残酷な世界&ありがとう
『残酷な世界で』
世界は残酷で
願いなど叶わない
祈りなど届かない
それなのに、願ってしまうのはなぜなのだろう
祈ってしまうのは
なぜなのだろう
人は何かに
救いを求める
産まれてきたことは罪ではないことを
生きてきたのは過ちではないことを
生きていく理由が欲しいのだ
それだけで生きていけるような
そんな何かをさがしている
例えばそれは
人だったり
夢だったり
1人1人ちがう何かを求めて
何が正しいなんて分からないけれど
悲しみに満ちたこの世界に生まれてきてしまった僕たちは
わずかな喜びや希望に向かって歩いていくのだろうか
そしてまた願うのだろうか
祈るのだろうか
そしてそれが
叶うことが、届くことがあるのだろうか
分からないけれど
願わずには、祈らずには
きっといられないのだ
『ありがとう』
毎日が楽しくって
優しくって
どうしようもないよ
このまま時間が止まればいいのにとか
本気で思った今日この頃
悲しいことも少しはあるけれど
そんなもの君の笑顔で吹き飛んでしまうさ
さぁ笑って
まるで僕は君に出会うために産まれてきたのかなって
思っちゃうくらい
君に夢中なんだよ
出会った瞬間
世界が止まったんだ
本当に
足が崩れそうになるくらいの衝撃
一目惚れとかしたことなかったのに
もう本当
世界が笑ってくれてるみたいな気分で
出会えて嬉しいなんてはじめて思ったんだよ
だから心からありがとうを
世界に、
君の両親に、
産まれてきてくれた君自身に
どうか最高の幸せを