54話 ジャミラスとの戦いに不穏な影が差すならば
敵として戦うのはジャミラスだと思っていたケータ。
しかし、姿を現した神の口から出たのは違う名前だった。
ゾバーティフ氏族領の領都ゾバートに入った時、ホン・ワリャンの政府からの知らせは届いていなかった。
リレイアはゾバートの領の全ての政治的な役所、および冒険者ギルドにナノマシンを放って、書類を調べたが逮捕対象や注意人物のリストにケータ・リーフォンの中はなかったのである。
そこで、ケータは図々しくも堂々とゾバートの冒険者ギルドにジャミラスについての人物照会を行った。
すると、ジャミラスにはこのギルドでの活動履歴があった。
リレイアはそれを受けて、今度は人々の記憶を探るためのナノマシンをばら撒いた。
ミファの町で使ったのと同じものである。
調べる対象はジャミラス、会話や脳内に浮かび上がる言葉の中にジャミラスについて、特に『最近会った』とか『見かけた』とか『話を聞いた』という情報を探っていく。
だが、ケータはジャミラスが最終的な敵であると思っているのに対し、リレイアの意見は違うらしい。
どちらにしてもこの事件について最重要人物であるジャミラスを確かめるためのナノマシンであったのだが、思った通り奴がいた痕跡があった。
どうやら、それらしい人物が昨日まで宿に泊まっていて、しかも宿を出た後、ワートコート方面に向かったらしい。
ケータはそのことでジャミラスが真の犯人だとさらに思うようになった。
そこで、酒場で会った老人アルザントにジャミラスについて聞いてみることにした。
「僕たちは、小屋にグラムゼア・ランスをぶち込んだジャミラスという冒険者を追っています。奴がこの事件の鍵を握っていると思うのですが、ご存知ありませんか?」
「ジャミラスだと!……あの、馬鹿者が!……あやつは……ほっておけば良い……」
「そうなのですか?」
「…………」
その後は、ジャミラスのことをいくら聴いても何も語らなかった。
確かに25年前の悲劇の当事者としてはジャミラスは若すぎる。
だが、熱心なグラーム教の信者であることはグラムゼア・ランスを伝承されていることからもわかる。
その捉え方について、ケータとリレイアは意見を異にしていたが、向かう先は同じだ。
翌日、ケータ達はゾバートの町を後にし、ワートコートまで進む。
一気に進むために魔法箒を使ったのは、できればジャミラスより早く現場に付きたかったからだ。
だが、ワートコートで2日間滞在したにも関わらず、ジャミラスの情報は掴めなかった。
もし、立ち寄らずに先を急いで行くのなら、この町に立ち寄らぬ可能性もある。
ケータ達はジャミラスを探すのを諦め、先を急ぐことにした。
そして、サジトワ山に連なるダーバンシャイ山脈の最初の山の麓まで来ていた。
ここまでくるとジャミラスであろうが、他の者であろうが、マークすべき魔法はたった一つだ。
グラム・サーチ。
相手に知られず、広範囲に探査する魔法。
だが、リレイアはそれを上回る探査方法を持っている。
首都ソンで政府の監視網を掻い潜った時の経験が、捜査・探査に関する魔法に対応する実力を大幅にアップさせていた。
ここにキャンプを張り、根気強く逆探知の網を張った結果グラム・サーチの痕跡を辿ることに成功した。
後はあの悲劇を起こした人物を捕まえるか、無力化するか、殺さなければならないかを考え、どのような作戦にするか考えなければならない。
どちらにしても、明日にはこの依頼は片付くと思っていたのだが、突然念話で思考に割り込んできたものがいた。
──ちょっと待ってくれないか。
「ん? リレイアか? それともクリスクロス?」
──いえ、私ではありませんわ。私も特殊な思考波動を捉えましたが。
──おいらでもないぜ。
どちらでもないらしい。
ケータ達は身構えた。
リレイアとクリスクロス以外で、直接思考を脳内に送り込んでくるのはアルーダ様ぐらいだが、感じが違う気がする。
危険を知らせる波動は伝わって来ないし、落ち着いていて次の言葉を待った。
──私はグラムゼアという。この世界の神の一柱だ。君たちは私に連なる者達の起こした事件を終わらせようとしてくれているようだ。それを止めるつもりもない。私からもお願いしたい。しかし、その前に私と直接会って話をしてはもらえないだろうか。
なんと探していた神様が自ら出て来てくれた。
ケータはリレイアに目配せをすると、同じく目配せを返してきた。
こちらとしても話がしたいので了承する。
「ありがとう」
そう言ってグラムゼアはケータ達の前に現れた。
脳に響く声ではなく、実際の音声で話している。
纏うオーラから感じられる感覚から確かに神様だとわかる。
しかし、調子が悪そうだ。
影が薄いというか……存在感が希薄なのだ。
今まで会ったことのあるコモンの世界のルルカ様やルーラウ様、このアルファニアのアルーダ様と比べて。
「私が人の前に姿を現さなくなって随分経つのだが、この姿と声はちゃんと伝わっているのだろうか」
「はい。ちゃんとグラムゼア様のお姿もお声も聞こえております」
「おいらにも聞こえるぜ」
すると、グラムゼアはにっこりと笑った。
何というか人間臭さが感じられる。
「かしこまらなくていい。それに今の私はすでに神としての力も価値もない」
「えっ! それはどう言うことなのでしょうか?」
不思議がる僕に屈託なく笑うとアルーダは自分自身のことを語り出した。
グラムゼアは人前に現れる現神であること。
導いていた民が、グラーム教を興したが自分としては宗教とするつもりはなかったこと。
聖属性を主とする治療魔法を信徒に教えなかった理由は、神が直接教えた聖属性魔法が強力すぎることだった。
そこまでの話は、大体想像通りだった。
王都ソンの図書館で調べた内容といろんな町で集めた調査結果から理由については推定していたのだ。
聖属性魔法を教えると信徒が一気に力を持ち、他の宗教との軋轢を産む。
ただし、グラム・サーチとグラムゼア・ランスの様に教えた魔法の中に聖属性を含むものがあるのはリレイアの調査でわかっていた。
その後は『ヘイセニアの殺戮』について確認しなければならなかったが、神グラムゼアの口は重かった。
仕方ないので僕は今まで図書館で調べたことに加え、ゾバートの町で会ったアルザントから聞いた話を順に話した。
「なるほど……」
グラムゼアはそれに一つ一つうなづいて、ケータ達の調べた内容は真実であると言った。
そして、アルザントの名前が出た時は、目に見えて狼狽えていた。
「おお、アルザントは生きているのか」
「はい。元気でしたよ」
これはちょっと嘘だ。
生きてはいるが、酒浸りでかなり内臓がやられていた。
リレイアが治療して何とか持ち直したが、また深酒が続いたら……
「彼を始め残った信徒には辛い思いをさせた。私の力も衰えていたし、さらに大きな争いが起きる以上、姿を現す訳にはいかなかったのだ。だが、結果として見捨てるようなことになってしまった」
その話は知っている。
神グラムゼアは『ヘイセニアの殺戮』の事件後、一度たりとも姿を現さなくなった。
残った信者は散り散りになり、他教からの弾圧もあって宗教としての実体はなくなってしまう。
山に残る木こりや炭坑夫たちはグラーム教の信者であったことは隠して暮らすようになったが、追及されることはなかった。
すでに宗教としての実態を失っており、他教徒から見ても脅威にならなくなったこと。
わざわざ弾圧するためだけにこの険しい山脈までくる物好きがいなかったことからである。
そこまで話すと、グラムゼアは口をつぐむ。
その様子は気になるというのもあるが、明らかに不調であるように見える。
リレイアが尋ねる。
「グラムゼア様。何か調子が悪いようにお見受けしますが」
「ああ、あの出来事から神としての力の大半を失っていてね……かろうじて霊山の息吹を感じることで今の存在を維持できてはいるが、そのせいでこの付近の山から離れることができないんだ。人を導く立場の現神があのような事件を防ぐことができなかったのだから、当然の報いだが」
そう言って力なく笑う。
「……話が逸れたな。実は君たちにお願いしたいことがある。ある男を殺して欲しいんだ」
気を取り直して神グラムゼアはそう言った。
「その男の名前は?」
「スイズリー」
「!!」
尋ねた時に予想していた男と違う。
「ジャムラスじゃないんですか」
「ああ、ジャムラスじゃあない。彼のことは……できれば助けて欲しい」
ケータは混乱した。
「私にはわかっておりましたわ」
なんとリレイアは気づいていたらしい。
「おいらもだよ」
クリスクロスも。
「でも、ジャムラスを討伐する流れだったじゃないか。僕が悩んでるの知ってただろ?」
「ええ、でも悩んでいたのはジャムラスを殺さずにどうやって無効化するのかだと思っておりましたの」
「そうなんだ……どうしようか?……って、言っても解決するしかないんだけど……」
ケータは逡巡しているところでグラムゼア様が頭を下げる。
「……申し訳ない。アルーダ様を通じて事前に話しておけばよかった。元凶はスイズリーなんだ。今となってはな。そしてこれはとても危険だ。無理ならばこの件について手を引いてくれて構わない」
「そうなんですか。しかし、一度目にした限りではジャムラスが危険に思えましたが」
そう尋ねるとグラムゼア様は頭を振って。
「いや……ジャムラスが振るう力は所詮、人の為せる技の範疇なので……」
「『人の為せる技の範疇』って、それじゃあスイズリーは……」
「ああ……実はスイズリーは……神なんだ」
「「「!!!」」」
ケータ達は呆然とした。
「神と戦うのは無理です! 事象を書き換えることができる神に人が勝てるはずがありません。いつでも『後出しジャンケン』ができるようなものじゃないですか!」
「いや、そこまでの力はない。スイズリーは元々最下級の神であるし、この世に現れたことで制限を受けている。私の様にね」
万能ではないらしい。
しかし、リレイアが食い下がる。
「だとしても、余りにも危険ですわ。私、ケータを守り切れる自信がありませんの」
「ああ、だから手を引いてくれて構わない。アルーダ様には良く言っておくので……」
リレイアは何か考えている様だったが、ケータは先に決断した。
「いえ、アルーダ様は事情を知っていて、僕にこの話を持ってきたんです。それに僕自身もこの件を放っては置けません。覚悟を決めました」
「ケータ!! それは!……いえ、ケータがそう決めたのなら……」
リレイアは内心ケータを止めようとしたのだろうが、辞めたらしい。
「ありがとう」
ケータがそういうとグラムゼア様は泣き笑いのような顔になり、それから表情を引き締めて言った。
「すまない。ケータ達にお願いする」
「はい……ただ、今スイズリーがどこにいるのか掴んでいないので……」
ただ、引き受けるとは言ったものの相手の居場所がわからないままだ。
リレイアとクリスクロスの探索能力から言って、見つからないことはないと思うのだが……
「ああ、それについては問題ない。ジャムラスは私が再びこの地に現れたことを感じ取っている。スイズリーについては私にも存在が掴めないが、おそらくジャムラスに同行している」
「と言うことは……」
「そうだ。私に会いに来たのだろう。ジャムラスはワートコートまで来ている。町から連れ出すのは、私がやろう」
◇
翌日、ケータ達はワートコートから丸一日歩いたところにある廃村にたどり着いた。
そう。
あの『ヘイセニアの惨劇』があった町からほど近いところにある無人の村だ。
そこにジャムラスが現れた。
「よく来たな。グラムゼア様はどこだ。俺はグラーム教を復活させる。邪魔をするなら容赦しない」
印象が違う。
ロブナント領の村に来たときは、こんなに饒舌に話すタイプではなかったはずだ。
「気をつけて下さい。ジャムラスの様子が変です。周りにも何かが潜んでいます」
「おいらもそう思う。でも……どこにいるのかおいらにもわかんねぇんだ」
リレイアとクリスクロスにもこの何処かおかしなこの場所について確かなことがわからないらしい。
「防御はどうしようか?」
「安心して下さいませ、少なくともジャムラスに対しては。今回は準備ができておりますの。ケータは攻撃に専念して頂きますわ……スイズリーに関しては、まずいと思ったら全力で次元を超えてでも逃げます」
リレイアには自信があるような口ぶりと裏腹に焦りが見える。
だが、行くしかない。
すでにジャムラスの周囲には魔素が集まりつつあり、すぐに魔法を放ってくるのはずだ。
「グラムゼア・ランス!」
「くっ、!!!!」
魔法陣が急速展開し、空中に顕現したグラムゼア・ランスは七つ。
一つでさえ大変なのに、どうしてそこまでの魔力は発現できるのか。
それぞれが6つの槍状になっているので、42本もの魔法の槍が飛んでくる。
「まだ大丈夫ですの! ですが、ちょっと想定外ですわ」
リレイアはすでに張っていた対グラムゼア・ランス用の力場をさらに強化した。
だが、嫌な予感がしたケータは鉄壁であるはずのリレイアの防御をさらに魔法強化する。
パリィィィィィン
リレイアの力場は全て破られていて、かろうじてケータの詠唱した魔法で体に直接当たることだけは防ぎ切ることができた。
しかし……
「うわっ!」
ザザザザザ
ケータは魔法の力場を維持するのに大量の魔力を使われ、しかもその剣技に押され川縁まで弾き飛ばされる。
「魔力が強過ぎますの! これはジャムラスのものではありませんわ」
リレイアにも余裕はない。
もう、秘匿することなく全ナノマシンと全ボットを展開する。
放射状にまるで煙幕のようにナノマシンを拡がっていく。
さらに地を這う無数の虫のようなボット。
空中に飛び出す高機動型のドローンに見えるのもボットだ。
「ほーう。随分と大仰な仕組みらしいな」
「う、うるさいジャムラス。お前を操っているのはスイズリーだとわかってるんだ、だぞっ」
強気に言い放とうとはするが、ケータには余裕がない。
「ケータ。連続で攻撃をお願いしますわ。サポートと索敵、防御は担当しますの」
必死に叫ぶリレイア。
何か奥の手があるのだろうか?
もう考えても仕方がない、とばかりにケータも肝を据える。
「エアー・ブリッド! ウォーター・スピア! 連続全展開!!」
エラー・ブリッドは気弾でウォーター・スピアは水の槍で、昔クルゼナントの冒険者ギルドで絡まれて決闘した時に使った魔法だ。
ただ、あの時は力もセーブしていたし無詠唱だった。
今回は、全力でしかもイメージ固定のために魔法名のみ詠唱している。
これを連続展開しているので、攻撃は雨霰とジャムラスに降り注いでいる。
だが。
「効かんなあ」
放った魔法の全てがジャムラスにたどり着くまでに何かの壁に当たり砕け散る。
「構いませんわ。そのまま撃って下さい。それと聖属性も混ぜて下さい」
このままでは無駄な攻撃かと思ったが、リレイアには何か目算があるんだろう。
ケータは呪文を連続して唱える。
「追加展開! ホーリー・ショット」
「何っ!」
声が発せられたが、それはジャミラスからではない。
ホーリー・ショットの前に男が不意に現れ、手を振り薙ぎ払う。
「スイズリー!!」
「こんなもんを持ってんのかよ。全く邪魔くせー。もう、こんな人形に構っている暇はねーな」
そう言って、左手を掬い上げる動作をするとジャミラスは糸の切れた人形のように倒れ伏した。
ケータは駆け寄ろうとしたが、スイズリーから出る闘気に立ち止まる。
透明で何かはわからないが右手の形から何か持っているようだ。
禍々しい気が漂っている。
「この槍が当たるとかなり痛いぜ。いや、痛いじゃ済まねーだろうな。体がバラバラになっちまうからよ。派手に行くぜ。なあ、一撃でくたばったりしねーでくれよな。ちっとは遊ばせてもらわねーとな。クッ、クッ、クッ」
スイズリーは右手に力をこめると駆け寄る前には見えなかった透明な槍が微かに見えた。
あれはヤバイ。
おそらく、ケータの手持ちの防御魔法を総動員しても防げないだろう。
「まずいですわ。攻撃が無効化されますし、防御ができませんの。魔素を使った防御膜でも私の全科学的防御力場でも」
「こいつ人間じゃねーぞ。魔物でもない! おいらもどうしたらいいかわかんねーよ」
「一度引くか?」
「いえ、ケータ。申し訳ありません。逃げられませんの。次元を飛ぼうと、転移をしようとあの槍は魂のありかを貫きます。本質的に距離や位置は関係ないのです」
困った。
防ぐ方法がないのか。
リレイアもクリスクロスにも手がないらしい。
そう思っていたところに白い霧が唐突に広がる。
この感じは……
「スイズリー! 神の戒律を破ったものがどうなるかわかっておるな」
現れたのは神アルーダだった。
「うるせぇ! グラムゼア様を見捨てたお前に言われたかねーよ! 確かにオメーには勝てねぇがこいつらは生かして返さねぇ!」
スイズリーはそう言って正に神速でその禍々しい槍を投げた。
ケータもリレイアもクリスクロスも対応できなかった。
やられるっ、と思った瞬間。
その槍の前に立ちはだかる影が見えた。
「うぐぅぅぅぅ」
「「「「あっ!」」」」
ケータもリレイアもクリスクロスも声を上げた。
だが、スイズリーも目を見開き声を上げている。
槍に貫かれたのは、神グラムゼアだった。
「ついに最後の禁忌を犯したな。スイズリーよ。お前はワシが処断する」
アルーダは、スイズリーの放った槍をグラムゼアから抜き取り投げ返した。
槍はスイズリーに刺さる。
グラムゼアの顔色が回復し、スイズリーの顔色は青ざめ土気色になり倒れ伏した。
「スイズリーは死んだんですか?」
「いや、神である以上、死にはすまい。じゃが、ヤツには死よりも恐ろしい滅びを与えなくてはならぬ」
ケータはアルーダに尋ねたが、スイズリーは死んだ訳ではないらしい。
しかし、スイズリーは倒れたまま徐々に薄くなり消えてしまった。
そうこうしているうちに、グラムゼアはようやく起きるとジャムラスに向かって呪文を放った。
「グラム・ヒール……うぐぅぅぅ」
グラムゼアはジャムラスに治療呪文をかけて、また倒れた。
それを見てアルーダは首を振った。
「無茶をしよる。だが、大丈夫じゃ。ケータ。グラムゼアとジャミラスを信仰のあった山まで運んでくれんか?」
「いえ、俺は大丈夫です。グラムゼア様は俺が運びます」
ケータが返事をする前にジャムラスが、そう答えた。
それからジャムラスは眠るグラムゼアを抱え、険しい山道を登っていった。
同行するケータ達はそれを手助けしようか迷ったが、ジャムラスの背中は不要と言っているようだった。
一行は、何も言わずかつてグラムゼア教のあったサジトワ山に向かった。
黒幕はスイズリーだった。
ジャミラスは傷つき、彼を治療した現神グラムゼアも倒れた。
ケータ達はそのグラムゼアを支えながら、いよいよサジトワ山に向かう。
次回、『55話 サジトワ山を目の当たりにすれば』 10/14 投稿予定です。




