くと思った通りチュートリアルの続きであった。鍛冶やアクセサリー、ポーションにスキル、質屋とか色々。大体他のゲームと余り変わらない感じだったがこのゲームの凄いところはそこではなかった。


「うーん、やっぱこのゲームすげーな、初めのネクロマンサーとかと戦った時から思ってたけどリアルとほとんど同じように動けるな、単純に身体能力が上がった感じだな、暑いとか寒いとかそういうのも全部感じるしさっきの鍛冶工房とか汗かいてきたわ、もし火山とかあったら熱中症で倒れそうだな、」


歩きながら考えていると最後に大きな店に案内された。


「ここが最後か?お、矢印消えた。」


店内に入ってみるとここがどういう店なのかすぐわかった。


「なるほどな、ここが市役所的ポジションだな?“ギルド”かなるほどな!これで俺も聖職者になれるって訳か!今はただのなりきり聖職者だったもんな...初めから聖職者に慣れてたらチュートリアル完封してたろうな」


ギルドに足を踏み入れるとNPCにカウンターのようなところに案内された。


「ここはギルド、職業を選択できる唯一の場所です。各街に1つございます。まず初めにこの世界のことを説明させていただきます。」


「お、これはしっかりと聞く必要がありそうだな」


「この世界は現在3つの大陸によって構成されています。今いるのが南大陸と呼ばれています。次に現れたのが西大陸、そして中央大陸です。南大陸にはクロスコード 西大陸にはグランコード、そして中央大陸にこの世界最大の国であるインフィコードがごさいます。」


『 ここでタイトル回収、中央大陸には何かあるって思った方が妥当だろうな...』


「質問だ」


「はい。なんでしょうか」


「西と南、そして中央ということは東と北も来るのか?」


「そこに関しての情報は私達にもお答え出来兼ねます。」


『 お答え“出来兼ねます”か、まぁ流石にありそうだな』


「分かったありがとう」


「続いて職業(ジョブ)の選択に移らせていただきます。」


「今俺がなれる職業(ジョブ)の一覧は見れるのか?」


「かしこまりました。」


すると職業(ジョブ)が記されたウィンドが出現した。そこにはジョブ特有の恩恵や利点やデメリットなども記されていた。


例えば


騎士

・盾系統と長剣に補正がかかるがINTに下方補

正がかかる。

・盾と長剣を同時に装備している時VIT・STR

に補正がかかる。

・どんな状況でも対応できる万能ジョブ。


など、様々な恩恵を受けれる。ガンマは初めから決めていた通りに聖職者を選択した。


聖職者

・支援魔法と打撃武器に補正が掛かるがAGIに

下方補正がかかる。

・小盾と打撃武器を同時に装備している時STR

に補正がかかる。

・打撃武器以外の武器を装備している時STR・

DEX・AGI下方補正がかかる

・後衛を護る盾であり支援の出来る向けの玄

人ジョブ。


職業(ジョブ)は聖職者でよろしいでしょうか。」


「ああ頼むよ」


「かしこまりました。」


決定したのと同時にガンマの体は黄色く輝いている光に包まれ始めた。


「おぉ!ついにこれで聖職者になれるって訳だな!」


『 AGIに下方補正がかかるのは痛いが、仕方ない。そこはレベルを上げてカバーすることにしよう!AGIが低いとソロプレイはきついからな、特にチュートリアルですらあの難易度なんだからここにいる敵もかなり強いとみた、盾で防いで戦うっての好きじゃないし意地でもAGIはあげる。って言っても他の恩恵がかなりでかいからな!多分俺にとってはの話だな、』


それもそうであろう。支援職にSTRの補正が乗ったとしても“普通は”あまり意味が無いのだから。特に聖職者は仲間を守る事に特化している為VITに補正がかかって欲しいものだ、故にこの世界での聖職者は....


「こいつ、本来はハズレ職だな」


パァーと光がむさんしガンマが着ていた先程までの初期装備が少し変わり少しだけ聖職者?っぽく見え始めた....誰がなんと言おうが聖職者である。


「これで職業(ジョブ)の更新は終了です。他に質問などはありますか?」


「いいや!大丈夫だ!」


NPCのお辞儀を軽く会釈してからギルドから出る。


「うし!次はついにモンスターとの対面だな!」




***


「ねぇねぇ団長?」


「なんだいてらちゃん」


「あの人、一人でやってるのかな」


「ん〜?」


てらちゃんと呼ばれているプレイヤーが指を指す場所には経った今聖職者のジョブに着いたばかりの初心者であった。


「....そうだねぇ〜」


団長と呼ばれているプレイヤーはこのゲームについて語り始める。


「このセレスティアルモードはパーティープレイ推奨....というかそうしないとまともにレベルも上げられないってのは分かるよね?」


「そりゃーね?私も、ていうか私もそうじゃん?今もまだ始めたてだし?リーダーが居なかったら1レベルも上がる自信ないし」


「一人でログインしてる人はだいたい自分のオーダーメイドの武具ができて取りに来てるとか、自分よりも遥かにレベルの低いところで素材集めとか、ポーションとかスキルブックとかの買い出しとかそんなんばっかりだよ」


「でも一人で行くっぽいよ?ニッコニコで出てったし」


「どうだろうね〜パーティーメンバーがどこかで待ってるのか、はたまたこのゲームをほんとに知らないプレイヤーなのか、あるいは、」


「あるいは?」


“本物の化け物か”


「だよ♡」


頑張って更新頻度高めに書いていきたいなぁ〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ