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2 下準備は大事ですよ

「まずは周辺の貴族と王家に助けを求めましょう」


悪女わたしが新しく辺境伯様になった幼馴染にそう囁きます


素直に返事をして手紙を書く辺境伯様


良い子ですね





どうも悪女わたしです


現在の状況を説明しますね




辺境伯家は隣国からの侵攻を阻止しました


ですがその結果先代の辺境伯様がお亡くなりになりました


残されたのは6歳になるご子息、つまり現辺境伯様と奥方様のお二人です


まあ家臣たちもいますけどね




でも現在の辺境伯家は混乱していてなんの手も打ってません


いやダメでしょう


そう思った悪女わたし(4歳)




次の手を打つべく辺境伯様(6歳)に進言しました


近くの貴族と王様に助けを求めましょう、と




6歳の子供に戦いの采配が出来る訳がありません


ここは王家が代理人を寄越すなり、別の人間を辺境伯にするなり手配する所です


適材適所というやつですね




あと、近くの貴族も助けるべきです


すべてを辺境伯に押し付けて安全だけを受け取るなんてことは許されませんからね





まあ助けなくてもいいんですけどね


自分達の死刑執行書にサインしたも同然になるのですから




物事は事前の準備が8割です


助けを求めても助けなかったというのは未来で命取りになることでしょう



ぜひ救援要請を無視して貰いたいものです

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