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教師探偵ミチナガ  作者: 4869
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消えたおばあさん

私は、小山道長。教師であり探偵である。


昼間は、欅夢「けやきゆめ」中学校で、数学の教師をしている。


夜は、都心からは少し離れた喫茶店ミライで探偵として、こっそり働いている。


そこには、マスターの緒方「おがた」、同じ探偵でありコンビである、瀬利「せり」。


そして、ここの看板娘の杏子「きょうこ」ちゃん。


あと一人は、大学時代からのライバル、佐久間雄一「さくまゆういち」だ。


この五人で、休日や平日の夜中に探偵として活動している。


その名も、五つ星探偵社。


今宵も、探偵として、世のため、人のために働くとしよう。



「ミチナガ。今日も依頼がきてるぜ。」瀬利が言った。

「今日は、疲れているのだが。」

「そんなこと言わんで、ちゃんと解決しなって。お前の得意分野なんだから。」と、また瀬利。

「わかったから。で、なんの依頼だね。」


「んとな、きょうこが説明するね。今日の依頼は、消えたおばあさんの行方を捜してほしいっていう依頼やって。」

「消えたおばあさんか。どこが私の得意分野なんだ。熟女好きではないぞ。」

「そんなこと知ってるよ。それが、おばあさんついさっき遺体で発見されたらしいんだ。」

「依頼がきた後に、亡くなったのか?」

「えぇ、そうよ。私が以来受けた後になくなってたことが発覚したんよ。」


事件のあらすじは、こういうことらしい。

まず、杏子ちゃんが電話を受けた時には、若い女性が「おばあさんを捜してほしい」と、依頼が来た。いついなくなったか聞くと、今朝起きたら、寝室から消えていたと言った。今朝いなくなったのだったら、出かけただけではないのかと杏子ちゃんは問いただした。でも、おばあさんはもう帰ってこない。とその女性は言った。どうしてか?と聞くと、電話が切れてしまった。その数時間後、また電話があり、今度は若い男性から「さっき若い女性が電話してこなかったか。」と聞いてきた。理由を聞くと、男性が帰宅したとき女性は号泣しながら、おばあさんが殺されたと泣き叫んでいて、周りを見渡すと付箋に「五つ星探偵社と書いてあり、そこには電話番号が記してあったという。そして、訳を知りたいと思いここ「探偵社」にかけてきたと言った。杏子ちゃんは、女性からの電話の内容をすべて話した。男性は礼をいい、電話を切った。


「で、おばあさんが亡くなったことなぜわかったのだ。」

「それがな、警察から電話がきたんだよ。」


 「こちらは、五つ星探偵社で間違いないでしょうか?」

「はい、そうですけど、うちに警察さんがなんの御用ですか。」

 「先ほど、坂本由美「さかもとゆみ」さんと、坂本聡「さかもとさとし」さんから電話が来ましたよね?その件についてお伺いしたいことがありまして。電話をかけさせていただきました。」

「女性と男性の方から、電話がきたのは確かですけど坂本さんかどうかはわかり兼ねます。」

 「おばあさんの話されませんでしたか?」

「あぁ。そういえばしてましたね。おばあさんが消えたとか、なんやら」

 「その話なんですが、そのおばあさん坂本信子さんが…こ、殺されたんです。」

「殺された!?」

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