4 隣国が攻めてきましたので皆殺しにしてみました
「あ、悪魔め・・・」
隣国の兵士が何か言っています
失礼ですよね
幼女(4歳)に向かって悪魔なんて
我が国に攻めて来たそちらの方が悪魔じゃないですか
攻めてきて男を殺して女を犯す
そして金目の物と農作物を奪っていく
そんな人たちに悪魔と言われる筋合いはありません
話を少し戻します
しばらくは平和が続いていました
隣国だって毎日攻めてくる訳ではありません
下っ端の兵士は農民です
種まきだの収穫だのと農作業がある時期は畑から離れることができませんからね
つまり農業が暇になる時期に攻めてくるという訳ですね
実にわかりやすいです
という訳で隣国がまた攻めてきました
王族や近くの貴族ですか?
応援は来なかったですね(怒)
まあないもの強請りしても仕方がありません
本当はもう一個艦隊、いや半個艦隊でもあればって感じなんですけどね(怒)
攻めて来た軍隊は偉い人が丸わかりでした
だってこの世界、指揮官は目立ってなんぼ、なのです
ですから黒色火薬を使う先が簡単に判って助かりました
ただ黒色火薬に火を点けた投げただけではありません
黒色火薬を入れた小さな樽には尖った石を入れておきました
・・・本当は某漫画のように鉄くぎとか入れたかったんですけどね(涙)
結果はどうなるか
もう酷いものでした
だって散弾をぶち放ったようなものですから
偉い人とその取り巻きは全滅です
いや即死ではなかったです
人間そう簡単には死なないものですね
その分悲惨でしたけ
「痛い、痛い」
だとか
「助けてくれ」
だとか泣き叫んでいました
未知の兵器を使われた軍隊ほど弱いモノはありませんでした
なにせいつ自分が悲惨な目にあって死ぬか判りませんからね
生き残った全員が逃げ出しました
まあ黙って逃がす必要はありません
皆さん死んでもらいました
竹やりで、です
太平洋戦争では苦笑モノの兵器でしたね
でも異世界では大活躍でした
先を尖らせた竹やりは自分の身を危険に晒すことなく殺せますからね
実にいい(笑)
という訳で全滅して貰いました