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6 お隣の貴族達が攻めてくるそうです

「お嬢様、貴族達が攻めてくるそうです」


使用人から連絡を受けました


予想通りの事態に悪女わたしは呆れました





いえね国王が黒色火薬を献上しろとか言ってきたんですよ


もちろんこちらの秘密兵器ですからね


断りましたよ





そうしたら近所の貴族に奪ってくるように声を掛けてきました


それを事前に悪女わたしが察知しました





この世の中は貴族だけで出来ている訳ではありません


大半が平民です





平民の多くは平穏無事に暮らしたののです


だれが戦争に喜んでいくか、という訳です


そこで頭の良い人間をよりすぐってスパイに仕上げました




戦争を起こす貴族が悪で、それを阻止する悪女わたしが善という旧日本軍も真っ青の洗脳をしました




・・・あまりにも簡単に洗脳されたのでびっくりしましたよ


日本人って結構レベルが高かったんですね


オレオレ詐欺にはひっかかかりますけどね(笑)





という訳で悪女わたしの出番です



御存じかどうかわかりませんがこの世界の貴族は魔法が使えます


火を出したり、水を出したり、ですね




悪女わたしですか


適正は水でしたね





水と言ってもバカにすることはできませんでしたね


なにせ人間の体の大半は水なのです


それさえ知っていれば大抵のことはできましたね




たとえば人が居るか居ないかが判るとか、です



もうお分かりですね


悪女わたしの所に攻めてこようとしてる貴族の家に忍び込みました





水魔法の探知があれば光学迷彩なんて必要ありません


だって見つからないんですもの




そうしてご当主様の寝室に忍び込んで水魔法を使いました


そう口の中に水を出すのです


そして水を操って窒息死


簡単でしたね(苦笑)





あ、ついでに跡取り様とかも一緒に始末しておきましたよ


一度に殺す方がコスパ?タイパ?がいいですからね




それを何回か繰り返せば攻めてくる貴族はいませんでした





そりゃそうです


誰が継ぐかでお家騒動しているのです


他の貴族の所に攻めている暇なんてありませんからね

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