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「アイ」  作者: 幻燈日灯
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「アイ」の行く末

 もしも願いが叶うとするなら、いますぐ私を殺してみて。

 冥王星のさらに奥の、銀河の果てまで連れて行って。

 それでこの恋が終わるなら。

 それでこの愛が消えるなら。

 壊れそうなほどに頑丈で、崩れやすいほど強情な。

 私の思いを今すぐ消して。

 記憶の果てに、連れ去って。

 ゴミ箱の淵に捨て置いて。

 それで貴方が救われるなら。

 私の命は塵も同然。

 牢屋の隅でも構わない。

 貴方が生きていればそれでいい。

 私が死んでいてもどうでもいい。

 この愛は永久不滅で、この恋が終わることはない。

 比翼連理の空模様に、モーセの杖を翳してみれば。

 それでも私の涙は枯れない。

 枯れ木の葉にすら届かない。

 いっそ、私を殺してみて。

 貴方の行方はもう知れない。

 この恋は終わることはない。

 この愛が止むことはない。

 私の恋が死ぬことはない。

 私の愛は消えることはない。

 その恋が届くはずがない。

 その愛が見えるはずはない。

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