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ポリスステーションの登場!

【ポリスステーション】


ここは最新鋭の装備が整えられた軍事施設。12年前の悲劇から10年後、この施設は開発された。この施設はプロペラとエンジンが設置され、空中を移動している。この施設は世界各地に支部を置き、2度とあの事件が起きないように警戒している。世界各地はポリスに管理、監視され指定された区域から出ることを禁止されていた。


…と言うのは誇張していて実際そこまではしていない。だが、90%くらいは今の通りだ。12年前、犯罪者組織【罪人ブラザーズ】ふざけた名前だが行った行為は恐ろしい。罪人ブラザーズの犯罪者達は何でか知らんが世界中でテロを起こした。例えば、抵抗した市民を苦しめるため、背中にナイフを刺して放置したり、戦車で海に無理矢理沈めたり…。それから10年。そこで出来たのがポリスステーション!!って訳だー!!


ま、私には縁の無い話だ。この街のただの学生…。ところがどっこい、この街が特別なんやで。この街はポリスステーションの支部が3つ!それに本部がかなりの頻度で現れる特別区域。その名も【ポリスシティ】…。ダサいと思いましたね?死n…おっほん、かっこいいでしょ!ま、そのポリスシティは外とは隔絶され、地位が高い人や優秀な人だけが入ることを許される。さらに!この街は外とは違い!ここ重要ね!外とは違い非常に便利で豊かな生活が出来る。そして僕が向かうのは【警察大学level4】。5つある大学の中でも2番目にすごい学校だ。早速行くか!大学へ


「…」


1時間目終わり!


「あ……はい……」


中略。


「…ボーッ」


授業終わり。帰宅。


ふう!今日も何も無かった!実は極度のコミュ障と言いますか…チーズ牛と言いますか‥陰キャ…では無い!絶対違う!そうであってくれ!でも、実際あまり人と話さないのは事実…ま、学校は優秀な方なんで問題無いとして1番の問題は最近治安が悪い。ゲーム友達が死んだそうだ。殺人で。ここに住んでるのに!何でだヨォ!その時、インターホンが鳴った。1人暗い夜の部屋。恐ろしや。


「あ…ナンデスカ…」


カメラには2台の警官とフードを被っている男が立っていた。そう言えば説明を忘れていたよッ!ポリスステーションの職員達は幹部を除くとほとんどが機械!幹部には情報が無いのでロボットか分からん。ま、多分人間だろう。するとフードを被った男が暗い声で話し始めた。


「ポリスステーションです。」


「は、ハイ」


恐る恐る扉を開くと竹馬に乗った少年と上半身だけのダンボールロボット。そして少年の背後には髭が生えたお父さんのような人が立っていた。お父さんの胸にはキャラクターがムッと怒ったような顔のワッペンが貼られていた。このワッペンは警官が不審者を見つけた際に最初に貼るシールだ。つまりこいつらはここの市民では無い!


そう気づいた時、私は急いでドアを思いっきり閉めたが、父親が片手で扉を押さえていた。


「ひいいああ!!」


男は無言で怒り狂った顔をしながら必死に扉を開けようとしていた。


「ポチ!ポチ!」


するとパワーチワワのポチが急いで駆けつけてくれ、父親の指を噛みちぎると、すぐに扉を閉めて鍵をかけてくれた。すると急に力が抜けて涙が出て来た。ポチの首輪が赤く光った。これはポリスステーションに連絡している合図だ。このパワーチワワのポチはこの街に来た時にポリスステーションから支給される護衛犬。訓練済みで非常に賢い。


「ワン」


ポチは私を椅子へ座らせると窓や扉の鍵を確認した後、私の隣の椅子に座ってくれた。


「ひゅう!危なかったね。ポチ」


「ワン」


しばらくすると、インターホンが鳴った。次こそはもう来ないでくれよ…。そう思いながらカメラを見るとそこにはしっかり足が生えた警官3台が立っていた。私は急いで扉を開けた。


「不審者は現在追跡中です。警官を一名駐在させて置きます。我々はこれで」


警官は1人待機して、残りの警官はどこかへ行ってしまった。安心して、扉を閉め、鍵をかけようとするとドアノブがガチャガチャ動き始めた。


「!?」


私は急いで扉を押さえたが、間に合わず扉を開けられてしまった。すると男はすぐに私の首を押さえた。引きこもりの私には筋肉なんて存在しない。抵抗も出来なかった。すると外で倒れていた警官が急いで男の腹を掴むと取っ組み合いをしていた。警官は片腕が殴られた後があった。


「ポチ!ポーチ!」


するとポチが駆けつけて来た。しかし、男は警官をマンション17階の高さから投げ落とすとポチを掴んでポチを近くにあった積み木とロープを使い、ポチを積み木へ巻き付け、おもちゃ箱の中へ入れた。


「ひいいやあああああ!」


その時、扉に1人の警官が現れ,男の頭を打ち抜いた。警官はシーッ、と言うジェスチャーをすると私とポチを連れて柵の外に停まっていたヘリに飛び乗った。


「ワンワン!」


「ひえっ!」


その時、警官は私とポチを座らせると他の警官と話し始めた。


「D地区壊滅。生存者は一名。他の部隊と連絡は?」


「連絡が付かない。第2支部がやられた。A地区へ避難が始まった。俺たちも急ぐぞ」


「は?ナンデスカ」


警官達は慌ただしい様子で急いで他の区域へ急いでいた。


「ちょっと!私この区域から出られないんだけど…」


「もうこの区域は避難命令が出た。第3支部へ向かう。君たちは支部へ乗って逃げろ。ここはもう駄目だ」


警官は街の方向へ指を刺した。さっきまでいた街は大爆発していて、真っ黒な空に無数の戦闘機が浮かんでいた。


「空爆だ。この都市は残りA地区とC地区以外破壊された。この都市はもう駄目だ!!」


警官が叫んだ瞬間、ヘリが爆発した。ヘリは徐々に高度を失っている。下はマイナスを超えた水温の川か真っ暗でただただ広い平原。


「次の区域まで持たん!俺は犬を!お前を人を!」


するとポチと私は警官に抱えられ、警官はヘリから飛び降りた。飛び降りた後、警官は話しかけて来た。


「今から君を次の区域まで投げる。次の区域内に行けば必ず他の警官が助けてくれる。暴れないでくれよ!」


警官は私を投げると同時に反動で地上へ落下していった。私はぐんぐん高く飛んでいき、私を投げた警官は地上で爆発しているのが小さく見えた。そのとき、ポチが飛んでいるのが見えた。


「ポチ!」


私はポチを抱き抱えると視界が暗くなり,真っ黒になった。


目が覚めるとどこかの部屋にいた。


「ここは…」


周りにはたくさんの警官が居て、少し進むと人間が1人立っていた。


「あの…」


「俺はこの第3支部の警部補だ。お前を生きて送還すれば本部からたんまり報酬が貰える。ベッドで寝ときな。しっし」

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