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シャーロック・ホームズとエキストラの秘密事件  作者: 蒼山ホタル


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《シャーロック・ホームズとエキストラの秘密事件》

玉:「次の試練へ。」


ミン:「いや! まだ探偵デビューもしてないのに!」


ホームズ:「ふふ…面白くなってきた。」



---


# *《シャーロック・ホームズとエキストラの秘密事件》

— 第1話:エキストラ、覚醒する —**


ロンドンの霧は今日も濃かった。

でも、僕 **ミン** にとってもっと濃いのは…

**現実味のない撮影スケジュール** だった。


今日の役は「通行人その3」。

セリフなし、存在感なし、ただ歩くだけ。


なのに問題は――

**主演がシャーロック・ホームズだということ。**


彼は天才だが、撮影中は *没入しすぎる*。


---


## **Scene 1 — ベイカー街221Bの前**


監督:「ミン! ホームズが君の肩を掴んで手がかりを探すシーンだ!」


ミン:「えっ…僕、ただの通行人なのに?」


ホームズ役の俳優が近づいてきた。

目が…本気だった。


「君の服についた埃、靴の泥…

君は犯人と接触したな。」


「いや、ただ弁当食べてきただけですけど?」


監督:「カット! ミンは犯人じゃないってば!」


ミン(心の声):

*僕…ただ歩きたいだけなのに…*


---


## **Scene 2 — 紫の霧と謎の玉**


夜、撮影現場に異変が起きた。

霧発生機が壊れ、紫の霧が広がった。


その中から、小さな光る玉が浮かび上がった。


「また…? 昨日の黄飛鴻の撮影でも見たぞ…」


玉:「選ばれしエキストラよ。“観察の魔法”を授けよう。」


「え、ホームズみたいになるってこと?」


玉が額に触れた瞬間、

世界がスローモーションのように見えた。


足跡、埃、呼吸のリズムまで――

全部見える。


「これ…本物の探偵スキルじゃん!」


---


## **Scene 3 — ホームズとの衝突**


翌日。

またホームズが僕の肩を掴んだ。


「君、今日は疲れて――」


ミン:「あなたは今朝紅茶を2杯飲んで、

左の靴紐がほどけてて、

監督に怒られるのを心配してますね。」


ホームズ:「……なぜ分かった?」


監督:「ミン! 今日から君は準レギュラーだ! ホームズのライバル探偵だ!」


ミン(心の声):

*ついに…エキストラ卒業!?*


しかしその瞬間、また玉が落ちてきた。

今度は赤い玉。


玉:「次の試練へ。」


ミン:「いや! まだ探偵デビューもしてないのに!」


ホームズ:「ふふ…面白くなってきた。」


---


---



ミン(心の声):

*ついに…エキストラ卒業!?*


しかしその瞬間、また玉が落ちてきた。

今度は赤い玉。

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