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9 軍隊というのは力がすべてです

「けっ、子供じゃねえか」


周辺の貴族から供出された兵士を集めたところガラの悪いのが混じっていました




まあ仕方がありませんよね


国境の警備に行けと言われて辺境伯の所に来たら当主が6歳の子供なのです


それどころか集まった兵士に向かって話をしようとするのが4歳の幼女


侮るなという方がおかしいでしょう





悪女わたしは中身は大人ですからそんなことでは切れませんよ





「文句があるならば帰って貰っても結構である、前へ出ろ」


できるだけ軍隊口調で言いました


気分は年齢制限で酒が飲めない少佐です





そしたら数名が前に出て来ました


お調子者はどこにでも居るという訳ですね






すかさず口の中に水を生み出し、気道を塞ぎました


数名ならば順番にやっても一瞬です






地面に倒れこみ苦しむ兵士達


それを驚きの目で見る兵士達


訓示を垂れるため木箱に乗り少し上の位置にいる悪女わたし





上位者わたしに逆らえばどうなるか判ったことでしょう


軍隊というのはそういう所ですからね




もちろん平時は無茶言いませんよ


絶対服従は軍隊行動している時だけですからね

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