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墓石の守護者達よ主を守る盾とならん

電車内って暇っすよね、結構前から小説書いてるんですけど文章を書く速度がめちゃめちゃ上がりましたw

ポリゴン状の粒子となり運ばれてきた場所は何やら書物が大量に置かれてある場所であった。


「湿った雰囲気だな」


恐らくは図書館として使われていた場所なのだろう。床や壁、本棚までも朽ち始めていて触れるだけでも崩れてしまうような様だった。


「なんか、始まりの村!って感じではないな、さすがに」


ガンマが1歩前へ歩みを進めたと同時に脳天目掛けて矢が数本放たれた。


「あっぶ!な!、おいおい、チュートリアルにしちゃー随分と初見殺しだなぁ」


前に瞬時に踏み込み矢を避けそのまま弓を引いた張本人を探すため駆け回る。その間にも初心者には手厳しいほどの矢の雨が降りそそぐ。矢の着弾地点はもう一度踏み込んでしまえば床が抜け落ちてしまうことがひと目でわかった。矢の放たれてる方向から位置の予測は付いているが近接武器では手の届かない場所にいる。


「本棚を蹴って上に行くことも考えたけどあの様子じゃ踏ん張りも効かねぇ、どうしたものか....?!」


音もなしに中世の騎士の鎧を着た者が斬りかかってきた。


「そりゃそうだ、遠距離が居るだから近距離担当もいるわな!」


振り下ろされる両刃の長剣を横に避けながら新しいゲームで慣れていないインベントリ操作を行い小盾とメイスを取り出す。


「このインベントリ操作脳内でできねーの?!」


視点の右端にインベントリ欄が出現した。


「.....出来んのね、」


そっとインベントリを閉じ目の前の騎士に目をやる。だが矢の本数が変わった訳ではなくほんの数秒おきに矢がまとめて降りそそぐ。それをバク転でよけつつ騎士の顎にメイスを下から突き上げた。


「おお、これがスタンか」


斬りかかっている最中にスタンを決め込んだからなのか動こうとしても体が動かない様だ。止まっている隙に次は脳天にメイスを叩き込み騎士を沈黙させる。倒れた騎士は粒子状になり消えていった。


「うし、“まずは”一体、」


そう、視点を横に向けると数を数えるのも嫌になるほどに騎士が立っていた。中には大盾を握る者や小盾と両刃の長剣を握る者、大剣を握る者様々であったが、そんな考え事の最中にも降り注ぐ弓矢。


「なんか裏があるな、」


『 チュートリアルでこれほどの物量と、どう考えても一般のプレイヤーを通さないための検問、こいつらを相手にしてても埒が明かない、どころか武器の耐久が持つはずもない...て事は。“ ボスを倒せば ”終わるタイプとみた』


だが全無視でボスまで駆け抜ける訳にいけない。目下の目標は矢を放ってくる奴らだ。騎士たちを見る限り上にいるのも鎧を着た騎士なのだろう、弓兵と言ったところか。遠距離攻撃を持たない者にとってはかなり辛い位置にいる為現状手のだしょうがない....訳ではなくなった。


「つまりだ、こいつらを蹴散らして武器を強奪してぶん投げれば良いわけだな!」


矢が降る中騎士たちに飛びかかり顎や頭を集中的に殴りスタンを決め込みもう一度殴るそして武器を奪う、奪った武器で騎士を斬る、殴る奪う。圧倒的輩ムーブで騎士たちの装備をインベントリに突っ込む。数は減ってきたがまだまだいることも事実。それに..........矢がウザイ


「絶対ぐちゃぐちゃのボコボコにしてやるからな、あのクソ弓兵、」


ふつふつと湧き上がる信念と同時に巡らせる考察。


『こいつらと戦ってわかったことは、こいつらはただの騎士じゃない。 “ アンデッド ”モンスターだ、 カランコロン変な音が響いてると思ったらスケルトンタイプのモンスターだな、目の前の騎士達の中にはスケルトンとゾンビが混合でいるんだな』


考えながらも騎士(モンスター)を拝借(奪った)長剣と盾で制圧していく。


「そろそろ貯まったろ!!」


矢が降り注いだ瞬間向きを反転し騎士を無視し弓兵を始末しに行く。


「いい加減にしやがれ!」


頭の中でインベントリ整理を済ませ手元に有る奪った長剣を弓兵に投擲した。


「何度撃たれたと思ってんだ!お前らの位置なんか丸わかりなんだよ!」


頑丈な鎧を長剣が穿いたのかかなり音が響き渡る。降りそそぐ矢の雨は20は優に超えるが次に降ってきた矢の数を見て確信した、一体始末したと。


「矢の数は1本減ったな、つまりさっきのはドンピシャって訳だな」


これで確信を持って投げられると言わんばかりに大量の長剣をインベントリから床にばらまける。その間騎士達も襲いかかってくるがそんなことはこの際どうだって良い、なぜならこの戦闘中“ 1ダメージ ”も負っていないからである。


「おらおらおらおら!」


拾って投げる拾って投げる騎士を沈黙させる 拾っては投げ拾ってはを繰り返すこと数分。


「うし、矢の雨沈黙」


騎士には目もくれずその先にいるネクロマンサーを見つめ始めた。


「あれが親玉か?まぁ、明らかに召喚しまくってるもんな....矢ももう降ってこないし突っ込むか」


盾を構えて騎士たちに突撃していく、物量ではまず勝てないが的確に敵を弾き斬り伏せていく。着実に進んでいくがキリがなくボスであろうネクロマンサーが遥か彼方に感じる。


「これがチュートリアルなんだから終わってんだろ、でもまぁ実際、“こういうの”がしたかったんだよな!」


ギアが上がった音がした。必要な行動以外全てを削ぎ落とした無駄のない動き今までやってきた“魅せる”プレイでは無く“勝つ”ための動き。体に染み付いた彼の技術と知識が集約される。


「やっと着いたぞ、クソネクロマンサー!」


このチュートリアルで溜まった鬱憤を全て吐き出すかのように長剣ではなくメイスに持ち替えてボコボコにし始めた。


「これで終いだろうが!」


ネクロマンサーの骸骨の顔面にメイスがめり込み粒子状になって消えていく。


「やっぱりこのネクロマンサーがボスで合ってたっぽいな、さすがに疲れた、」


がんまは床に片膝をつき座り込みチュートリアルクリア画面を確認する。


「はぁ〜楽しかったぁ、」


入口とおなじ巨大なゲートをくぐりチュートリアルを終了する。


これからも頑張ります。

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