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羽田上ジキタリス

001


「へぇ、お父さんと住む事になったんだ」

「はい。正確に言うと前のお父さんですね。少し先の話ですけど」

 夏休みの一週間前、僕の高校では授業が短縮される期間。委員会や部活動も無く、ほぼ全ての生徒が昼過ぎには下校する。

 本当は鳥生と帰る予定だったのだが、何か予定が出来たらしく一人で帰ろうと思っていたところに、狙っていたように彼女ーー雨傘がやってきて今に至る。

 雨傘美寿。彼女の()()は解決したがその余韻はまだ続いており、どうやら彼女の母親と再婚相手の関係が急激に壊れたらしい。それを知った前夫が頭を下げて頼み込み、一定期間後に同居するとの事。

 詳しい事はまだ聞いていないし訊くつもりもないが、少なくとも今の家よりはましだろうと思う。母親は別として、雨傘本人にはその方が良いだろう。決して良い父親とも言えないが、完全な悪人と言うこともできない。妻にとって見た時と娘から見た時では違う人物なのだ。

「神崎さん」

「ん?」

「好きです。なので付き合ってください」

 ・・・・・・・・・・・・。

 なるほど。なるほどなるほど。先日の一件の疲れがまだ残っているらしい。そうでなければ今の聞き間違いはあり得ない。あり得るはずがない。なぜあり得ないかというと、雨傘と知り合ってまだ2週間弱、こうして普通の高校生として何のしがらみも無く会話をするのは今日が初めてなのだ。

 僕の一般的な考えとして、交際の申し込みとは夏休み前の短縮授業期間の帰り道に少し汗を流して歩きながら行うものではないのだ。それが良い悪いの話でなく、そうではなく、どんな曖昧な事象にも設定されている範囲から逸脱している気がしてならない。

 しかも家庭の込み入った事情を話した後にだ。あり得ないだろう。

 だってそうじゃん。ねぇ?そうだよねぇ?だって彼女、僕の内臓とか切断された頭部とか見てるはずでしょ?覚えてるでしょ?そんなん僕を見る度に思い出すじゃん。嫌だと思う筈じゃん。

 彼女から見た僕ってあまり良いイメージではないと思っていたのだけど。助けられたという思いより現実的でグロテクスな記憶の方が鮮明だと思っていたのだけど。

「助けられた恩を返すとか、そういった意味ではありません。お返しとして私の身を捧げるつもりなど毛頭ありません。もし私の身体が欲しいなら、私ではなく宇宙を救ってから世迷言をほざいてください」

「ほざいてねーよ!」

 思ってもいないよ!今のは告白の続きなのか?それとも警告なのか?

「雨傘」

「はい。不束者ですがよろしくお願い致します」

「早い早い。返事が丁寧だけど早い。そうじゃなくて」

「何ですか?」

「何でその、告白したんだ・・・いや違うな。何かこう・・・」

「告白の理由ですか?聞きたいんですか?詳細に?そんな羞恥心を抉るような真似よくできますね。最低です」

「そこまで言ってないしお前は言い過ぎだし・・・いや、でもそれに近いかな。決定打というか、実は誰かに告白されたのは初めてだし()()に正解や不正解なんて無いと思うけど、何か違和感があるんだ」

「じゃあそこの喫茶店で話しましょう」

 氷柱のような人差し指の先には古風テイストな喫茶店。外から観察してみると昼過ぎなので店内の客は疎らだ。

 恩を返す為ではないーー彼女は本心からそう思っているのだろう。しかし当然、恩は覚えているはずだ。あんな形で僕は自己犠牲精神を発揮し、文字通り骨身を削って彼女を救い出した。助けた。なら本人がどう思おうと、恩返しのような行動を取ってしまうのが人の性だ。少なくとも彼女はそう言った意味で律儀な部類に入ると思う。

 無意識に操られる。操作される。

 いらっしゃいませ。何枚様ですか。

 二人です。

 こちらの席へどうぞ。

 とんとんとん。

「何にする?」

「大丈夫です。自分で注文できますから」

「そ、そうだよな」

 冷たくない?夏には冷たい飲み物が一番だけど、態度はほかほかであってくれよ。

 実はさっきのは本当に聞き間違いだったとか?

「涼しいですね」

「だな」

 注文したオレンジジュースを店員が運んでくるまで、僕と雨傘は一言も話さなかった。

 彼女は外を眺め、僕は彼女を見ていた。風の音が聞こえてくるような、そんな光景。

「綺麗だな。髪」

「えっ?」

 この少し驚いたような表情さえもーー妖艶とか愛くるしいとかの要素が混ざっていない。純粋に綺麗だ。だからこそ、そうだからこそ僕はーー

「雨傘、何でお前は毎日学校に来ていたんだ?」

「何で?高校生が学校に登校するのは当然です」

「確かにな。だけど、あんな習慣を背負っいたのに加えて学校なんて・・・絹を着せずに言うとお前は学年のほぼ全員から疎まれているのに」

「それは知っています。私がそう仕向けましたから。殺意の対象を増やしたくありませんでしたから」

「じゃあ何で」

「一人でいる理由が欲しかったんです。今の家は好きではありません。記憶が鮮明になるんです。母や名義上の父が私にした事や言ったことが、その場所に居ると記憶の表面に出てくるんです。そこを私の居場所としたくはなかった。だからーー他に私が行ける場所といえば学校くらいですから。学校では皆に嫌われる理由を私自身が作っていましたから、それだと私は一人でいることを自分で選べた事になるから・・・だからーー」

 だから彼女は学校に来ていた。()()()()()()ではなく()()()()()方を選んだのだ。周りを遠ざけているのは被害から守る為だと合理的な理由を付けて。そこまでして彼女は選んだ。

 自己防衛とエゴが混ざり合ったそれは、直視できない程に悲痛で哀れだと同情心を引き摺り出される。

「別に寂しい訳ではありません。人肌恋しくて貴方に交際を申し込むほど私は追い込まれていませんよ」

「・・・そうか」

「でも、そうですね。こんなにシリアスな雰囲気になってしまってはどうしようもありません。今日の事は無かったことにしてください」

「忘れろって言うのかよ。僕がこの状況にしたことは謝る。だけどーー」

「毎日言います」

「へ?」

「毎日、私は神崎さんに私の愛を伝えに行きます」

「ま、毎日ですか」

「はい。しかも時と場所を弁えません。学校において私に失うものはありません。校内放送を利用するかもしれません。あと少しで夏休みですが、毎日神崎さんの家に押しかけてインターホンが戻って来なくなるまで押し続けますから」

 いやいやいや、もう脅迫じゃん。校内放送って・・・本当にやるんだろうなぁ。この人。しかも想像の中でさ僕が居留守使っているのが前提ということはそれが僕にとって困ることだと理解しているじゃん。うわ目力強い。ただ目が合ってるだけなのに、眉も動いていないのに、よくこんな圧力が出るものだ。

 グラスも半分に席を立つ彼女。ここで止めなければ、ここで解決しなくては想像もつかない厄介事が実現するぞ。

「雨傘、良い方法を思いついた」

「はい聞きましょう。聞いた後に『透くん大好き』と書いたビラを付近にばら撒いて来ます」

 待って待って待って。それは良くない。何故ならただの嫌がらせで告白とは呼ばないから。

「いや、考えたんだ」

「何をですか?」

「雨傘とそういう・・・恋愛的な、交際関係を持てるのは素直に嬉しいと思う。だけどあの日の見返りとして、恩返しとして、それを利用しているのではないかという思いが消えないんだ」

「だからそうではないとーー」

「夏休み明けーーテストがあるな?」

「・・・ああ、そうですね。それが何か?」

「そのテストで僕が上位20%の成績を収めたなら」

「なら?」

「僕と付き合ってください」

 座りながらもしっかりと下げた頭部。どうだ。伝わっているか。見えているか。これがお願いをしている人間の頭頂部だ。刮目しろ!

「あの、何故テストの結果と交際に関係性を持たせたのですか?」

「例えば今、雨傘と僕が付き合ったとしよう。すると、僕が確実に浮かれる」

「浮かれる?」

「そうだ。お前みたいな美女が横にいる生活で、僕がまともな高校生を続けられる訳がないんだ」

「外見だけを褒められるのは、素直に嬉しいですね。もっと言って良いですよ」

「ありがとうございます。それでだ、その結果成績が落ちる、卒業が危ぶまれる、当然大学進学なんて夢の話になる」

「なるほど、私と付き合う前にある程度学力を高めようというのですね」

「それだけじゃない。僕はお前と同じ大学に行く。だから学力を同等くらいにはしなければいけない」

 嘘偽り誤魔化しなく全て本心。本当に本音である。自己分析の結果、状況分析の結果、事実を現実的に考えた結果、僕はこの結論を導き出したのだ。

「お前と一緒に歩くのに相応しい男になりたいんだ」

「神崎さん、学力だけが人間の全てではないと思います。少なくとも貴方がもし世界で一番勉強ができなくても、私にしてくれた事の価値が下がる訳でもないですしーー価値なんてつけたくありません」

 その通り。僕は彼女にそれ位の事をした。自分のエゴを押し付けたにも関わらず彼女は僕に好意を魅せる結果にしてしまった。それにーーあれは人によって計算されたもの。計画されたもの。それに操られているようで、仕込まれたイベントを消化するようで、それが我慢できないのだ。

「いや、僕はお前の気持ちに甘えない。甘えたくない。僕に試練を突破させてくれ」

「・・・分かりました。上位20%でしたか、うちは進学にも力を入れてますから大変でしょうけど、応援します」

「そうか。ありがとう。必ずお前にとって恥ずかしくない彼氏にーー」

「でも神崎さん、問題があります」

 はて、問題とは。僕の学力について?いや、そこを改善、向上させるというのが僕が自分に課した目標であって・・・。何のことだ。

「我が校は大きな括りで表すと普通科と進学科に分かれていますよね。夏休み明けにあるテストの作りはどちらの科も同じ、進学科はテストの数が多いのが特徴でく」

「あ、そうか」

「そうです。私はあの教室では一位の成績ですが、科混合の成績表ではそうもいきません」

 思い出した。普通科では混合のテストでは高得点を取るのは非常に難しいとされている。教科書の隅々まで読み込み、記憶していなければ高得点の見込みは薄い。

「一応、嫌味のつもりなのか何なのか、私達が貰う成績表には普通科のみの結果と二つを混合した場合の順位が記載さらています」

 そうだ。ご丁寧に横並びでそれぞれ場合の順位が記載されいる。普通科で良い成績を収めたからって調子に乗るなよ、的な意味だと捉えていたが彼女も同じだったとは。

「しかも、確か神崎さんって教室の成績表でも真ん中くらいでしたよね。それなのに、混合した場合の上位20%とは張り切り過ぎではないですか?私でもやっとそこまでいけるといったところですよ?」

「うーん」

 現実的に、僕が混合した場合で上位を狙うのは厳しい。というか無謀だ。無理。不可能。

 だけど普通科のみとした場合に、それは逃げていることになるのではないだろうか。あれだけ啖呵を切ったにも関わらず、思ったよりもハードルが高いからそれを下げるなんて・・・男らしくないだろう。

 たとえ無理だと思っていても努力で何とかなるかもしれない。むしろ、そのハードルを楽々飛び越えてこそ、だろ。

 よし、決めた。こういう時の決断は早く、そして声に出して言い切ることが重要だ。この気持ちが、熱意が、感情が冷めないうちに。

「進学科は除いて考えよう。普通科の成績の上位20%だ。これで決定だ」

「英断です」


002


 不在着信 鳥生天音 19:42

 Prrrrrrrr.....Prrrr.....

「もしもし?ごめんね、さっき電話しちゃった」

「いやシャワー浴びててさ、どうした?何か用だったか?」

 現在の時刻は8時20分。夜といえば夜なので折り返しの電話をするのは考えた。メールならまだしも鳥生から電話があるなんて珍しい、きっと何か文面には起こさない事や緊急のーーいずれにせよ折り返さなくてはいかないという思いの方が優ったのだ。

「あのね、少し話したいんだけど良いかな」

「うん・・・どうした。声が震えてるけど大丈夫か?」

「震えてないよ?大丈夫だよ?」

 そう。彼女の声は震えてもいないし、電波が悪い為にそう聞こえた訳でも無い。しかし、何かを不安がっているように感じた。

 察した。気が付いた。

 長年の友達だから。

「今日、雨傘さんと帰ったの?」

「え?」

「友達がね、私の友達がね、見たって・・・」

「まぁ、そうだな。一緒に帰ったよ」

 その後に告白されたが、それはばれていないだろう。ばれる。それが僕たち二人にとってはあまり宜しくない事だと僕は知っているーーがしかし、全てを誤魔化し、有耶無耶に広げて消す事はできない。それらを優先する事は不可能。

「仲、良かったんだね」

「最近な、噂と違って良い奴だよ」

「そっか」

「友達になったんだ。今のところ、お前の次に仲が良いな」

 声を上擦らせるぎりぎりで、そして少し声を抑え気味に言った。悟られないように、ついうっかり口が滑って嫌な言い回しをしてしまったように。

「そっかそっか。神崎くんに友達ができて、私も嬉しいよ。ごめんね。何か気になっちゃって。ほら、私って気になることがあると眠れないでしょ?だから・・・そう・・・」

「知ってる知ってる。お前を不眠症にはさせたくないし、聞いてくれて感謝するよ。じゃあ、おやすみなさい」

「うん!おやすみ。また明日ね」

「また明日」

 我ながら最低だと思う。何がかと言われれば、今の全てが僕にとっては苦痛だった。この痛みがなければ、罪悪感がなければ、抱かなければ人として終わっている。

「もう声を出しても良いですか?」

「あ、うん。ごめん」

「素直に勉強している間はスマートフォンの電源を切っていたから気がつかなかった。と言えば良いのでは?」

「まぁ・・・そうなんだけど」

 僕の部屋の、僕が普段勉強に使用している机の、僕が座っている位置の対面に着席しているのは、そう、何を隠そう雨傘美寿その人だ。

 僕は宣言した手前、いつもよりも気持ちを引き締めてでテストに臨まなくてはいけないし、雨傘は僕が優秀な成績を収めなければ僕と付き合えない。僕はあまり勉強ができない。そして彼女は、少なくともあの教室ではトップだ。

 利害の一致。その結果がこの奇妙な状況。自室にに女子が居るという現実からくる緊張が僕を縛る前に、彼女は何故だかいつも持ち歩いているという参考者と問題集を机に広げ、テスト範囲に沿った内容の授業を提案してきたのだ。

 恐ろしい程に準備が良い。まさかこの状況を狙っていたーー訳ない。そこまでできたらテストの答案さえ予想で当ててしまうだろう。

「勉強を教えると無理矢理この家に入ってきた私にも非がありますが、シャワーを浴びるという嘘は何ですか?暗に何かを私にアピールしているんですか?」

「違う。僕はそんなせこい真似はしない」

「妙な言い方をしないでください」

 勉強を教える感覚というのは一体どのようなものなのだろう。自分が分かっている部分をそこが分からない相手にそも教えるのは、大袈裟に言えば青色が分からない人物に言葉だけでそれを説明するようなものではないのかと思う。理解の手順も捉え方も違うであろうに、学ぶ側と教える側の苦労を比較できたとして重いのは後者だろう。

「はい、次のページに進みましょう。問題の中でわからない箇所があれば言ってください」

「なぁ、質問していいか?」

「早すぎます。もう少し考えてからにしてください」

「いやそうじゃなくて、実際的な質問だよ」

「何ですか?」

「集中していて気が付けなかったけど、もうそろそろ帰った方が良い時間じゃないか?もう暗いし、家まで送るよ」

 いくら夏とは言えども夜。街頭こそあるものの暗いものは暗い。このまま彼女が泊まるわけにもいかないだろう。

 勉強には良い緊張感だが、雨傘が居ると家なのに落ち着かない。

「今日は家に帰宅が遅くなる旨を連絡したので大丈夫ですよ」

「いやいや、ほら、家の方も色々と事が動いてる時期だろ?だから・・・さ」

「なるけど。そこを、いえ、そこも気にかけていたのですね。そこも安心してください。私の希望は3人に伝えてありますから」

「そっか・・・。でも今から雨傘の家まで行っても9時前の到着になるんだぞ?時間が時間がことに変わりはない。送るよ。僕はお前をしっかりと送り届けてから、まぁ、勉学に励むとするよ」

「いえ、実はそのーー」

 あの雨傘が言葉を詰まらせるなんて珍しい。言い難いことだろうか。()()()()()()()()()()()()()()

「家にお邪魔させて頂いたので、親御さんに挨拶をしてから帰ろうかと思っていました」

 ここは10階建てのマンション。単身赴任や独身の入居者がほとんどで、ウィークリーマンションとしても利用できる。高校生が1人で住むには少し広いが、2人以上の家族となると少し手狭だ。

 家計の調子の問題で十分な広さに住めないーーのではない。片親の家庭だし僕は一人っ子、高校卒業後はすぐに一人暮らしをする予定だからこの物件でも問題無いーー訳でもない。

 この家には僕しか住まない。家族はここには住まない。僕に親はいない。ずっと前から。

「2人とも出張中だよーーって誤魔化すつもりだったんだけど、今まで、たまに親の話題が出た時はそうやって誤魔化してきたんだけど、雨傘には事前に知っておいて欲しい」

 ここで『事前』という言葉を使ったのは失敗だ。これだと僕がもう彼女と恋仲になるつまりでいることが露呈していることになる。もしそうだとしてもそれは隠すべき事で、我ながらに動揺が見られる。

 一呼吸おいて、さぁ。

「いえ、もう帰ります。送ってください」

「え、あ・・・分かった。送っていくよ」

 おそらく雨傘も質問する前から色々と考えていたのだろう。

 今は彼女に必要のない気苦労を掛けたことに対する反省の気持ちよりも、無理矢理だがさり気なく気を遣ってくれたということへの喜びというか感謝の方が大きい。

 僕は話しても良かったのだが、それは彼女にもそれを背負わせてしまうのと同義である事に気が付かなかったのはきっとーー知って欲しいとも思っていたからだ。

 押し付けたい。この重みを誰かと分担したい。

 僕は良い加減、この自己中心的な考えを改めなくてはいけない。

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