筆す惇顧偲
皆々様への感謝も込めて
矢の如く
過ぎしひと年
君偲び
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ご挨拶
2023年 12月01日 (金) 05:44
おはようございます。ピストンです。
以前から言っておりましたが、来週、12月8日をもちまして、こちらのアカウントを削除することと致しました。
ということで、これが最後の活動報告。
お別れの挨拶となります。
今回の活動報告のタイトル、色々と考えたんですよね。ミステリ好きらしく『長いお別れ』とか『カーテン』とか。でも結局はシンプルなタイトルに。まあ私らしいかなと。
さて、ホントはここから最後の雑談っぽいことを書こうと思っていたのです。内容としては「人は何故、物語を読むのか」という出だしから「人生が一度きりであることへの抗議」ってな感じの流れで。
「人生は選択の積み重ね」であり「選ばなかった道へ想いをはせることは自然な感情」である、みたいな。
ただ11月は体調不良の日も多かったもので書けませんでしたの。
最後までダメダメですが、まあ、これも私らしいかと。
ということで、ここからは私のなろうでの活動を振り返ってみます。
私が「小説家になろう」というサイトの存在を知ったのはアニメ『ログ・ホライズン』の放送にともなって。つまり2013年のこと。
ただこの時点ではサイトを訪れることはなく、あくまで存在を知っただけでした。
実際に初めてなろうを訪れたのは2016年9月。アニメ版『リゼロ』1期最終話放送直後。この後どんな風に展開するんだろう、と気になって軽い気持ちで覗いてみたら、まさかのレムちゃんがあんなことになっていたのでビックリ。
そして何作品か読んだ後に出会った、当時の累計2位『謙虚堅実』が抜群に面白かったことで、すっかりなろうにハマりました。
アカウントを作ったのは2018年10月。ふと『くまクマ熊ベアー』にポイントを入れたくなったので。
完全にサイレントな読み専だった私が、初めて感想を書いたのが2019年2月、あっちいけさんのエッセイに。これに丁寧な返信をいただいたのが大きかった。ここからなろうでの能動的な活動がスタートします。
19年4月、ヒロインランキング企画に参加。初投稿。その前のすげどう杯を楽しそうだなあ、と外から眺めていたので、つい参加してしまった。主催は殴り書き書店さんと、そうですね、今回はこう呼びましょうか、なまこさん。
なまこさんの企画では、その後ヒーローランキング企画にも参加させていただきました。
やっぱり、なまクラというのは私のなろう生活において大きな存在でありました。私自身は読み専ということで離れたとこから時おりチャチャ入れる感じでしたけど、つこさん、砂礫さん、砂臥さん、かわかみさん、漉緒さん、黒イ卵さん、神宅さん、茂木さん、おかやすさん、そしてあわさん等々、私と話してくださった人の多くは、なまこさん周りで私を見つけてくれたんじゃなかろうか。なまどりとインド人のデッドヒートとか楽しかったですよね。
ヒロインランキングが4月で、次に投稿したハーリーレイスが8月。ヒロインの時点では感想は書いても投稿は最初で最後のつもりだったんですよねえ。
この時期だと6月にKobitoさんのエッセイに感想を書いて、交流がスタートしております。
8月、私自身が倒れて1ヶ月仕事を休むことになります。また父が年内もたないだろうという状況でしたから、つい感傷的な気分になって、何か書きたくなってしまいました。
ホントはもっと直接的な自叙伝っぽいものを書くつもりだったんですよ。全10話くらいで、ポイントポイントのエピソードを連ねる感じの。
ただここで突発的にハーリーレイスを書いて投稿。当時はらんたくんが元気で、エッセイカテが今より荒れて熱気があったんですけど、そんな中で岡座さんとピノ子さんが非常に醜い罵りあいをしているのを見まして、つい皮肉を言いたくなりました。朝6時くらいに書き始めて8時に投稿した記憶があります。
そしてこれが書いてて楽しかった。
脚本書くのをやめた97年からこの19年まで、私って本当に文章書く機会ってなかったんですよ。手紙も書かないしSNSもやらないし、職場でも書いたりしないし。
で、このハーリーレイス。「下品な喧嘩やめれ」という内容なのに、ほぼプロレスの話で進行する。これって脚本書いてた頃からの私の癖なんですよねえ。本題に入るまで遠回りできればできるほど書いてて気持ちいいみたいなところがあるんですよ。
その気持ちよさをここで思いだした。
ちなみにそれでいうと、自分で書いたもので一番のお気に入りは『冬のはじまりに』。あのエピソードを話すのに、レン・デイトンの小説のタイトルってとこからスタートするのは、我ながらいい感じというか、書いてて気持ちいいというか。
そして当初考えていた自叙伝的連載は取り止めにして、ノスタルジックなものを単発作品で書いてみる方向にシフトチェンジ。ちょうど銘尾さんが「夏の匂い企画」をやってらしたので参加させていただくことにしました。
銘尾さんの存在も大きかったですねえ。その後「笑顔でいこう」「夏の光」「冬の煌めき」と企画に参加させていただいて、『夏の終わりに』で三千さん、『毎日、毎日、私は』で真尋さん、黒猫虎さん等と話すきっかけに。
結局、私のなろうでの交流って、なまこさんと銘尾さん、この二つのラインでほぼ9割って感じですよね。
19年9月から、だましだましの連載スタート。
当初はホントに、単発作品にならないような話の在庫一掃みたいな気分で始めた連載なんです。毎日投稿して25話あたりで半分エタるような感じでの不定期投稿になる予定だった。
ただ三千さんからメッセージでもっと読みたいとのリクエストがありまして、月木投稿の連載として継続。
この継続のタイミングで、もともと書く予定だった自叙伝的な要素をこっちの連載に溶け込ませないかと思いつき、最終話は父、母の話で締めくくることは決定。100話で終わるとは決めてなかったので、基本なろうでの時事ネタ、ちょくちょく思い出話というスタイルに。
同時にこの頃には、自分があんまり書きたくないもの、というのもわかってきまして、もともとの連載では書くつもりだった恋愛方面の話とか、映画業界の話とか、その後の小売業の話とか、そういうのは書かないことにしました。私の書いたものって相当偏ってますよね。10代の頃の話はたくさんあって、20代の話ってほとんどないんじゃないか。知ってる業界の話はどうしても暴露的な要素とか出てきちゃいますからねえ。そういうのあんまり好きじゃない。
だましだましに感想をくださったのが、ねぎさん、異邦人さん。そしてレビューをくださったのが如月さん。
19年12月からは活動報告でだましだましの補足をスタート。連載エッセイで毎回補足が付くというのは、なろうでも他にないユニークなパターンなんじゃないかと自画自賛してみる。
そうそう、正月には父が亡くなったんですが、そのタイミングで投稿していた話をなまこさんが割烹で紹介 (レディーボーデンのやつですね)してくださったおかげで、通夜、葬儀のタイミングでだましだましがエッセイランキング1位だったんですよね。あれは思い出深い。
20年6月、だましだまし完結。
まあ、これで私が最初に書きたくなったものは書けたので、一段落という感じ。
ここからは活動報告の方に場を移しましたから、交流する人ってのは、増えることがなくなりましたかね。内容的には、そこらの投稿エッセイに負けないものを、と思って書いてたんですが、どうだったかしら。
活動報告に場を移した理由は幾つかありますが、一つはブロック、ミュートユーザさんが増えてきたってのがあげられます。
私の場合、ブロック先行型、ミュート先行型とありまして、ブロック先行型は「こいつ嫌い」「この人ヤバい」だから接点持ちたくないというパターン。この人たちのことは、ぶっちゃけどうでもいい。
問題はミュート先行型の人。つまり「この人、痛々しくて見ていられない」というパターン。
コンプレックスが透けて見えるような人ですね。この人たちのことは別に嫌いでもなんでもない。そもそも私がそう読み取っているだけで、ホントにコンプレックスあるのかもわからない。
そういう人に「私、ブロックされてる」ってショックを与えるのは気の毒ですし、私自身が目立たない場所に行って接点持たないようにしておこうかな、と。
ま、一番の理由は最近のエッセイカテの雰囲気が苦手ってのがありますが。タイトルの日本語間違ってるのに、お仲間さんが誰一人指摘することなく、感想欄で誉め合ってるみたいなのが、苦手なんすよ。しかもお仲間さんの書く文章の水準からして、君ら間違いに気づいてるよね、ってとこが。
こんなところですかね。私のなろう生活。
ここまで名前を出した方々には本当に感謝を。
そしてこのサイトにも。
書こうと思っていた雑談の締めって、こんな感じの予定だったのです。
「高校生だった梅崎くんが思い描いたサイトの姿。
サイトを立ち上げた4人の大学生が夢見た未来。
今のなろうはまるで違う形になっていることでしょう。
でも、その時その時、彼らが選んた道が、今ここに繋がっている。
世界に一つ、彼らにしか作れなかったサイトの形。
私は断然、それを支持します。
小説家になろう。私は大好きです」
では、そろそろ本当にお別れを。
ホント、他にも感謝すべき人はいっぱい居ますよね。感想やレビュー書いただけで直接交流はないですけど、曲尾さん、藤原キリオさん、くまなのさん等々、毎回楽しく読んでた作家さんとか。
海栗さんはじめ、つこさんのスペースでお話させていただいた方々とか。
あと香坂さんスミマセン。 私がアカウント削除しちゃうとブクマのポイント減っちゃうんですけど、ブクマ剥がしじゃなくて退会ですから(見てないだろうなあ)。
改めて。
銘尾さん、Kobitoさん、ねぎさん、あわさん、Yujiくん、こたかんさん、如月さん等々、元気かしら。元気よね。
なまこさん、真尋さんなんかは本屋にあるんだものね。凄い。間咲さんも。今後石河さんも。
つこさん、砂礫さん、砂臥さん、かわかみさん、女性陣ありがとです。
黒イ卵さん、神宅さん、茂木さん、おかやすさん、男性陣もどうも。
貴重な読み専仲間、漉緒さんサンクス。
より貴重な、なまこさんラインでも銘尾さんラインでもない同世代、異邦人さんもありがと。
そしてやっぱり三千さんですよ。私のなろうでの一番の友人。どうもありがとう。直接話せはしないけど、世界のどこかにあなたの書くもの全て楽しみにしてる読者が一人いますので。
本当に皆さんありがとうございました。
どうかお元気で。
そしてお幸せに。
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今ひと度の
エールを贈る
フレぇーーーぇっ!
フレぇーーーぇっ!
ピぃースぅートぉーンーーーーーっ!
フレっ! フレっ! ピストン!
フレっ! フレっ! ピストン!
筆す惇の
粋に莞爾と
漉の和歌礼
また何時か見ん
然らば吾が朋
メリークリスマス